はじめまして♪
現代の様な高度な鮮度維持が出来る流通販売が出来なかった頃は、イワシは生臭い魚、というイメージが付きまとっていました。
先に「鰯七度洗えば鯛の味」という事例が出ていますが、これは高度でシッカリ手間をかけた調理人であれば、生臭実を感じさせずに美味しいお造りも出来る。という調理人で言われる部分です。
一般大衆的には、「腐っても鯛」という表現もありますので、実際に七日放置すれば腐ってしまい、腐った鯛と同じ。という事を裏返して、すぐに調理すれば高級魚と同じように美味しく食べられるから、買ってね。という「売り文句」では無いでしょうか?
昔の小さな商店や行商さん、地域や個人での言い回す「売り文句」も、かなり個性が有りましたので、そのうちの1つ。と解釈すれば良いと思います。
間違っても、七日経過すると、イワシが鯛に成ることは有り得ません(笑)
つまり、冗談(ジョーク)を交えた「売り文句」と解釈するのが、一般的でしょう。
(最近は、こういう「冗談」や「ジョーク」に、「七日経ったら、鯛にならず、腐った。」としてクレームを言う人も居ますが。。なんだかなぁ~、、、)
そもそも、大きいイワシなら食べごたえも在りますが、小イワシは、一匹あたりの手間は同じなので、面倒で好まれず、商品価値もかなり低いもの。
ヘタをすれば、稲藁と洗った小イワシを野積みして、堆肥(肥料)に使われたりもしましたし。
(ちゃんと水洗いしませんと、塩分が畑に悪影響を与えたりします。)
そういう、商品価値が低い物を、なんとか買ってもらおう。と言う事で、「売り文句/売り口上」が考え出されたのでしょう。
お礼
大変参考になりました。ありがとうございました。