暗い小説ばかり好んでしまいます
読書家ではないのですが、人が生きる上での苦しみや葛藤を描くような日本の私小説、また、差別など社会問題(例えばハンセン病や水俣病を扱ったもの)など、読む本と言えば昔から内容の暗い物ばかりでした。
現代の、平易な小説は殆ど読みません。
と言うより、読んでみたいという気持ちがほとんど湧きません。
自分の知らない苦悩の世界を知ることを、いつも渇望しているようです。
知ることで幸せな気持ちになったり楽しくなったりもしないのに。
なぜなのか、自分のことなのに、その謎が解明できません。
そして、そんな自分を恥ずかしく思っています。
こういう自分は、やはり普通ではないのでしょうか。
何か病的なものがあるのでしょうか。