出版中止!?

質問

出版に関する事柄について、法律的な見解をうかがいたくご相談いたします。

知人（Aさん）は某出版社（B社）の企画会議を通り、数年がかりで原稿を書き下ろしました。ところが、ようやくその原稿が完成し、担当編集者（Cさん）に全て渡した数ヶ月後、B社から突然「この本は出版できない」との連絡が入りました。当初の企画段階より原稿の分量が大幅に増えてしまっていること、また内容が専門的過ぎる、というのが主な理由のようです。しかし、執筆の過程において、Aさんは何度もCさんと連絡を取り合い、内容についての確認はもちろん、書き上がったところから順次、原稿を渡していましたし、分量についてもCさんと逐一相談しながら進めてきました。

B社側としては、Cさんの上司にあたる出版責任者の人事異動があり、そのポストに新しくやってきたDさんが、Aさんの本の上梓を差し止めようとしているという事情があるようです。AさんはB社の最高責任者（社長）宛に抗議の文書を送りましたが、その返信の差出人はDさんになっており、返答内容も「この件については悪しからずご了解下さい」の一点張りで埒があきません。

Aさんはここ数年、他の仕事を断り完全にその本の執筆に費やしてきたことから、経済的にも厳しい状況にあります。印税を得るまでの辛抱、と何とかやりくりしてきたものの、相当な負担がかかっています。もし最悪、B社がこの出版中止を撤回しないのならば、補償問題になってくるかと思われますが、そのあたりも含め、法律的に見て、この問題はどのように打開していくべきでしょうか？　あまりに理不尽な対応にAさんも困り果てています。どうかお知恵をお貸し下さい。何卒よろしくお願いいたします。

回答No.1

Lt_Cmdr_Data · ベストアンサー

> 法律的に見て、この問題はどのように打開していく
> べきでしょうか？
まずは契約状況を確認することから始めるべきです。
契約書ややり取りの記録を持って、無料法律相談にでも行ってみては？
差し支え無ければ、他出版社からの出版も検討に入れてみてはいかがでしょうか？
（出版業界については詳しくないので、これくらいしか...）

お礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、やはりやりとりの経緯が分かる書類を持って、無料法律相談に伺うあたりから始めるのが妥当なのですね……。Aさんも同じことを考えているようですので、Lt_Cmdr_Dataさんからアドバイスいただいたことお伝えしたいと思います。一応の善後策として、ご本人も他社からの出版も考え始めているようですが、なにぶんB社との信頼関係において何年も頑張ってきたこともあり、遣る瀬ない思いでいっぱいのようで……。私も法律に無知なもので何の助言もできず、もどかしさばかりが募ってしまって。。。でも、法律方面の方から直接ご意見をいただけて、大変心強く感じます。どうもありがとうございます。