VR
最も役に立つ分野は、おそらく軍事だと思います。無人機や無人戦車はVRによる映像を見ながら操縦者は遠隔操作することになるでしょう。
災害における被災者捜索でも、通常の映像よりVR映像のほうが発見率は高くなるでしょう。
エンタテインメントでは、例えば野球の審判の頭の上にVRカメラがあれば、審判目線の迫力の席で試合を見ることもできます。またレーシングカーにVRオンボードカメラがあれば、白熱のレースをVR映像で見ることもできます。まだインターネットが普及し始めた頃、動画を生配信するなんてことは技術的にも通信速度的にも夢のまた夢でした。けれど動画が生配信できるまでにネットインフラが整うまで、20年とはかかりませんでした。既にYouTubeではVR動画が沢山アップされていますから、そう遠くない将来に「VRで見るコンサート」「VRで見るスポーツの試合」などが出てくるでしょう。それを有料コンテンツにすることができれば、コンサートも会場のお客さんだけではないVR視聴者からも収入を得ることができますね。
もちろん、エロ方面も夢がひろがりんぐです。既にソフトオンデマンドが試験的に作品を出しているそうですね。憧れのあのAV女優さんがさも自分の上で腰を振っているように見られるのです。このVRエロ画像とTENGAの組み合わせは、我が国の少子化と草食化に一層の拍車をかけ、風俗業界に壊滅的な打撃を与えるかもしれません。風俗業界に否定的な人たちからすれば、町からいかがわしい店が減るというのは悪くない将来のはずです。
3Dプリンター
現在の業務用プリンターも、十数年後くらいにはあるいはもっと早く、同じ程度の性能の家庭向けプリンターが開発されることでしょう。
今から約30年前。パソコン用のプリンターって30万円近くしたんですよ。しかもモノクロで写真もプリントできないのにね。Windows95が出た頃でいくらだったかなあ。ようやくカラープリンターが出回り始めた頃で、でも高かった記憶があります。それが今やいくらカートリッジで儲けを出す商法になっているとはいえ1万円以下で買える時代となっています。きっとどんどん値段がこなれるようになるでしょう。
そうなると、手先が器用というかDIY好きな技術系の人たちがいろんなものを自作し始めると思います。ちなみに他の方も指摘しているように、既に銃の部品を3Dプリンターで作って逮捕された人がいます。しかし現実問題としては、熱に弱い樹脂で銃の部品を作っても強度があまりにも不足して実弾を発射することは不可能です。警察もそれは分かっていますが、もの好きが同じことをしないために早めに見せしめのタイーホをしたようですね。日本はこと拳銃に関しては死ぬほどうるさいのです。不思議なことに、ライフルだと割と寛容なのにね。
お礼
詳しく回答ありがとうございます。昔のプリンターって30万円近くしたんですか。かなり高価な機械でしたね。確か2004年ごろのWindows XPパソコンって20万円以上は普通にしてたような気がします。今じゃアマゾンで5万円以下でWindows 10のノートパソコンが買えるみたいですからね。
補足
ちなみに自分は、動かないけれどとりあえず人が中に乗れる 車を3Dプリンターで作ってはみたいです。ペダルカーでもなんでも。 ただそれを個人で実現できる日は来ると思いますか?