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レールガンを歩兵に持たす事は出来ないのか?
既に米国ではズムウォルト級ミサイル駆逐艦に採用が決定しており、実験でもなかなかの成績を収めているようで。 日本でも次・次世代戦闘車両(次世代戦闘戦車には間に合わないそうですが)に搭載する計画もあるそうです。 そこでふと思ったんですが、もし今後戦車に搭載できるほど小型化できるなら、歩兵に持たす事もいずれ可能なのではないでしょうか? 今のところは艦船クラス原子炉の予備電力で動かす程度の代物(あくまで揚陸支援)ですが、実用化の目途が立てば今後ライセンス生産により改良・縮小が加えられ汎用性も出るのでは? 何といっても砲弾系の火器は陸上でこそ本領を発揮しますので、戦車に搭載できるなら、戦車といわず更に縮小・改良を加え歩兵に持たせればかなりの戦力になると思うのですが(特に隊員の少ないイスラエルと日本は本土防衛上必要不可欠かと)。 問題点としては、エネルギーの小型化と摩擦による砲塔の疲弊(速射性)ですが、小銃は無理でもロケット弾やミサイルランチャーの代わりになら、強力な対戦車対空兵器として十分通用すると思うのですが。 ロケット弾は初速が遅い上に、使い捨てで、最近では戦車装甲の向上により貫通も容易ではありません。 しかし、レールガンなら安価な弾頭で、目的に合わせ弾頭を変えるだけで済み、弾薬は充電するだけです。 威力も速度も電力の供給により、自由自在に変えられます。
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確かに反動はやっかいですね。 火薬弾頭と違い純粋な推進力による反動しかないので、威力に比べ反動は驚くほど少ないんですが、それでも歩兵が戦車の砲弾飛ばしてるようなもんですから、かなりの反動があるのは確かです。 機銃のように一時的に地面に固定して、反動の一部を下に逃せないかとも思っているんですが、運用の面でも難しいですかね。 レールガンなら射程がロケット弾に比べ長いですし、携帯ミサイルのように初速も遅くなく、長距離から戦車を狙えると思ったんですが(あと、熱源反応が火薬・燃料推進式に比べ少ないので、逆探も難しいかと) >一火力単位あたりの担当可能正面がそれ程拡大するとも思えません 日本の場合、憲法9条の観点から防御戦一方になってしまいますので、専守防衛の視点から出来るだけ人員の犠牲を出さずに、遠距離から敵機を食い止める(撃破する)のが重要かと思いますので、私は必要かなと思います。 また、>96式多目的誘導弾システム、も性能こそ高いですがその分お値段も高く、弾数も砲弾に比べミサイルは少ないという欠点があります。 しかも、必ず当たるとは限らず、撃ち尽くしたらひたすら逃げるしかないという現状があります。 砲弾系火器は補給(運搬)と製造(生産)の点でメリットが非常にあるので、特に攻撃よりも防戦に特化した日本こそ有効なのではないか?と思うのですが…。 対空については、逆に初速を活かして近距離での迎撃(弾道ミサイルなどの)に向いてるかもしれませんね。 個人的にミサイルでのミサイル迎撃は無理だと思ってますので(ミサイルより早い何かを当てる必要がある)。 御指摘ありがとうございます。