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生活モデル
最低賃金または、生活保護費での生活モデルの例ってありますか?
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- 兼元 謙任(@kanekaneto)
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最低賃金、生活保護費の金額が何を元にきめられているのか? きっと、それぞれに根拠はあるのでしょうけど… 上を見ればキリがない、下を見でもキリがないわけです。 衣食住にどれだけかけ、加えて趣味、通信費などにいくらかけるのか? "女性の生活保護費「291,580円」の支出内訳です。 家賃 56,000円 娯楽・習い事 40,000円 食費 43,000円 日用品代 37,000(ストーブ購入)円 光熱費 13,500円 灯油代 4,000円 携帯電話 26,000円 医療費 2,700円 固定電話 2,000円 被服費 20,000円 おやつ代 7,000円 給食・教材 13,000円 交際費他 12,000円 残り 15,380円 「生活保護はいらない」と言う人もいますが、本当に働けない事情がある方もいるので撤廃は極論だと思います。また「税金でお金貰ってるんだから、娯楽はいらないだろ」という意見についても、人間として健全に生きていくためにはある程度の娯楽や交際は必要。" https://www.webernote.net/news/seikatsuhogo.html 日本国憲法では「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を保証しているので "第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。" https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC25%E6%9D%A1 つまり、 「健康で文化的な最低限の生活」ってどんなものを意味するのか? 「健康」「文化的」「最低限」どれも解釈が非常に難しい問題ですね~ なぜなら、この解釈は個々人や政府など、立場によって、また、時節によって変わるものですからね… "いずれにしても、一ヶ月あたり8万円弱(東京都内・単身者の場合)の中から水道光熱費・食費・通信費や衣料その他必要な出費・娯楽教養など「その人がその人である」を可能にする出費 をまかなうことは、容易なやりくりではありません。" "私の若い友人の一人に、生活保護を利用していた精神障害者の女性がいました。 … この女性は、衣服に対する関心が大変強く、部屋は衣装タンスのようでした。また、読書と音楽鑑賞を愛好していました。一ヶ月あたり2~3万円程度は衣服に、1万円程度は書籍やCD(まだCDの時代でしたから)に使っていたかと思います。 いくら障害加算がついているといっても、一ヶ月3~4万円を衣服・書籍・CDに使うと、生活は大変です。彼女は水道光熱費や食費を極度に節約していました。" https://news.yahoo.co.jp/byline/miwayoshiko/20140823-00038505/ "(地域別最低賃金の原則) 第9条 賃金の低廉な労働者について、賃金の最低額を保障するため、地域別最低賃金(一定の地域ごとの最低賃金をいう。以下同じ。)は、あまねく全国各地域について決定されなければならない。 《全改》平19法129 2 地域別最低賃金は、地域における労働者の生計費及び賃金並びに通常の事業の賃金支払能力を考慮して定められなければならない。 《全改》平19法129 3 前項の労働者の生計費を考慮するに当たつては、労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるよう、生活保護に係る施策との整合性に配慮するものとする。" http://www.houko.com/00/01/S34/137.HTM (改正はこんなにされてます。 昭和34・4・15・法律137号 改正昭和43・6・3・法律 90号-- 改正昭和44・7・18・法律 64号-- 改正昭和45・5・16・法律 60号-- 改正昭和55・11・19・法律 85号-- 改正昭和58・12・2・法律 78号--(施行=昭59年7月1日) 改正昭和59・5・8・法律 25号--(施行=昭59年7月1日) 改正昭和60・6・8・法律 56号--(施行=昭60年10月1日) 改正平成4・6・3・法律 67号--(施行=平5年4月1日) 改正平成10・9・30・法律112号--(施行=平11年4月1日) 改正平成11・7・16・法律 87号--(施行=平12年4月1日) 改正平成11・7・16・法律102号--(施行=平13年1月6日) 改正平成11・12・22・法律160号--(施行=平13年1月6日) 改正平成13・4・25・法律 35号--(施行=平13年10月1日) 改正平成14・5・31・法律 54号--(施行=平14年7月1日) 改正平成19・12・5・法律129号==(施行=平20年7月1日) 改正平成20・5・2・法律 26号--(施行=平20年10月1日) 改正平成24・4・6・法律 27号--(施行=平24年10月1日) ) "生活保護受給の仕組み 生活保護は、個人単位ではなく世帯単位での支給になります。 生活保護費は、物価や地価などの違いから各地域に「級地」という定めがあり、お住まいの地域によって「生活保護基準」が多少異なります。 級地や生活保護基準と、世帯全体の収入を比べて不足する金額が受給額となります。" http://seikatsuhogo.jp/shikyugaku/ ベーシックインカムという考えかたがあります。 ベーシックインカムはオランダや、フィンランドなど世界の各地で実験がおこなわれています。 "ベーシックインカム(basic income)とは最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想[1][2][3]。基礎所得保障、基本所得保障、最低生活保障[4]、国民配当[5]とも、また頭文字をとってBIともいう。フィリップ・ヴァン・パレースが代表的な提唱者であり、弁護者である。しかし少なくとも18世紀末に社会思想家のトマス・ペインが主張していたとされ[6]、1970年代のヨーロッパで議論がはじまっており、2000年代になってからは新自由主義者を中心として、世界と日本でも話題にのぼるようになった" https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0 "なかなか解決策が見いだせない、格差や貧困の問題。 全国で最も生活保護を受けている人の数が全国で最も多い大阪市では、年間およそ3,000億円を生活保護費に使っています。 生活保護の人にさまざまな就労支援をしていますが、仕事を得て自立した人の割合はわずか4%。 政策の効果がなかなかあがっていないと言います。" "フィンランド政府は全国の失業者から無作為に2,000人を選び出し、毎月およそ7万円を支給するベーシックインカムを始めました。 実験が始まって7か月。" https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/07/0727.html 人工知能やロボットが進化すると、人がこのベーシックインカムという制度で生活する社会が容認されるかめしれませんね… こちらも参考に! 「最低賃金」に関する質問と回答 https://sp.okwave.jp/search?auth_token=7279ee2aca40af59211b87498f1bea5e2c8d03c0&auth_token=&word=%E6%9C%80%E4%BD%8E%E8%B3%83%E9%87%91 「生活保護費」に関する質問と回答 https://sp.okwave.jp/search?auth_token=7279ee2aca40af59211b87498f1bea5e2c8d03c0&auth_token=&word=%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E8%B2%BB 良い考察を! 参考になれば幸いです。 画像 https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E9%80%9A%E5%B8%B3&srt=dlrank