構造改革で浮いたお金はどこへ?
省庁再編で行政の効率化が進み縦割りの弊害が無くなり財政が健全化する、
住基ネットで国民サービスが向上し、行政の効率化が進み、財政が健全化に向かう、
郵政を民営化すれば「年金・医療など社会保障が充実し、経済活性により雇用や消費され民間投資が拡大し、将来世代へのツケも残すことが無くなり、地方経済は活性化し地方経済の立て直しが行われ、戦略的外交が推進され安全保障が充実」との話でした(郵政民営化ポスターなどより)、富裕層の税負担を減らせば富裕層がもっとお金を使うように成り税収も増える、マイナンバー精度で国民サービスが充実し行政の効率が上がり将来の国民負担が大幅に減る、
医療費負担を3割負担引き上げで財政負担が減り持続的で充実した医療体制になる、
相続税控除を増やせばお金持ちの子や孫が沢山お金を使う用になり税収も増える、
年金改革により100年安心の年金制度になった、
企業減税をすれば投資が拡大し賃金は上昇し税収も増える、
と政治家さんやマスコミが説明していました。少なくとも上記改革前にはそうなると政治家の方々やマスコミの方々はそう言っていました。
例えば上記の改革により、国民の医療費負担が増えたということは医療関係者がそれだけ儲けが増えたということですし、行政が効率化したということはその分公務員の仕事が減り公務員が減ったり外注費用が減ったりしたということですし、富裕層の税負担が減ってお金を消費するようになったならそこで儲けた人が税金を支払ったり投資が増えたりしたということです。
ところが借金は減るどころか膨らみ続け、様々な国民負担は増える一方、生活に困窮する人も増え続けています。
これら改革によって浮いたお金、増えた税収、進んだ効率化によるコスト、これらはみんなどこへ行ってしまったのですか?
お礼
ゲノム編集技術などでもあり得る事は絶対にないのですね。