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企業の合併と買収の違い
ずばり、企業の合併と買収の違いは何でしょうか? 合併は資金が要らず、買収は資金が要る、ということなんでしょうか?
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あまり細かいことまで説明すると混乱しそうですので、基本的な部分を説明します。 ずばり、売買の対価として、自社の株式を渡すか、現金で支払うか、という点が大きな違いです。 合併するとなると、合併する側(存続会社)と合併される側(消滅会社)が、組織上1つになります。 消滅会社の株主(出資者)はその保有する株式を合併によって一定の割合で存続会社の株式に 交換することになります(現金にはなりません)。 今あるメガバンクは、この手法を用いています。 また、オリックスと近鉄もこの手法になりますね。 買収にはいろいろな形態が有りますが、買収される側の株式を買い取ってしまう方法(株式買収)と、 一事業部門の資産や負債を買収する方法(営業譲渡)が代表的です。 株式買収であれば、買収された側も企業として存続します。近鉄/ライブドアがこの形態ですね。 買収される側の株主にお金が入ります。 営業譲渡は、その事業部門を売った企業にお金が入ります。 おっしゃるように、合併は基本的にお金がかかりません。但し、買収する側の株式を渡すことになり ますので、合併比率によっては、買収される側の株主にかなりの株式シェアを握られてしまうことになります。
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回答ありがとうございます!しばらく誰の回答もなかったので、諦めようと思ってたところでした。分かりやすかったです。 詳しいことはもっと自分で勉強してみますね。 回答ありがとうございました。