- ベストアンサー
レールガンの実用化は、SFの世界から現実へ
- レールガンの実用化は近い!テレビ朝日「モーニングショー」で話題になる
- レールガンは徹甲弾や炸裂弾を電力を使ったレールから発射
- レールガンの威力は破壊力とスピードによって大きくなる、マッハ6の速度で飛ぶ砲弾は追いつけない
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ちょうどそのコーナーを見ていましたが、バリバリの理系の玉川さんともあろうお方がレールガンというSF兵器を真面目に取り上げるとは少々苦笑を禁じ得ませんでした。 レールガンの発想そのものは実は19世紀には考えついた人がいたのです。ただ余りに時代が早かった。その後、SF兵器大好きのナチスドイツ軍やその系譜を受け継いでいるSF好きのソ連軍などによって研究が続けられていますが、いまだ実用化のメドが立っていません。 その最大の理由が「あまりに膨大な電力を必要とする」からです。「レールガン1門に、原発が1基必要」なんて揶揄されるほどです。 それほどの膨大な電力が一気に流れたら、当然ものすごい電磁波が生じるわけで、それを操作する兵士を始め十分な電磁波対策をしないと「レールガンを一発ぶっ放したら、周囲何百メートルの自動車が全部壊れた(現代の車は電子部品の塊です)」なんてことにもなりかねません。今のところ砂漠の実験場でやってるからそういうことを考えなくていいのです。 たぶん、人間が近くにいたらその電磁波で脳がやられると思いますよ。 そしてマッハ8もの射出物がボンボン出たら、衝撃波がものすごいことになります。物体が音速を超えるとソニックブームという衝撃波が発生するのはご存知だと思います。だから近くに兵士がいると、電磁波とソニックブームで脳が破壊されて死んでしまうのは間違いないと思いますので、兵士は発射の際には十分に距離があり(電磁波の強さは距離に反比例します)遮蔽された場所に退避しないと「ぶっ放すたびに味方全滅」となってしまいます・笑。 ですからもしレールガンを運用するとしたら、そこは膨大な電力を供給する、おそらくマイクロ原発となる発電機が必要ですから、その原発を冷却できる水が用意できる、川か海の近くで、なおかつ衝撃波と電磁波の影響を受けないようにできれば開けた場所(山に囲まれていると衝撃波が山で乱反射して増幅される危険があります)でなおかつ周辺に人家や道路などがない場所、というのが絶対条件となります。 北朝鮮でミサイル騒動があるたびに自衛隊は市ヶ谷にパトリオットミサイルを配備しますがあれはパフォーマンスもいいところで、もし市ヶ谷でパトリオットミサイルをぶっ放したら発射の衝撃波とロケットのガス圧で周囲のビルの窓ガラスを割りながらパトリオットは飛んでいくことでしょう。もはやどっちのせいで損害が出ているかわかりません・笑。 もしこれがレールガンとなった日にゃ、周辺住民は避難し、ぶっ放して家に帰ってきたら窓は割れているわ、電子レンジやパソコンやテレビや照明や給湯器やあらゆる電化製品がぶっ壊れているわ、の惨状になることは間違いありません。 確かに質問者さんがご指摘するように軍事の世界はいたちごっこです。それはもう戦争というのが生まれた昔からそうであり、産業革命以降は加速的にそうなりました。けれど、そういう運命でもあるんですね。 例えば北朝鮮から発射されたミサイルが日本に届いて着弾するまで、だいたい5分から7分程度といわれています。北朝鮮は発射するときに「これからどこに発射するね」と予告なんてしてくれません。リアルタイムで監視していたとして、「発射されました。警戒してください」と速報が入ったらそれから5分以内に避難しなければならないのです。これはまだ「どこに飛ぶのか」は分かりません。射程圏内に住む全ての住民が5分以内に避難しなければならないのです。どこに避難するの?って問題はありますけど。 もしその角度や方向から「たぶんこの辺りに落ちる」というが分かったとしたら、残された時間は2分も残されてはいないでしょう。もうそうなったら自分の頭の上に落ちてこないことを祈りつつトイレの中に隠れるくらいが関の山です。
その他の回答 (2)
- chiha2525_
- ベストアンサー率13% (119/883)
レールガンって、数年前に米軍で実用化されたとかいう話を聞いたようなきがしますが、違ってたのかな。 私はレールガンがそれほどの新兵器になるとは思っていません。戦艦大和の主砲は役に立ちませんでしたし、北朝鮮がロケットを打ち上げると宣言してるにもかかわらず発射を捕らえることができないのに、いつどこから飛んでくるかわからないミサイルを撃ち落とせるわけがありません。 パチンコの玉を打ち出すのにレールガン、ってのが出てくるかもしれませんがw(ジャンジャンバリバリ パチンコマン)
お礼
回答ありがとうございます。 確かにアメリカで研究中のものですが、実用化に至っては経費 が掛かりすぎるという理由でストップしています。 実用化に熱心なのは日本です。自衛隊での艦上や山の頂での 発射が可能となるべく実戦配備ももうすぐだようです。 このレールガンは発射速度も速いのですが、到達速度も減速 せずに目標物を捉えられます。 また、対ミサイルには炸裂壇で一定距離に近づいたら四方八方 に金属弾を撒きちらして行き先を遮断する効果があります。 つまり、連続で発射して弾幕を作ればミサイルは金属弾に当たり 爆発する。というものです。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8740/19838)
>どこかで止めないと、とんでもないことになりますよ。 >どう思いますか?。 現在の民生品や生活必需品の多くが「軍事目的で開発された物の民間転用」ですから、軍事開発は「必要悪」です。 貴方が何気なく使っているコンピューターもインターネットもティッシュペーパーも電子レンジも、もとは「軍事目的に開発されたモノ」なのです。 また「手を止めた方が敗者になる」ので、生き残るには「終わらないイタチごっこを永久に続けるしかない」のです。「手を止めた方が先に殺される」のですから。 現代文明は「終わりの無いイタチゴッコを繰り返す事でここまで発展してきた」ので、今後も、文明の恩恵を享受したいなら「イタチゴッコを止めさせないようにしないとならない」のです。 「軍事開発をどこかで止めるべき」という意見は「国家ごと自滅すべき」と言っているのと同じなのです。 「軍事開発を止めよ」と主張するなら、貴方は、コンピューターもインターネットも使ってはいけません。今すぐ、コンピューターもインターネットも使うのを止めましょう。もちろん、ティッシュペーパーも電子レンジも使ってはいけません。 コンピューターやインターネットやスマホや携帯電話を今後も使いたいなら「軍事開発を止めよ」などと主張してはいけません。
お礼
回答ありがとうございます。 確か、コンピュータが実用段階に入ったのは第二次世界大戦の ドイツの科学の成果だと思います。 それから、小型化が促進し携帯電話はスマホになり、いつでも どこでも通話ができるようになりました。 これは、湾岸戦争での通話のやりやすさを追求した結果で生まれた ものだと思われます。 確かに戦争は技術革新に多大な影響を与えていますが、それだけ ではありません。 オリンピックや世界のスポーツも同様に影響を与えているのです。 そのことを忘れないでください。 4Kテレビもスポーツが原点ですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、レールガンに纏わるネガティブな部分はあります。 それ故に地上では発動できない。という結論に達しています。 しかし、海上ではその心配もありませんので、大型の洋上艦 が最適だと思われます。 現在の駆逐艦、イージス巡洋艦では大電流は無理ですので、 大和型戦艦クラスの大型艦が必要になってきます。