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中国産のハマグリ
ひな祭りの時期になると、 ハマグリが売られていますが、 国産はほとんどなく、ほぼ中国産のハマグリしか 売っていないようです。 これだけ中国産ハマグリしかないのだから、 もし食中毒問題などあったら、 大変な騒ぎになるし、 お店だってすごく安全性を考えていると思うのですが、 中国産ハマグリの生育状況って、どんななのでしょうか? わざわざ中国産と書かれるのだから、 安全だと思いますが、 博識の方。教えてください!
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一説によると、日本で流通されているハマグリの 約95%以上が中国産だそうです。 ということは、日本沿岸で獲れるハマグリは せいぜい5%前後しかないわけで、その5%が 高級料亭などで使われるということですよね。 また約95%が中国産ということですが、 これもいろいろカラクリがあって、稚貝を持ってきて 日本の海で、いわゆる「畜養」で大きく育てているのが 大多数なわけです。 スーパーであからさまに「中国産」と書かれて あるものは文字通り、大きい貝をそのまま持ってきて販売していて、 たまに「(日本の)○○産」と書かれてあるのは、この「畜養」貝だったり するわけです。何年「畜養」するか?持ってきた稚貝の安全性確認とかの 詳細は私には分かりませんが、日本の海で日本で生まれ育った貝同士で 受精して出来た稚貝が大きくなり、それが流通しているのはほんとに ごくわすかでしかない。庶民の口に入る数量など「ほぼない」というのが 現実なわけです。 まあ、中国沿岸の海できれいな(マシな、と言った方が正しい) ところはほど北の方しかなく、かろうじてそこで獲れたワカメや海藻類だけが 日本で加工されているのです。乾燥ワカメとかの安いやつはほぼ100%中国産です。 中国の海で獲って、現地の工場で洗浄して塩蔵して日本に持ってきて 日本の工場で再度洗浄して金属探知機に掛け、また乾燥させるわけですね。 それで粉末味噌汁メーカーとかに卸すわけです。 東北大震災で沿岸が破壊されワカメがものすごく不足して、 中国からの(一時的にせよ)輸入が上がったというのが業界の話です。 加工メーカーからしたら原料のワカメの取り合いだったそうです。 話は逸れました。 ワカメの例でもあるように、中国の中部から南は汚い海なので そこで獲れた海産物はそのまま来ることもないですが、 出来るだけきれいな海で獲れた貝を、日本の海でしばらく養生させて、 細菌など確認して出荷しているのが現実ですね。 もちろん、仕入れ業者は専門家を現地に派遣してチェックして やっているので(100%とは言えないまでも)、我々が口にして 問題が出るようなことはほぼない、とは言えるでしょうね。 これってお米の流通に似ていますよね。 スーパーで売っている袋に「魚沼産こしひかり」ってあっても、 魚沼産の出荷量以上に、小売販売量が上回って販売されているわけです。 良くてブレンド、最悪なのがどこの何年産のコメが混じっているか 分からない、というのです。少し前に京都のJA系業者の米卸が 調査入りましたよね?ああいうことがこの日本で「普通」なわけです。 なぜ代々育った純日本産のハマグリを庶民が食べられないか? こういうのはよく考えたいですよね。
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- toiawasedesuyo
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56歳 男性 私が住む神奈川では千葉産と中国産の蛤が売られています 当然、千葉産の蛤が先に売り切れます 最後は中国産も売れています
お礼
詳しくありがとうございます! 実は、某質問サイトでも質問してみたんですが、 ひどくいい加減な回答でした・・・。 日本の場合、安全性に自信がないと 何かあった場合死活問題になるので、 中国産と正直に書いていても ちゃんと検査しているのしか置いていないと信じます! 逆に、ほとんど流通していないのに、 国産ハマグリが普通のお店に置いてあったら、 疑ってみる必要もあるかもしれないですね!