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北朝鮮ミサイル複数発射予定でも米国迎撃せず?
どうやら北朝鮮は長距離ミサイル発射後に相次ぎ他のミサイルも発射するようですね。 北、中・短距離ミサイルも準備 テポドン直後に発射か http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090329/plc0903290112001-n1.htm それでも日米安保で同盟関係にある米国は自国を狙っていなければ迎撃しないと言っています。 米標的以外なら迎撃せず=北朝鮮ミサイルでゲーツ長官 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009032900204 日本が攻撃されても米国が助けてくれない安保ってあると思いますか?
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- sudacyu
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国際政治・軍事の常識をもっと勉強してください。 中・短距離ミサイルの日本海洋上への発射なら、迎撃の必要もなければ、迎撃する国際法上の権利も主張できない。 迎撃して打ち落としてしまえば、北朝鮮に外交上のポイントを与えることになってしまいます。 日米安全保障条約の意味・内容を知っていますか。 日米安全保障条約によって日本に駐留している在日米軍は、攻撃力に特化しています。 持っている兵器は破壊力が大きく、外国の特殊部隊が日本に上陸して都市部で戦闘を始めた場合などには、周辺に住んでいる日本人・建物も含めて丸ごと破壊はできますが、敵だけを排除するという戦い方をする装備は基本的には持っていません。(アフガニスタンでも、どこでも、アメリカ軍が敵と戦うと、民間人が大勢巻き添えになります。他国の民間人の人命より、米軍兵士の命の安全を優先します。) アメリカ大使など、アメリカ政府高官は、常々から「日米安全保障条約は抑止力である」と言っています。 分かりやすく言うと、日本を攻撃した国は、アメリカの敵として攻撃してやると言う約束です。日本が攻撃されたら守ってやると言う約束ではありません。 日米安全保障条約のに基づく、在日米軍・自衛隊の装備や部隊構成から言えば、米軍主力が反撃に出た後の空っぽの米軍基地を守るのも、自衛隊の役目です。在日米軍には広範囲の守備能力が欠けています。 自衛隊は憲法上、日本を守る権限しかない。米軍基地は日本にある。だから、米軍基地は日本が守っても差し支えない。と言う形です。 北朝鮮が日本を攻撃すれば、アメリカは大喜びです。 北朝鮮の軍事拠点に次々とミサイル攻撃していくでしょう。(イラクの二の舞にならないように、陸上侵攻は行わないと思われます。) 北朝鮮の脅威を根本的に解消できる上に、使ったミサイルの請求は日本に回すことができ、新しい武器を不況対策として日本の費用で買うことができます。
- wo5wo
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米国は日本・韓国の近隣当事国を今のところ尊重してますからね。 韓国がここに来てオジケづいて及び腰になり、日本は「日本に危険が及ぶ場合には迎撃する」としていますから、米国もその方向の対応なのは折込済み。 もっとも日本は迎撃可能領域に入って来ないと迎撃できないわけで、原理的にミサイル本体の迎撃は日本には不能なわけだが… それから北朝鮮の元山付近で短・中距離ミサイルの発射準備があるのが発見されたのは数日前。 これは北朝鮮が脅しを掛けていた「正義の報復打撃戦」用の、つまりは「敵の本拠地」を報復目的で攻撃するためのミサイルの可能性が大。 はっきりしませんが、「実験用」の短・中距離ミサイルではないと思う。 人工衛星と主張してテポドン改ミサイル発射するんだから、相前後して短・中距離ミサイルを発射したら、テポドンの人工衛星説を自ら否定してしまう。 つまりは、報復用、或いはテポドン迎撃抑止用。 んで、この報復用の短・中距離ミサイルが発射された時点で、米国は動くと思うよ。 報復とは軍事攻撃なので、この場合の非は北朝鮮にあるが非がどちらにあるにせよ、日本や韓国が攻撃受ければ米軍出動。 