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参議院選挙で共産党なぜ惨敗?
先の参議院選挙では自民党が負けたと言われますが6年前の参議院選に比べてわずか2議席減です。それに比べて共産党は15議席から1/3の5議席への惨敗でした。志位委員長は例の如く路線に誤りは無かった、二大政党の流れに押し流されたという意味のことをいっています。 本当にそうなのでしょうか?比例得票数にしても6年前が800万を超え公明党をしのいでいたのに今回は430万票余りです。いったい何が有権者をしてこうも共産党を凋落せしめたのでしょうか。共産党はこの6年間とくに逆風となる問題もなく(筆坂問題はありましたが)住専問題や、宗男疑惑、イラク問題、年金問題点の追及など国会活動はめざましく、政党助成金の受け取り拒否なども筋が通っていると思います。 私は2大政党だけではなく公明党もふくめて第三極を目指す政党が、とくに参議院では必要と思っています。共産党はこのままでは党首討論にも参加できなくなり、又国会のチェック機能が一段と衰えることになるのではと危惧しています。
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私は、従来からの党員・支持者の離反という面が大きいと思います。 ここ数回の選挙で日本共産党は大きな打撃を受け続けているのですが、志位執行部は「敗北の責任は、二大政党制という風潮にある」と言うばかりで何ら責任をとらず、代々木に建てた豪華な本部に居座り続けています。 そればかりか、末端の専従に対しては「しんぶん赤旗3割拡販運動」のような非現実的なノルマを押し付ける一方です。 押し付けられる側の疲弊と不信感は、いかほどのものでしょうか。 また、インターネットの普及が民主集中制を揺るがしている側面もあります。ご存知のように民主集中制とは上意下達の命令系統で、党員同士の横の交流を規約で禁止しています。 ネットがない時代は党員の情報源は党の出版物が主でしたから、執行部への疑問が広まる機会は少なかったわけです。しかし今は、『さざ波通信』のようなサイトで匿名で自由に意見を交わすことができ、全国への意見の伝播が一夜にして起こります。 民主集中制の崩壊を恐れる執行部は、さざ波通信などへの攻撃を執拗に繰り返し、そのような姿がまた失笑を買っているのです。
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- bazarakm
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1) >比例得票数にしても6年前が800万を超え公明党をしのいでいたのに今回は430万票余りです。いったい何が有権者をしてこうも共産党を凋落せしめたのでしょうか。 共産党と社民党の支持者は共産主義又は社会主義、反米中心思想で共通しています 前回の得票は社民党に凋落傾向が出て同党の支持者が社民から共産へ流れたためです 元々共産と社民は同じ思想の選挙民を奪い合いしていたのです 市場主義経済、自由思想が日本に相応しいと思っている人達は両者とも認めていません 2)>共産党はこの6年間とくに逆風となる問題もなく(筆坂問題はありましたが)住専問題や、宗男疑惑、イラク問題、年金問題点の追及など国会活動はめざましく、政党助成金の受け取り拒否なども筋が通っていると思います。 日本の野党の国会対策は政府、与党の政策や行政などの難点を見つけることだけで終始しています 対案を考えるのではなく政府の足を引っ張ることだけで存在をアッピールしているわけですから費用も要らず走り回るのは選挙のときだけで足ります 配布された書類の難点探しをすればよいので政党助成金などは無くても運営できます 「国会活動はめざましく・・・」等とは程遠いものです 今回の選挙の例として年金問題がありますがこれとて勝ったと言われる民主党の年金一元案等は十年かかっても実現不可能と考えます 何故なら、公務員と自営業、自由業の人は反対するからです 公務員は民間企業勤務者より二割程度優遇され、自営、自由業の人はサラリーマンや、OLのように給与の全額が把握されていませんから月々の年金支払額が決められません 決定するべき案も無いまま強弁しているだけです 先に回答の方の意見にもありましたが今回の選挙はマスメディアが一斉に小泉降ろしを計画したということでしょう フジテレビは選挙公示前に自民党構造改革反対派の野中広務、古賀誠氏を出演させ、毎日グループのTBSは連日反米主義の筑紫哲也論を中心に報道してきました そういえば毎日テレビは前記した年金の民主党案を「選挙が終わりましたからこの話をします」などといって民主案が実現不能なことを先日放送していました 選挙以前はこのことは伏せていたのです 読売に関しては野球のリーグ問題における読売の将軍様の発言を見ても解るのではないでしょうか およそ国のトップを行くジャーナリズムの総帥というより 北の将軍様並といったほうが相応しいでしょう 自社の球団に他チームの主力選手を集めて経営するテレビ局の視聴率や新聞の売上を謀るなど利己主義の塊の印象があります こんなところも関連させて理解していかないと政治を見誤るでしょう
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 結果だけをみて判断してはいけない、その裏にどのような策動があったかを見なくてはいけないということでしょうか。 >日本の野党の国会対策は政府、与党の政策や行政などの難点を見つけることだけで終始しています 対案を考えるのではなく政府の足を引っ張ることだけで存在をアッピールしているわけですから かといって不正を見逃すことはないでしょう。それも必要なことです。 >費用も要らず走り回るのは選挙のときだけで足ります。配布された書類の難点探しをすればよいので政党助成金などは無くても運営できます >政党助成金必要ないものならぜひ廃止ねがいたいです。全て税金でまかなわれているのですから。 >「国会活動はめざましく・・・」等とは程遠いものです 他の政党との比較でよくやっていると思います。
- lisanakano
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共産党も社民党もはっきり言って政策の実現性はゼロです。理想は買いますが現実的では有りません。共産党については政権政党に着いた時には、全く異なった政策をすると思いますがまず無理でしょう。全世界で本当の共産主義政策の国家はいままでに一度も存在した事はありません。なぜなら全ての人が一生キリストか仏陀なら可能ですが!ただ崇高な理想は大抵の人は持っていますから社民党はともかく共産党は無くならないと思いますし、自民党、民主党の中にも左派から右派までそれぞれの政策についてすら考え方が違いますから偏る事は無いと思いますし其のチェックは十分にマスコミが行っていると思います。住専、宗男は自民党でなくても起きますしイラクに付いても同様です。ロシア、中国でも内部ではそんなに変わりません。チェチェン、チベットの一方的隷属支配等考えれば人間が人間である以上無理だと思います。ただ誰でもがこの社会のことをより良くしようと考えている間は、国会のチェック機能などと考えなくても良いと思うのですがそれより之は日本人より強く言えることですが自分の自我、思考というものをはっきり持たずかんたんにマスコミに左右されてしまう事の方が問題だと思いませんか?之は日本人特性かもしれませんが、韓国ブーム,ヨン様、ブランド、ガングロどれを取ってもマスコミが片棒を担いでいます。之はもう平和ボケを通り越して馬鹿そのものですが私たちは自分という物を確立する社会、世界という物に目を向けるべきだと考えますが!!!
