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メロディとコードではどちらが偉いのですか?
素朴な疑問です。 メロディとコードはどちらが主でどちらが従ですか? アヴェイラブル・ノート・スケールってありますよね。 このコードにはこのスケールってやつ。 発想としては、コードが先にありき、それにフレーズを合わせる、じゃないでかすか。 やっぱりそうなんですかね? アマチュアだと、コードが変わったらドリアンのフレーズをレから弾き始め、またコードが変わったら今度はミクソリディアンのフレーズをソから弾き始め、そこまでひどくなくてもコードチェンジごとにフレーズがブツ切りでツギハギだらけみたいな人がいますけど、 あれって音楽ですか? 逆に、プロの演奏を聴くとコード進行にこだわってないときってありますよね。 一小節ごとにコードが変わるのにロングトーンで跨いだり、オスティナートというか、コードが変わっても同じフレーズを延々と繰り返したりしてますが、 あれはいいんでしょうか? 『実用和声学』って有名な本ですけど、 http://www.amazon.co.jp/dp/4276102103/ どうみても旋律が主、和音が従という考え方で書かれてますよね? こういうものなんですか? この点についてきれいに整理できている方がいらしたら 教えて下さい。
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- drum_KT
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基本的には… 曲として書く場合は、メロディが主、コードが従 アドリブの場合は、コードが主、メロディが従 ジャズなどのアドリブでは、元々、メロディに合わせたコード進行が決まっていて、バッキングのメンバーはそのコードを鳴らすことが決まっているので、上に乗っかるアドリブパートは当然そのコード進行を前提に演奏することになります。なので、コード進行上使えるスケールは何かということを知った上で、そのスケールを使ってアドリブフレーズのストーリーを組み立てていくという考え方が求められます。 但し、 >一小節ごとにコードが変わるのにロングトーンで跨いだり、オスティナートというか、コードが変わっても同じフレーズを延々と繰り返したりしてますが、 というのは更に高度なアドリブ手法で、私は詳しくありませんが、モードという考え方があったり、敢えてコードをアウトする場合にどこまでアウトしてもカッコいい範囲に収まるかとか、色々ノウハウがあるようです。この辺は、ジャズの発展の中で色々なプレイヤーが試行錯誤して色々な手法が編み出されてきたという経緯があります。 この辺の歴史的な経緯とか技法を理解しないで適当に演奏すると、 >アマチュアだと、コードが変わったらドリアンのフレーズをレから弾き始め、またコードが変わったら今度はミクソリディアンのフレーズをソから弾き始め、そこまでひどくなくてもコードチェンジごとにフレーズがブツ切りでツギハギだらけみたいな人がいますけど、 になるんじゃないでしょうかね。 ただ、曲を書く場合でも、ポップス等の作曲の場面では、先にリズムパターン・ベースパターンやカッコいいコード進行が思いついてしまって、それに合わせてメロディをはめ込んでいくという作り方をする場合もあると思います。また、歌詞がある歌の場合は「詞先」と言って歌詞が先にできていて、それに合わせてメロディを作っていくこともあります。
お礼
>曲として書く場合は、メロディが主、コードが従 >アドリブの場合は、コードが主、メロディが従 そう簡単に割り切れれば苦労はないんですけどね… まあいいや。 ありがとうございました!(^-^)ノ