ミサイル基地の空爆か、対地ミサイル発射。 それに対抗して北朝鮮が地上軍を動かせば、やっとのことで本格戦が開始。米韓連合軍の出動ですね。日本も米軍艦艇に注油してあげたりで、忙しくなるかもね…w そして自衛隊の迎撃ミサイルはこの時点で大活躍するかもしれない。 このシナリオは韓国は避けたいだろうから、まあね、今でも韓国はビビリ過ぎるくらいにビビッてるから。案外臆病ですね、韓国人。 北朝鮮は韓国高官に向かって直接に非人道的大量破壊兵器(毒ガス・生物兵器など)の所有と行使を匂わして来たから、脅しかけたら使うでしょう。 さすがにそうなると北朝鮮は破滅だから、最後に核兵器を持ってるだけ使うだろう。 だが、短・中距離ミサイルを、わざわざ見えるところに準備してくるって、脅し目的見え見えですが。地下ミサイル基地が沢山あるのに。
- Vwiyoonn
- ベストアンサー率35% (162/455)
日本が攻撃されても、とされていますが今回のものは名目上だけのものでもあくまでも『衛星の発射実験』であって、それを撃ち落とす権限はどの国家にもありません。ミサイル防衛システムの配備は(政治家-官僚双方のいろいろな腹積もりもあるようですが)、予定外の場所に落下したブースターなどが国土に落下することによって被害が生する可能性が高いと判断された際のお守り、という措置です。 しかし、北朝鮮もまた、万が一にもそんなことがあろうものなら、国家終焉の時が一気に迫ってくる訳ですから、そこでヘマをすることは考えにくいでしょう。増して、破片が日本の国土上に落ちるなんてことがあれば、ミサイル≒ロケットブースターの性能を詳細に把握されることとなるので、彼らにとっても好ましいことはないんです。ヤクザは自分で手をださないからこそプロとしてやっていけるのとおんなじことです。 一方で米国にしても、万が一(ってほどの信頼性は期待できないようですが)MDシステムが売り口上ほどのものじゃないなんて評価が下されようものなら、ただでも落ちている米国の威信をさらに落とすこととなり(仮に、東欧に配備する予定のMDシステムが役立たずだなんて思われでもしたら、欧州圏の国々では国家戦略ガタガタですよ)、使ってもらわないことが米国にとっては最も好ましい選択肢なんです。 そして、ミサイルの発射実験が行なわれたとしても、これまた『実験』で、着弾地点は時刻の領海上や公海上なので他国ががたがたいうほどのことでもないんです(そりゃ、ま、気味がいいもんじゃありませんけどね)。米国防総省も日本はちょっとばっか騒ぎすぎじゃないの? と自制を求める意味でそう発言したんでしょうね。
- argue
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そもそも今回はミサイルの射程上、弾頭が日本近辺に落ちる可能性がほぼ無いですから。 今回発射されるであろうミサイルは大陸間弾道弾(ICBM)というカテゴリに属するシロモノで、こんなもんに対処できるのは今のところアメリカ本土に配備されているGBIという迎撃ミサイルくらいです。故障かなんかで日本にブースターとかが落ちてくるかもしれませんが、それだったら日本が自分で迎撃すればいいことですし。 あと、イラク派遣は日米安保とは何の関係も無いですから。アメリカは日本の防衛に協力する必要があるけど、日本がアメリカの防衛に付き合う義務はありません。 条文はかなり短いんで一度目を通すことをお勧めします。 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19600119.T1J.html
- Willyt
- ベストアンサー率25% (2858/11131)
米国はこの程度の火の粉は当然日本自身が振り払えるという認識の下でえの言明ですから、極めて妥当なものだと言えます。
お礼
なるほどMD網への自信の表れって感じなんでしょうかね。
- ozunu
- ベストアンサー率14% (240/1644)
安保条約は、アメリカが無条件に日本を守ってくれる条約ではないですよ。
お礼
共同協力する関係だから日本もイラクとかへ行ってますよね。 どんな条件なら迎撃するんですかね?
お礼
可能性は低いですよね。 やはりなにかあったとしても日本のMDで十分対応可能だってことなんですね。 リンクありがとうございます後ほどゆっくり読ませていただきますね。