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ポインセチアの短日処理について
- ポインセチアの短日処理による赤化の原因は何か?
- 短日処理を行ったポインセチアの葉が小さくなり、丈が高くなった理由は何か?
- 短日処理によるポインセチアの変化について
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短日処理をする時は、段ボールを被せて完全暗室にしないと意味がありません。 また、室内の明かりも短日処理を妨げますので、我が家ではさらに黒い布や黒いごみ袋をかけていました。 売り物程赤くするには、12時間以上の短日処理を40日~50日くらい続けることで、花芽を付けます。花芽を付けないと逆に赤くなりません。受粉のために赤く目立つようにしているからです。個人ではなかなか大変です。 少しの光で短日処理の効果がリセットされてしまうので、完全暗室にしないといけません。 丈が高くなるのは、成長するから当然大きくなります。邪魔な枝葉は切ったりして調整しますが、切りすぎると一気に樹勢が落ちてしまうので、気をつけてください。 写真を見る限り、鉢が少し小さすぎます。根っこが下まで張っていたらその鉢ではもう小さすぎます。だんだん、痩せていき細くなってしまうので、我が家では1年ごとに植え替えをします。写真くらい大きな株でしたら2回りくらい大きな鉢への植え替えをおススメします。
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- bannzaiusagi
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短日処理をなさったとの事ですが、その方法が条件としては実際は不完全だった可能性はありえないのでしょうか・・・。 ご自分で行った詳しい方法が書かれていませんが、肝心の情報が短日処理の期間だけと言うのでは回答者側からは実際行った方法を見ていないので、それでよかったのかどこが間違っていたかの答えようもありません・・・。 まず、情報はできるだけ詳しくお書きになってください。書くべき内容は いつお買いになったものか・紅葉していた葉の色(色の違いにより着色度合いが変わるようです)・植え替えを行ったか・剪定を行ったか・お住いの地域・短日処理期間の置き場所・行った時間帯・処理に用いた容器や道具なども具体的にお書きになられた方が良いと感じます。肥料を与えた時期や頻度とその成分なども知りたいところなのですが・・・。 それと、ポインセチアの茎が伸びすぎた・株姿が崩れていると感じる原因には「自分で剪定を行わなかった」事もあるかもしれませんが(丈を短く保ちたいのなら適期に剪定し、枝数も間引いて制限すべき)案外しられていない原因に「本来の正常な成長をし始めてしまった」と言うのもあります。 もし去年買った株であれば、元々挿し木で殖やした苗木に矮化剤を使ってあまり丈が伸びず茎の節が詰まった育ち方になるよう処理が行われていた可能性があります。矮化処理と言うのは鉢花全体で使用されていることが多く、元々は大きく育つ性質のある植物を鉢の大きさと比べてバランスの良い見た目にとコンパクトにするのですが、葉や花が大きく育つ利点もあり全体がこんもりとして結果見栄えします。でもこの処理に使う薬剤の効き目はほんの数か月しか続かず、効き目が切れてくれば茎が長く伸びてきて葉も小さく見えるようになります。 お手持ちのポインセチアも購入時から数か月の間は矮化剤が使用されていたのが、効き目が切れてからは本来の育ち方に戻ってしまったのでしょう。ポインセチア自体元来は結構な高さに育つ「常緑性低木」で、原産地では5メートルくらいまで育つ樹木。日本では沖縄など冬も暖かい所なら屋外で2mくらいは余裕で育つそうです。