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トリニトロン時代の松下や東芝等は
今は昔、液晶がほとんどないブラウン管の時代、ソニーしかトリニトロンテレビを作れませんでした。 この時代「ソニーと、その他多数」というような図式があったのではないかと思います。(まるでスマートフォンとiPhoneのように) だとすると、トリニトロンテレビのシェアは50%以上になっていてもおかしくないと思うのですが、ソニーを含むテレビの実際のシェアはどうだったのでしょうか? また、一昔前で言うところのオリオンやダイナコネクティブのような、ジェネリックメーカーは存在したのでしょうか?また、売れていたのでしょうか?
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画質は劣るし歪みもひどいパナソニックの薄型ブラウン管は安いことも相まって相当売れましたよ。 画質評価など気にしない~21型のパーソナルサイズでは。 家電量販店と価格比較サイトの普及で「安い安物」がもてはやされる時代になっていたのです
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- potatorooms
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トリニトロンにはみっつの欠点がありました。 像が上下に割れるため、大きなものを作りにくい。 奥行きが必要。 重い。 で、同じサイズだと高いので、なかなかです。 FMタウンズUXってトリニトロンディスプレイ一体型のパソコンを富士通が出してました。ユーザーでしたが、10インチなのにキーボードの横幅より奥行きがあり、持ち上げるのになかなか力がいる代物でした。 16インチ以上のトリニトロンって、置いたらもう一人じゃなかなか動かせないって代物です。 それなりの家しか置けないものだと思ってます。
- 16530
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一言で言うのは難しですが、液晶に切り替わる前にはソニーはトリニトロンでテレビのシェアNo.1でしたが、日本では必ずしもNo.1ではありませんでした。トリニトロンはアメリカや日本以外の国でより高く評価されていました。イメージとしてはハリウッドなどの画質確認のモニターやNASAや先端医療などでの高度な画像表現。日本人は逆に当たり前すぎてありがたさを感じなかったかも知れません。 ちなみにトリニトロンはソニーの特許で固められているので、ブラウン管の末期に三菱電機にライセンスしたダイヤモンドトロンが出るまではソニー独占は当然です。トリニトロンは他のブラウン管の技術のシャドウマスクに比べてプロから見ればひと目で違いがわかったのと、構造上シャドウマスクのブラウン管が球面上になっていて上からの光の映り込みがあったのに対してトリニトロンは筒状でブラウン管の画質が均質に見れると言うメリットもありました。一方で製造にコストがかかり、画質よりもコストと言う勝負では強みを発揮できませんでした。 トリニトロンの技術を使えたのは、ライセンスを受けたダイヤモンドトロント、ソニーがOEM生産をした他社ブランドのコンピュータモニターくらいでした。