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いじめ
いじめがあっても「いちいちいじめで騒ぐな」と言うのはいじめ問題を放棄していたりいじめに肯定的と考えられますか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家松代 信人(@sainou) 知的発達障がい児教育の専門家
こんにちは。 考えられます。肯定的というより、人の気持ちが分かっていない、事なかれ主義、自分にふりかからないように逃げる体質があります。 いじめは、内容はもちろんのこと、継続期間が重要となります。些細ないじめでも、継続してしつこくしつこくされると、過去からの蓄積として子どもの心を破壊するものとなります。 「いじめでいちいちさわぐな」といっておられる方々は、継続期間といったファクターまでも考えていないで思慮不足です。 学校内部で、”それはいじめではない”として、見て見ぬふり、隠蔽体質があります。なにかというと、”遊びの一部””じゃれているだけ””冗談半分”ですませるケースが多いです。以下のようなケースでもです。 ・顔にマジックでいたずら書きされる ・服をとられて女子トイレに投げ入れる ・眼鏡を毎週壊される 海外で、上級生が一人ひとりについて、いじめがあった場合、家まで送っていく、いじめた子どもをしかる、暴力から守る、といった制度をとっていることろもあります。もちろん、これらの国でもいじめがないわけではありませんが、子どもの人権をまもるために手をつくす、できるだけのことをするのが、近代国家です。日本にはことなかれ主義がはびこっており、いじめについても対策が遅れています。もちろん例外的な先生もたくさんおられますが。 国をあげていじめ問題にもっとまじめに取り組んでほしいものです。学部設立問題などにエネルギーを使っていないで。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...
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