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無電柱化の必要性と課題とは?
- 無電柱化についてのコスト、法案の狙い、地震対策などに関する具体的な情報を探求します。
- 無電柱化のメリットとデメリット、電柱と地中化の比較、電線切断時の復旧時間などについて検討します。
- 無電柱化の推進法成立による国民の賛否、報道に対する疑問、情報伝達の不足について考察します。
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(Q1)具体的なデータは知りません。 (Q2)いまでも、コストは電気事業者に丸投げです。 (Q3)地下化は、電力線だけはありません。 電話線、光ケーブルなど色々な線が同じトンネルの 中に埋設されることになります。 問題は、点検などのために、人が通れるような大きさの 大きなトンネルを掘ることになり、そのコストがかかるのです。 点検などの作業をロボット化できるならば、コストが軽減される 可能性があります。 ただし、地下化にすると、別の問題が生じる。 それが、「トランス」です。 現状、トランスは、地下化できず、地上に施設をつくらなければ ならないが、電柱にぶら下げるのとは違って、土地が必要。 しかも、一定の間隔で必要になるので、土地の所有者との 交渉が、ネックになることがある。 (Q4)本当です。 地震で電柱が倒れるのは、地震のゆれによって、 地盤が脆弱になり、電柱を支えきれないためです。 電柱が倒れる以外にも、物が当たるなどで、電線が切れる 可能性があります。 一方、地下化にしても、直接、電線を埋めるわけではなく、 トンネルの中に入れるので、地面が多少ずれても、 中の電線は切れません。 もちろん、物が飛んでくる心配もない。 例えば、自然災害以外にも、電柱に車がぶつかるなどで 電線が破損することもあるが、地中ならば、その心配がない。 また、万一、切れたとしても、切れたことによる 二次災害が起きる可能性が低い。 例えば、切れた電線が人に当たってけがをする、 感電するということが起きない。 (Q5)単なる切断ならば、そもそも、その切断が起きる 可能性が、電柱に比べて低い。 電線を入れるトンネルが破壊されなければ、 電線自体の入れ替えのコストに差があるとは思えない。 (Q6)知りません。
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- cactus48
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Q1 正確には分かりませんが、以前に埋設工事をしていた業者に聞いた 所では、通常の電柱設置工事と比べると、6~7割増と言われました。 Q2 ある程度の値上げは消費者に影響するでしょうね。 Q3 簡単ではないと思います。廃案になる可能性も無いとは言えません。 Q4 電柱と比べると強いのは確かでしょう。 Q5 電柱より電線の取り換えは相当に困難だと思います。 Q6 メリットとしては狭い道路で道路幅が確保出来る。すれ違いの際に 電柱に車体が擦らなくなる。台風で電柱が倒れて道路を塞いだり家屋損傷 の被害が無くなる。デメリットは設置費用が莫大になる。工事が終わるま で通りにくくなり渋滞が起きやすくなる。
お礼
回答ありがとうございます! > 通常の電柱設置工事と比べると、6~7割増と言われました。 > 電柱より電線の取り換えは相当に困難だと思います。 なるほど。 メンテナンス費用やその他メリット・デメリットにおける波及効果など、 中長期的・総合的な視点でそのコストに見合うものかどうかを 見極めていくのが重要になりそうですね。 > ある程度の値上げは消費者に影響するでしょうね。 値上げは消費者の反発を招くでしょうから、 なかなか電気料金に上乗せするのは難しいでしょうね。 そこが事業者にとって悩ましいところだと思います。 > 簡単ではないと思います。廃案になる可能性も無いとは言えません。 日本人は「頭の良い誰かが何とかしてくれる」という、 甘えというか妙な責任転嫁が多いと感じてしまいます…。 > 電柱と比べると強いのは確かでしょう。 そういうご意見の方が多いので 実際にそうなんでしょうね。 どこかに具体的な検証資料があるといいのですが…。
