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忖度
勝手に忖度されてしまった人は別に悪くない 1.そう思う 2.そうは思わない 3.その他
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- kitapea
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2.そうは思わない 私見ですが、悪い(責任がある)と思います。 まず、忖度される側が(例えば、皇帝、首相、上司、など)、忖度する側(家臣、大臣や行政、部下、など)に忖度があったか否かを決め付けること自体(推測することは構わない)がナンセンスです。 忖度する側に忖度があったかどうかを尋ねても、こころの内ですから正直に答えるかは分かりません。従って忖度の結果、どういう事態が生じたか(皇帝の治世は善政であったか、誰かが賄賂で位や巨富を得たか、おべっかや立ち回りで昇進したか、など)、が客観的に或いは後世の歴史で、評価の基準になります。 さて質問に立ち戻り、忖度される側が悪いかどうかですが、判断基準が現実の司法で刑事民事犯罪となるか、ということでしたら、その言動と結果との合理的因果関係があるかということであり、証明できない限り疑わしきは罰せずのシロの可能性が高いでしょう。しかし政治的・道義的・倫理的な観点からすれば、通念では受け入れがたい、例えば土地値引き払い下げの疑問について国民の懸念が晴れない以上、(本来の意味=善意で、ではありませんが、悪意の)忖度の結果を推測できなかった事、懸念を晴らす最善の努力に疑問が残ることについて、私見としては大いに責任があると思います(自らの影響力の大きさに余りに無頓着・甘い、1強になり過ぎたため誰も助言・是正できない、心配です)。こちらは、判事裁定でなく選挙で判断されます。大きなネットのうねりで影響を与えることも可能でしょう。 蛇足になるかもしれませんが、忖度にしろ、故事(李下不正冠)にしろ、政治家はなぜ好んで使うのでしょうか?科挙や古代律令制の名残でしょうか。教養と威厳を示すためでしょうか?不適切な使用・引用は逆効果(XX丸出し)のように思います。忖度する側の忖度の有無を断定したり、行政には忖度などないと断定する元首相、良い忖度はあるが悪い忖度は無かったと断定する知事、など様々ですが、一度 fujic-1990さんの爪の垢でも煎じてもらいたいです。 私は既に煎じました。
- fujic-1990
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3、その他 ・・・ ケースバイケース でしょうね。 辞典には書いてないですが、「忖度」という言葉は、忖度した側の忖度される側に対する敬意というか善意を含んだ言葉です。 私はもちろん言語学者ではないのですが、悪意を込めて「忖度する」という使い方は見た事がありません。 なので、忖度する側の人が悪くないのは、「忖度」という言葉を使った時点で、決まりだと思います。 ですが、忖度される側はどちらでもあり得ます。 例えば、「地震で全てを失った人たちの前で私たちがどんちゃん騒ぎをしたら、被害者の皆さんは気分がよくないだろうな」と、私たちは被害者の気持ちを「忖度」するわけです。 そして、どんちゃん騒ぎは控える、という行動になりますが、勝手に忖度されてしまった被害者の皆さんが悪いわけではないのです。 逆に、部屋の隅でハードカバーの本を一生懸命読んでいる場合なら、私たち外野は、「ああ、『話しかけないでオーラ』が出ている」と、その人の気持ちを忖度するわけです。 で、話しかけない。本を読んでいる人のために、話しかけないのです。 が、もし本を読んでいる人が、実は「話しかけてほしい」と思っていたとしたら、間違った風に忖度されてしまったことになりますが、間違われたのは、一生懸命に難しそうな本を読んでいたという本人の態度が原因です。 したがって、「話しかけない」ということが(例えば無視というイジメとして)非難されるなら、原因を作った本人が「悪い」ということになります。 もう卒業してしまいましたが、SKE(AKBグループ)の松井玲奈さんが「私話しかけてもらえないんですよね」とテレビ番組でぼやいたら、グループの仲間が「え、話しかけて欲しかったんですか!いつも一人で隅にいて、本ばかり読んでたから、てっきり話しかけてほしくないんだとばかり思って遠慮していました」と言っていたのを思い出しました。 玲奈さんは勝手に、間違った忖度をされてしまったわけですが、原因は彼女の行動にあったので、「別に悪くない」とは言えないだろうと思います。 もちろん、実際に話しかけてほしくなかったんだったら、忖度の内容は正しいことになるので、忖度した側もされた側も、どちらも悪くない事になります。
お礼
ありがとうございました
補足
どんな理由であってもイジメていいということにはならない。
お礼
それでは責任を負わせたい人に悪意を持って意識的に忖度すればダメージを与えられるのですね。 ありがとうございました。