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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ラベンダー花がつかない)

ラベンダー花がつかない

このQ&Aのポイント
  • ラベンダーの地植えから数年経ちますが、花がほとんどつかない状態です。
  • 葉や茎は元気に見えますが、花がつかない原因を知りたいです。
  • 肥料や水やりに問題はないのか、何かアドバイスをいただければと思います。

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回答No.2

失礼ながらおそらくラベンダーがどのような植物なのかをご理解なさっていらっしゃらない為に誤った管理法をしていると感じました・・・。 まず、ラベンダーの育て方は他の一般の植物と同じようにしてはいけません。ラベンダーと言うのは普通の園芸花ではなくハーブの部類であり、その中でも水はけの良い肥沃ではない土地(どちらかと言うと痩せ地)を好んで自生する「丈が低い樹木」です。 そんな性質を持つ樹木に2か月に一度の施肥や、朝晩の水やり(と言う事はほぼ毎日ですよね・・・)と言う自己流の管理では、肥料は大量に与えすぎていますし、水も一度に与える量が少ないと言っても総合すれば多すぎで土内の根の呼吸が充分ではなく、土が乾く暇もありません・・・。 どんな土への地植えなのでしょうか?元々肥沃な土や保水性の良い土(普通の植物向きの庭土)は「あまり好まない植物」なので、場合によっては土からの蒸散が多く梅雨時や夏に蒸れて弱ってもおかしくはないです・・・。 おそらく花の咲かない原因は育て方が間違っていることが原因です。与える肥料が過剰すぎ特に窒素分が多すぎて葉ばかり茂り、刈り込みも行っていないのなら花芽の付く条件をほとんど満たしていません。地面植えのラベンダーなら隔年消費された有機物を補うのに少し堆肥を地面に敷くか軽く土にすき込む程度で、土への養分は有機物や野鳥などが落としていくフンやミミズが地表に出すフン程度で間に合い、我が家では一度も肥料を与えたことはありませんでしたが毎年たくさん咲いてくれました。ラベンダーは土が極端な痩せ地ではない限り本来はあまり肥料を必要としない植物です。 花の咲く植物には「花芽分化する時期」というものがありますが、その時期に必要な条件が合わなければ花芽は分化することなく花が咲けません。おそらく枝葉が茂りすぎていて木自体が「子孫を残す(=開花)必要のない」状態に陥ってしまっているのだと思います。 対処法はただ一つ。ご自分が今まで行ってきた自己流の管理はラベンダーに対してはすっぱりとやめて、「ラベンダー栽培を初めから覚えなおす事」です。 まずはハーブとしてラベンダーの育て方を、インターネットでの知識ではなく「栽培本から」覚えていってください。ハーブの育て方(ラベンダーの育て方に絞られた本もあります)を手元に置き、ハーブの中でも特に「水はけと乾燥を好むハーブ」の栽培方法を学んでください。ラベンダーはローズマリーやタイムなどの様な年間降水量があまり多くないところ原産で(耐寒性・耐暑性などはタイムと似ています)、日当たりの良い環境で土には礫などが多く有機物も多くなく土内の養分は少ない「水はけのとても良い土境を好み」ます。 日本でのラベンダーの名所である北海道の富良野付近は、地形的には元火山であった山脈が近い丘陵地の多い所。大抵丘や山の斜面で栽培されています。 同じ北海道でも海沿いの私の住む街は土壌環境は逆に近く、昔は湿地が多くて米作り向きの土地で和種薄荷の主産地だった歴史があるのでミントなら大抵良く育ちますが(管理が悪いと酷く蔓延るので地面植えはお勧めしません)ラベンダーやタイムは蒸れやすくて地面植え出来ず、通気性の良いテラコッタ製の背が高い大鉢で礫が混ぜられた土を用いて栽培しています。 お庭の土、どんな質の物で何十センチの深さまで同じ質の土でしょうか。また、地下の状況(粘土層が浅い所にある、元田畑だった土地、山際だった、元湿地を埋め立てたなど)も育ち方の不調に関係してくることもあります。もしその場所にだけはハーブ専用土をお使いであっても、混ぜられている有機物がラベンダーには多すぎて向かない製品もあります・・・。 水やりについては、他の植物と比べると結構控えめです。もし本来はラベンダーに合わない土質や地盤ならできれば赤玉土や礫などを多めに混ぜるなどの改良を行う必要があるくらいで、元々水はけが良い土での地植えであるなら地植えだと基本的に雨さえ当たっていれば大丈夫で雨後3~4日間は水やりの必要は全くなく(梅雨時は必要なし)、暑い日が長く続かない限り人による頻繁な水やりは必要ありません。土の表面が乾いてきても浅く掘ってみて土が湿っているのなら水やりの必要は無し。人が甘やかして水を与えるのは人が良かれと思ってしているだけで植物によってはかえって良くなく、土が湿っている時と乾いている時のメリハリが大切。特に樹木の多くは本来根が水分を探して地中深く伸びていく性質があり(コニファー類は除く)、その時に土の深い所に含まれる各種ミネラル分などが吸収できるはずが(ミネラル分は花にも必要)、水やりで根近くに常時水分があると根も浅い所でしか伸びていかず本来の育ち方が出来ないなどの弊害が出ます。ミネラル分は肥料では補えないものもあります。 どんな環境を好むにしろ樹木やハーブ全体の特徴で「肥料分は控えめに育てる」があります。