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本の出版に関するトラブル
私の知り合いが何年か前に、ある本を翻訳したいと自ら出版社Aに話を申し出ました。返事が全く来なかったので、出版社Bに申し出たところすぐに返事をもらいました。その後出版社Bと契約をし、出版社Aには断ったそうです。 契約では3月31日まで本を出版することになっていますが、翻訳は随分前に終わっていて本もすぐに出来るはずでしたが、出版社Bがなかなか本を完成せず、出版社Aが3月1日に先に同じ本を出版してしまいました。 本の内容は知り合いも読んでいないので同じか分かりませんが、おそらく知り合いのものを利用しているのではないかと思います。 知り合いの本はまだ出版されていません。今知り合いは先に出版されたことを出版社Bに相談するか迷っています。相談しても自分がパクったのではないかと疑われるのを恐れているからです。知り合いは翻訳家ではなく、純粋にある本をたくさんに知ってほしいと思っている方です。 誰か、どうしたらいいのか教えてください!知り合いは今とても落ち込んでいて、頑張って翻訳した本が1番に出せないことを悔しんでいます。悔しくて眠れないと言われました。 私は本の出版に詳しくありません。こういう時はどうしたらいいですか?
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- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7249)
話が変だと思うのは、原稿はどうしたのですか。 出版社Aに持ち込んで置いてきたりしていないでしょうね。 普通出版社に原稿を持ち込む場合は、1枚だけお試しとしてコピーして置いてくることはしますが、原本は一番大事なものですから必ず持って帰ります。 読みたいというなら、自分の前で原稿を広げて読んでもらい、終わったらとじて必ず持って帰るものです。 原則原稿は手書きのものですから、きわめて大事だという意識は共通のはずです。 ここで置きっぱなしにしたなら、相手は出版社ですよ、パクるのが当然です。 コピーするのに十分な時間を相手に与えてしまったら、おしまいです。 Aから返事がない、というのを、大事な原稿を人質にしてぼんやり待っていたなら、それは当人が悪い。 Bの原稿はどうしたのですか。AにわたしていないののだったらBに渡せます。 またいいますけど、手書き原稿だから世の中にひとつしかありません。 ちなみに、原稿を渡せたからBが出版作業にかかれたのではないですか。 Aに置き去りにしていなければ、Aが出版できるわけがありません。 だったら、私が危惧したことと同じことを考え、原稿は持って帰ったのではありませんか。 そこが話が変だということです。 仮に同じ本をAが出版するとした場合、原作がすぐに手に入り、版権の問題がないのであれば、誰でも翻訳なんてできるはずです。 学生を10人も雇えば数日で出来上がるでしょう。 仮に別人が翻訳してAから出版したなら、何も文句を言える筋合いではありません。 何を悔しがっているのでしょうか。 仮に第三者が翻訳して出版したのであれば、自分の権利なんかありません。 もし原稿を置き去りにしてそれをパクられたのであれば、自分の不注意ですから、悪いのは全部自分です。 いっては悪いけど、出版社なんて泥棒組織みたいなもんですよ。かじられることを覚悟して対応しないと、自分だけが被害者を気取るうつけ者になってしまうだけです。 最後にいいますが、まさか手書き原稿じゃないなんていうことはないでしょうね。 ワープロで作って印刷してAとBに持ち込んだなんていうなら、もはや権利の主張自体があやふやになります。 それは「ばらまいた」ということであり、ネット用語でいうと「拡散させた」のです。 筆跡もわからないもののどこに、自分のものだという主張ができますか。 翻訳なら、同じようなことばで日本語化したといったらそれもありうることですから、何の抵抗もできないことになります。 場合によってはB社の出版物にたいしA社が剽窃だという非難をすることもありえます。 そうなったら自分は被害者じゃなく加害者容疑者になってしまいます。悔しくて眠れないなんていう悠長なことではありません。 そういうことを考えてください。 そして、もし訴訟を受けた場合に対応できる資料をあらかじめ作っておくことです。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
私は本の出版に詳しくありません。こういう時はどうしたらいいですか? このような場合は、法律的に考えていくのがいいと思います。 1。お知り合い(甲さんとします)は原著者から翻訳の依頼を受け、翻訳権があるのか、 2。その翻訳の出版権は、出版社Aにあったのか出版社Bにあったのか、 3。出版社Aが出した翻訳が、甲さんの翻訳を使った法的証拠があるのか、 といったことで、甲さんに翻訳権があり、その出版に際して疑わしいことがあれば、弁護士さんに聞いてみればいいと思います。 少なくとも、どちらの出版社とも関係のない(これは慎重にお進めください、同業者を庇い合うのは世の常です)、第三者に聞いてみるのが安全だと思います。
お礼
ありがとうございます。第三者に相談してみます。 実はその本の著者は50年前に亡くなっていて、著作権がない本なんです。そのためプロでない知り合いが翻訳したいと思ったんだと思います。おそらく出版権はどちらの会社にもあるのではないかと。
お礼
ありがとうございます。 実は手書きではありません。本人が悔やんでいるのはやはり本の存在を教えてしまったからだと思います。ですがこの本は全然知られていないもので、ましてやその会社が知るはずもないような本です。出版したこと自体私は驚いています。 資料をあらかじめに用意するのに何が必要になりますか?もしよければ教えてください。