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日本の忖度文化、政治と忖度、忖度で殺人も

以前、裏社会に詳しいジャーナリストが 「ヤクザ組織では人を殺す場合など いわゆる犯罪を行なう場合、絶対に上が命令することはない。命令していると法に触れるため。例えば、同じ部屋で幹部が不満をぶちまける。その中で『あいつ死なへんかな』など、なんとなく分かるような話をして、そしてそれを訊いた部下が鉄砲玉としてターゲットを殺しに行って、そして警察に捕まる」「だから基本的に幹部は捕まらない、捕まっても警察が違法スレスレ(実際には違法だが暴力団ということで違法スレスレという話になっている らしい)の法律の拡大解釈によって無理矢理に逮捕している」 といった話をしていました。 これって要するに忖度ですよね。 つまり日本では忖度を使えば殺人さえ行えてしまいます。 徹底した縦社会が成立している官僚や多くの行政組織では、日本文化として同じように忖度で様々なことが行なわれていても全く不思議ではないと思いますが、官僚組織で似たような感じで忖度が行なわれていたりするのでしょうか? つまり政治的にアウト、法律解釈によってはアウト、政府が行なうにはアウトだけど公務員が一個人が行なうにはセーフ、のようなことを忖度によって実現するようなことは行なわれていたりするのでしょうか?

みんなの回答

  • eroero4649
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回答No.1

かつて日本の政治などを裏で動かしていたともいわれる西武グループの総帥、堤義明氏。西武グループの元締めともいうべき中心の会社はコクドでしたが(しかし国土って名前の会社ってのもすごいですよね。なんか国を代表してるみたいですものね)、コクドは赤字企業という体裁をしていたので税金を1円も収めていませんでした(本当)。 ときどき税制が改正されるのですが、そのときは大蔵省(当時)のそれなりに偉い人がやってきて「このたびこの部分が改正されますが、ここをこうして頂きますと税金はかからないようになっておりますので・・・」と説明したのだそうです。もちろん、そんなドンが「おい、どうすれば税金がかからなくなるんだ?」なんてセコいことはいいません。いわれる前に「忖度」してやっておくのが優秀な官僚です。 その西武グループが経営するプロ野球の西武ライオンズの本拠地である西武球場。もともと野天の球場だったのですが今は屋根をかけて簡易型のドーム球場になっています。ところが所沢市の条例で、「屋根のある建物は税金の対象」と決まっているのです。それまでは野天の球場だったから税金は払わなくてよかったらしいんです。条例を変えるとなると市議会にもかけないといけないし、「西武球場がドームになるから税金がかからないような特別な規定を作る」というのはいくらなんでも市民の理解が得られません。だから今は所沢市は西武ドームに税金をかけています。 そのときの様子をテレビでやっていたのを偶然テレビで見たのですが、笑っちゃいましたよ。仏頂面で居並ぶ西武の偉い人を相手に、所沢市の役人が平身低頭しながら「なにぶん、条例でございますので、ぜひご理解のほどを・・・」と説明していました。んで、当然屋根は球場全体にかけられていて税金も建物の面積に応じてかけられるわけですが、どういうわけか税金の対象は「座席がある部分だけ」ってなってるらしいです(本当)。フィールドは座席がないから該当しないようです。私が聞いたのは「座席がある部分だけ」なので、内野席の後ろの通路部分とか外野(芝生があるだけで座席はありません)がどうなってるかは知りませんけど、「座席がある部分だけ」となっていますからたぶん対象から外していると思います。 これも西武側から「野球場なんだから敷地全部に税金かけるのはおかしくないですか?」なんてことは一言もいわれていません。所沢市が忖度したのです。 だいたい「忖度」という言葉が日本語に存在していることそのものがそれが日常的に私たちの周りにあるということの証拠だと思いますよ。英語には忖度に該当する単語はないのですからね。