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 政党である以上理想を掲げる事は必要だと思いますし、それが現実とかけ離れていればいるほど実現性はゼロと言うことになるのでしょう。当面の政策は結構実現性はあるようにも思えますが。 例えば他党が財源をどうするのだと反論すると共産党は、公共事業削減、軍事費の削減、大企業への課税強化党あげますが、それらをはなから話にならないと決め付けてよいのでしょうか。もしかしたら可能なのではないかと冷静に考えて見る価値はあると思うのですが。
- tanuki4u
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90年衆議院:523万票 93年衆議院:483万票 95年参院選:387万票 96年衆議院:726万票 98年参院選:820万票 01年参院選:433万票 03年衆議院:458万票 04年参院選:436万票 まず データを正しく評価しましょう。 ざっと、一部抜けているのもありますが、90年代後半に 基礎票 + 300万票ほど獲得していた。 というのが データの解釈としては正しいのでは? そして、時代背景を考えると、現民主党が確立せず、反自民票が流れ込んでいた。 この時代に、反自民票を受け入れられる体制に出来なかったことが21世紀入ってからの共産基礎票にだけに戻った理由でしょう。 政権を取るというのが政党の目的ならば、反自民票を受け入れられなかったことは、つまり路線の誤りでしょう。結果論的に言えば。 ※ 基本的に 政治は結果責任ですし。 凋落ではなく、元の木阿弥(?)というのが正しいのではないでしょうかね?冷戦後の獲得票数を見ると。
お礼
具体的なデータを記載して頂きありがとうございます。データから見ると共産党の基礎票(実力)は400万~500万票といったところでそれ以上は敵失や風向きによって変わるということでしょうか。よく比較される公明党がおよそ800万票で減りも増えもせずに 硬い支持者に支えられているのに対し時には期待されて躍進することもあるという健全な姿かもしれませんね。
- lvmhyamzn
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比較する対象が間違っています。 非改選が5なので、1議席減と考えた方が妥当です。 もっといえば、元の姿に戻ったと言うべきです。 前々回の15議席の方が異常な数値で、自民党の複数候補共倒れを共産がとったために、選挙区で共産が勝てたためです。 でも選挙で「大敗」したのは確かなのでそこに共産党への問題点を見いだすこともできないわけではないですが、1/3なったことへの理由を考えても間違った結論を導くだけです。
補足
回答ありがとうございます。 6年前の選挙結果ではなく3年前あるいは最近の衆議院選挙と比較すれば確かに指摘のとおりとおもいます。一連の選挙で負け続けている理由は政党自身で総括するしかないですよね。
この選挙で、共産党と共に惨敗と呼んでもいい負け方をした社民党。この二つの党が共通して訴え続けていたことが特にこの選挙では国民に受け入れられなかったと言うことでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり護憲や安全保障の問題でしょうか。
- inunofuguri
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以前は共産党に票を入れたこともあります。 今回は他の党にしました。 理由は、イラクで日本人が拉致されたときの共産党の対応です。 自衛隊派遣に反対しているのは分りますが、拉致された時に、それ見たことか!とばかりに撤退要求では、テロに屈することになります。 そのような党に票は入れられません。国を任せられません。 自衛隊派遣には反対だが、テロリストの脅迫を受け入れる形での撤退には反対といった対応をしてほしかったです。
お礼
回答ありがとうございます。 イラク人質事件の対応への不満とは思いつきませんでした。ただ撤退を叫んでいたのでは駄目で有権者は冷静にみているのですね。
お礼
回答ありがとうございます。 政策云々よりも体質的なものが問題と言うことになりますか。 かって民社党の米沢委員長は民社党はむろん他党と比類できない共産党が持っているものとして“強靭な(表現は忘れましたが)自己犠牲”の精神をあげていました。 しかし時代が変わっている今日、支持者も高齢化し、昔ながらの自己犠牲や民主集中制に固執していては展望が開けないかも知れませんね。