樹木は種類によっては少ない肥料分でゆっくりと成長させた方が丈夫で寿命も延びますし(極端な例がいろんな条件を抑えて栽培していく盆栽)ハーブの多くには精油や成分を薬草的な使い方をする物も多く本来は野生の自生環境で育ったものほど良質な成分が得られます。種類によっては人が厳しいと感じる様な環境で育ったものほど収量は減っても精油や成分の含有量が高く質も良くなります。特にラベンダーの様な本来は香り目的の物ほど肥料過多や水やりが多すぎると精油も成分も質が落ち量が少なくなってしまいます。植物によっては肥料の成分の偏りによっては「肥料焼け」を起こしてしまったり、葉などの質が弱くなり病害虫に罹りやすくなったりもします・・・。 今後の対処ですが、暖かくなりラベンダーの植え替え時期に成ったら、もし本来はラベンダーに向かない土質であれば一度抜いて、今までの土は周りから半分以上取り除き(根からはあまり土は落とさない方が良い)新たな「乾燥環境を好むハーブ向きの土」に植え替えて下さい。その際地上部は全体的に若い枝葉を3割ほど刈ってしまいます。(普通は花後に刈りますが、植え替え時に枝葉が多すぎると体力を消耗させやすく弱ってしまう。また翌年開花する花芽の付く脇芽を付けさせる意味もあります) 根が抱かえ込んでいる土の有機物や肥料成分がすっかり消費されないと花芽はつかないと思いますから今年の開花は無理で、来年再来年咲かなくてもおかしくは無いので3~5年は花が咲かないだろうと覚悟しておくのが良いと感じます。何年間も花が咲かなかったくらいですから、花を咲かそうとするにも年月がかかると思っておいた方が良いです。 枝が多くて込み合っている様ならある程度太い枝でも間引いて風通し良くしてあげて下さい。植え場所は建物やコンクリートなどに近い乾燥しすぎる環境も良くないですが、日当たりの良い南向きの所へ。肥料分が抜けるまで何年待っても良いのなら土質を水はけ良くする土資材を混ぜて土壌改良するのが簡単ですが、何年も待てず少しでも早く咲いて欲しいのなら「周りの土ごと別の土に取り換え」て、植える時も地面よりも一段高い様に(いわゆる高畝)で植え込んで下さい。山際や元湿地など地盤由来で水はけが悪いのなら庭の植え場所地下に暗渠を据えたり、それも無理なら地植えは諦め通気性の良い鉢に植え替えて育てた方が水やりと植え替え以外はあまり手間なく順調に育ってくれます。 ラベンダーには沢山の種類があります。お住いの地域向きの種類をお育てですか?系統がいくつかに分かれ、その系統ごとに好む環境や耐暑性・耐寒性なども違います。日本に入ってきたラベンダーの種類の多くは元々日本の高温多湿環境を好まないものもある系統で(北海道の様な冷涼な気候を好みます)お住いの地域によっては満足な育ち方をしないものもあります。そういう地域では「長崎ラベンダー」などの南の方でも育ち易く花が咲きやすいように改良してある種類を選んで植えた方が良いと思います。 今の株では花芽が付くのに何時まで待てばよいかが分かりません・・・。個人的には今の株を正しい栽培法で管理していきつつ、今年新たにお住いの地域でも咲きやすいものを購入なさって(出来ればご地元で花の咲いた株のを買うと良いです)毎年花が咲くのを楽しみながら今までの株の開花を待った方が良いかもしれません。 あと考えられる可能性としては(今回は当てはまらないかもしれませんが)株が実際は結構長い年月経ったもので毎年の刈込などを今まで行ってこなかったのであれば(今の株はそうで無くても、本当は必要な作業が行われてこなかったなら将来こうなります)木の老化から花が咲かなくなってしまう場合もあります・・・。株姿を乱さない様に若い株のうちから毎年刈り込みを繰り返し適切な管理をしていれば木の老化を遅らせ勢いを保て花も多く咲きますが、これが出来ていないと何らかの不調に陥りやすいです・・・。 この場合だと樹木なので新たな株を植えて更新するしか方法はありません。枝を挿し木することで若い苗木を作っても良いのですが開花までは2~3年かかりますし、もし今までラベンダーの挿し木は試みたことが無いのなら挿し木のやり方も適切にできるか・根が出て苗に育つまでの成功率などは分かりません・・・。 土の取り換えや暗渠の設置など作業が大掛かりになりそうなら、プロに任せた方が安心です。結構大株なら今後弱って枯れてしまう事も覚悟しての植え替えとなります。 ラベンダーはいろんなメディアで有名になった花ですが、園芸花では無いので初期からの適切な管理が無いと将来ずっと不調が続くことも珍しくない、栽培には知識と経験が必要なものなのです・・・。

  • mammie267
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回答No.1

植物全般に言えることですが 窒素分の多い肥料を与えすぎると茎葉が育ちすぎて花が咲かない、 そんなことがよくあります。 http://hanagokoro.co.jp/btoc/lesson/822 肥料はあまり必要ない、緩効性肥料を与える程度で良いとのこと。 私自身は栽培したことがありませんが ボーボーに茂ってどうしようもなくなったという株を剪定しに行ったことがありますが こまめに手入れしない人のもとで育った株でもラベンダーはよく咲くということ。 ご参考までに。

参考URL:
https://horti.jp/945

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