小説「橋のない川」で

質問

主人公畑中孝二と杉本まちえは結ばれたんでしょうか？

５巻まで読みました。この２人が最後どうなったのか教えて下さい。

回答No.1

sharako3

「橋のない川」は当初六部まで書かれいったん完結しましたが、その後２０年を経て作者が９０歳のときに第七部が書かれました。

第七部の「あとがき」には『野望を起こして「八部執筆」を覚悟しました』との一文があります。

しかし、八部が書かれるよりも作者の寿命がつきるほうが先でした。

孝二とまちえは、七部までの間には結ばれてはいません。たぶん八部以降が書かれても、結ばれることはなかったのではないかと、わたしは考えています。

お礼

sharako3さん、さっそくありがとうございます。

そうですか。時代が時代だけにやはり無理なことだったんでしょうかね。

まちえもやっぱり孝二のことが好きなんですよね？
結ばれないにしても、２人がお互いの思いを確かめあうことはあったんでしょうか？それとも何も言えないまま…。

９０歳を超えて八部まで考えた住井氏の書き尽くさねばと言う執念、すごいものがありますね。

ありがとうございました。