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バッテリー充電回路の参考書を教えてください
6V、10VA程度の小形鉛シール蓄電池を充電したいのですが、 回路例などで解説している実務書があれば教えてください。 アマゾンに紹介されている参考書は解説内容が解らない ものが多くて困っています。 よろしくお願いします。
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充電方法は電池と一緒に入っている取説に記載されています。仮設で充電するならその中のフローティング充電を採用すれば簡単です。フローティング充電とは電池を使用しながら常時一定電圧をかけて消費した分を充電する方法で、ただ定電圧をかけるだけで時間の要素がありません。この方法は充電状態が端子電圧に現れない他の形式の電池では採用できず鉛電池だけのやり方なので注意が必要です。ニカド電池のトリクル充電とは原理が違います。一方、充電、放電、充電、放電と行うのはサイクル充電と言います。 http://home.gyps.gs-yuasa.com/products/catalog_pdf/GYPS-B009O.pdf この場合、スタンバイユースがフローティング充電に相当します。6V電池は3セルなので、3×2.275-3÷1000×20℃=6.765±0.075Vの定電圧をかけて長時間放置します。 http://akizukidenshi.com/download/WP9-6A.pdf こちらは6.75~6.90Vと書いてありますから同じです。 フローティング充電では電流の指定が無くただ電圧の指定があるだけです。ただし、電池が壊れて電極が短絡しているという事はあり得るので、火災や破裂防止という意味の電流制限は必要です。要するに一般的な定電圧電源や実験用可変電源(安定化されたもの)を6.8Vに調節して接続すればいいです。私は汎用のスイッチング電源を使って留守中の車のバッテリーにつなぐことがあります。注意点は、停電時に電池から電源に電圧がかかり電池が空になったり電源を壊したりするリスクです。私はダイオードを介して接続し電池の端子電圧で電圧を調整していました。 サイクル充電器を作りたいなら、電池の取説に載っているのは停止電圧まで使用して空になった電池の充電時間ですから、完全に空でない電池の充電完了の判断は各社のノウハウがあり単純ではないので専用ICを使うのが良いと思います。
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- edogawaai
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すでに回答が有りますが CQ出版社から、充電回路に付いて 色々本が出ていますから参考にして下さい
- mdmp2
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鉛蓄電池の充電に関する解説書は電池メーカーのホームページで探すのがいいです。 一例としてパナソニックの鉛シール蓄電池の充電に関する資料のページを挙げておきます。 http://industrial.panasonic.com/cdbs/www-data/pdf/ACD4000/ACD4000PJ3.pdf これらの資料を基に充電器を自作するとなると、回路設計、部品調達、工作、等々、手間暇がかかります。 自作するなら、キットを利用するのが早道です。秋月電子通商のページです。 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00074/ このページにはキットの説明書へのリンクがあり、説明書には回路図もあります。 なお、ご質問では「6V、10VA程度の」とされていますが、バッテリの容量はVA ではなくAH(アンペア・アワー)またはWH(ワット・アワー)です。 10AH の電池は1A の電流を10時間取り出せる容量です。
お礼
丁寧な回答をしていただき助かりました。 ありがとうございました。