鉢植えにして(画像の鉢では株に対し号数が小さすぎると思います)室内で楽しむ場合は根の範囲が限られてしまうために丈は屋外に植えるのと比べるとこじんまりとしますが、矮化剤をまた使用して処理しない限りは茎の節間は伸びたままですし葉の方も全体に小さめのままです。 この株を購入時の様な見栄えのする大きさに育てるにはまずはもっと大きめの号数の鉢に植え、適期に剪定して脇枝を出させ好みの枝数に間引いてから、使用適期に矮化剤を使って成長させれば好みの丈・枝数で、葉が大きく節の詰まった見た目の良い株に仕立てられると思います。その後短日処理を始める頃に、完全に内側が真っ暗になる様な容器に入れて夕方から人が居ない部屋(室内の明かりを使わない・暖房温度も控えめな部屋)に長期間置いておけば良いでしょう。容器から出し光に充てる朝もあまり早い時間帯ではなく遅めにした方が明暗のメリハリがついて短日条件が揃うと思います。 短日処理が不十分であるときの原因で多いのが、短日処理中の物を人が夜居て照明を使っている場所に置く(容器が薄めで光が透けて入ったり、気が付かない隙間から光が漏れて入ってしまう)容器の遮光が不十分(段ボールを被せても材質が薄くて内側が真っ暗にならない、屋外に出して光を遮断したつもりでも、置き場所によっては近くの窓やベランダのカーテンから明かりが漏れて当たったり、近くに屋外の照明や街灯、頻繁に通る車のライトが当たるなどで失敗したり。あと、室温の問題も関係していると思います。冬に向かい葉の色の変わる性質をもつ植物は太陽の位置が関係するので必然的に温度の低下も関係してきます。短日処理していても置いた場所の温度が暖かいままだと紅葉に向かってくるスイッチが入りにくいのでポインセチアが耐えられる程度の耐寒温度が低い値くらいの場所に置くべきで、昼間の時でも日は当たっても室温は人が肌寒い程度の場所に置くべきです。その植物が耐えられる最低温度と言うのは人が思うよりも結構耐えられ、北海道の我が家でも、日光はある程度入りますが晴天の日中でも部屋にずっといれば寒く感じる居間の隣部屋に屋外で越冬できない熱帯植物をいくつか置いていて夜はかなり寒い温度ですが、越冬期間の手入れ法をきちんと守っておけば順調に育ってくれて、今もぽつぽつながらも花を咲かせています。 短日処理後急激に葉が色づくわけでは無く徐々にゆっくりと色づくので、12月初めで処理が終了ならまだ10日経ったか経たないかですよね。もう少し長く様子を見ていると葉がもっと色づいてくる可能性もあります(これはお住いの県も関係してくるのではと感じます)もしかするとクリスマスに間に合わないかもしれませんが、その後色づいてくるかもしれません。 短日処理を室内で行う場合だと結構早い時間帯から暗めにした方が良く、夕方からと言うよりも日が陰ってきた時間帯から早々に容器に入れてカーテンを引いた夜照明を使わない部屋に置いてしまって遮光しる方が良いと思います。 あと、これは稀なケースかもしれませんが栽培時の土や肥料に含まれるミネラル分などのバランスが悪いと葉の着色に強く影響してくることがあるようです。私の場合は葉がクリーム色になる品種でしたが、同じもの2株をそれぞれ普通のプラスチック鉢と陶芸家が作った赤粘土製の「焼き締め」と言う焼き方の鉢に植えたところ、陶芸家の作った鉢に植えた方の葉にだけクリーム色地に赤い斑点がたくさん出てきて驚いたことがあります。いろいろ調べてみた結果、粘土にたくさん含まれる鉄分が株の根に吸収され、元々変異(葉色が赤以外の品種は元々は突然変異で出た枝変わりが由来)で隠れてしまい発色しなかった赤い色素が部分的に活性化して強く発色してしまった様です。色素に働く成分が過剰だと発色が強くなるなら逆に、成分が足りないと発色が悪くなることもあり得ます。植え替えしていなくて土が古いままだったり、鉢が小さすぎて本来必要な土の最低量にも満たない、与えていた肥料に含まれている鉄の成分量が足りないなどしていれば、個人の栽培では市販の様な綺麗な葉の色は望めないこともあり得ると思います。