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北朝鮮が米国に敵対する訳
北朝鮮のミサイル問題が賑わせていますが そもそも北朝鮮がそこまで米国に対して敵対するようになったのは 何故ですか? 米国に何かされた恨みでもあるのでしょうか?
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日中戦争から朝鮮戦争に至る期間、金正恩の祖父である金日成は中国共産党の中で徐々に力を蓄え、旧ソ連の協力を得て、終戦時の1945年には北がソ連、南がアメリカというかたちで分断されるが、その時点での北の代表者。 1950年にソ連と中国をバックに北が38度線を越えて南侵、朝鮮戦争が勃発する。 3年にも及ぶ同族同士の戦争だったが、1953年の休戦協定により、64年以上経過した現在も尚、戦争は終わっていない。 太平洋戦争が終結した後も、ソ連、中国などの共産党勢力拡大(赤化)を懸念するアメリカは、在韓在日米軍を温存し、今なお睨みを利かしている現状がある。 戦後の韓国や日本での米軍基地の存在理由、目的は、あくまでも、当時の赤化対策というよりも、極東における共産主義社会主義と自由主義資本主義との思想的勢力のバランスと、それに伴う軍事バランスにある。 こうした理由からも、アメリカの視線は,常に軍事的野心に余念のない現ロシアと、経済的軍事的にも膨張し続ける中国を向いていなけれならない。 つまり、アメリカの視線の先には、本来、北朝鮮はないのだ。 ところが、南北統一という、もはや、絶対実現不能の理想を含めて、北朝鮮にとっての在韓米軍の存在は、金日成以来の夢を妨げる最大の障害。 さらに、北朝鮮の非人道的政治形態や核開発などに対するアメリカによる度重なる制裁の中で、自らの非を認めることを知らない北朝鮮の指導者である金正日、金正恩は、全く見当違いの感情だけを膨らませていく。 東西(社会主義と資本主義)構造の中で、アメリカの見つめる先には、常にロシアと中国が存在していたが、アメリカが北朝鮮を何の理由もなく敵視政策、制裁などしたことはない。 要は、今回のようなミサイル発射にまで威嚇をしなければならない理由があるとすれば、南北統一の妨げとなる在韓米軍の排除のみ。 それ以外に理由があるとすれば、単なる逆恨みということでしょうね。
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- tzd78886
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朝鮮半島が日本の廃線によって日本から切り離された後、南と北でそれぞれ政権ができ、朝鮮半島を支配しようとしました。その時北側を支援したのが共産圏で南を支援したのがアメリカです。初めは北側が優勢でほぼ全域を支配しそうになりましたが、アメリカが加勢したことによってそれが阻まれて(とりあえず)今の状態に落ち着きました。もしアメリカが支援していなかったら確実に全域が北側に組み込まれていたはずで、それを阻んだアメリカは不倶戴天の敵なのです。
お礼
回答 有難うございました!m(__)m 結局は米国のせいで 自分らの欲望が叶えられたかったから 米国を憎んでいる訳ですね~
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お礼
回答 有難うございました!m(__)m 遅くなってすみません! 逆恨みですか? 米国に南北統一を邪魔された恨みって言う事じゃないですかね~ 間違えたら自殺行為になるかもしれない ミサイルで威嚇する事がまったく ナンセンスですよね~