- 4237438
- ベストアンサー率28% (278/974)
画家は電線を描きません。 電線は絵になりにくいからです。もっとわかりやすく言うと醜いからなんですよ。 ただし、それに抵抗してわざと電線ばかり描いた絵も見たことがあります。(笑) 日本は欧米に比べると都市部でも驚くほど電線が多いです。みっともないです。 日本人はあまり景観を重要視しない傾向があります。 変わるべきだと私は思います。 田舎では電線で良いと思いますが、都市部では電線は地下化すべきです。 銀座通りにもし電線があったとしたら興醒めしませんか? 私はガクッと来ると思います。 都市景観の重要性を日本人はもっと認識すべきです。
お礼
回答ありがとうございます! 自分も、美しい光景を見て写真に収めようと思い画面を覗いたところ、 電線が邪魔で興ざめした、という経験があります。 景観が美しくなることに反対する人は誰もいないと思います! とはいえ、コストの概念抜きには語れないというのが 大きなジレンマですね。 「そこに掛けるお金があるなら 社会保障・福祉などもっと優先すべきことがある」 と考える方もいるでしょうし…。 まずは費用対効果の高い場所、低コストで済む場所から着手して 徐々に範囲を広げていきながら技術革新を待つ、 という流れになっていくんでしょうね。
1971年西武不動産が、横須賀馬堀海岸に電柱の無い住宅地「マボリシーハイツ」を 建てました。(当時では価格も億以上) テレビアンテナが多い時代に、アンテナ・電柱もなく綺麗でした、私も近くに住んでいましたが異国の世界です、良くテレビ局などが取材にきたりしていました。 神奈川の町並み100選にもなりました。 電柱の無いメリット。 狭い道でも道路が広く使えるので車椅子が通り易くなりバリアフリー化が出来る。 メンテナスなどで交通制規制・警備がが不要。 メンテナスは地下の方がやり易い。 作業員の電柱の作業よりも安全にできる。滑落死亡事故があります。 台風での電柱倒壊の被害がない。 車の衝突事故がなくなり、電柱破損が無くなる。 地震などに強い。東北地震で被害が出ていない。 都市は地下に、トンネルでガス・通信などの設備があるので、コーストはそれ程 掛からない。 デメリットは。 外国旅行者の、京都・奈良の電柱による景観の悪さが指摘されている。 無電柱化100%の国。 ロンドン・パリ・香港。 台北95%・東京7%・大阪5%。 台湾も台風・地震があります。
お礼
回答ありがとうございます! 景観が良くなるというのは 無電柱化のメリットとして最も言われていることですね。 あとは、それがコストに見合うかどうか。 京都・奈良といった観光都市は そのメリットが最大限に活かされることになるでしょうね。 自分も大賛成です。 一方、自分が住んでいるような住宅街なら わざわざ高いコストを払ってまで 景観を良くする必要はないかなぁと感じます。 > 狭い道でも道路が広く使えるので車椅子が通り易くなりバリアフリー化が出来る。 自分がたまに利用する道で、電柱が変なところに立っていて 対向車とすれ違う際に徐行しなければならず、 渋滞の原因になっているところがあります。 そういう場所は地中化してくれたらいいなと毎回思います。 > 地震などに強い。東北地震で被害が出ていない。 東北地震で実績があるということですね! 自分でも週末にネットで調べてみようと思いますが、 もし何か実証記事などご存知でしたらご紹介頂けると 大変ありがたいです(^^ゞ > 都市は地下に、トンネルでガス・通信などの設備があるので、 > コストはそれ程掛からない。 まずはこういうところから 地中化が進められていくのでしょうね。 その他メリットの具体例も大変参考になりました!
- 久保 泰臣(@omi3_)
- ベストアンサー率24% (254/1030)
【Q5】 福岡市のように砂上の楼閣都市では、 地震や工事で陥没するたびに切断され、 下水(排便)が保護管に漏水したら数キロ交換するまで停電が続くのです。 【Q6】 電柱が車両通行の邪魔になると主張しますが、 大いに邪魔なのは、歩行者や自転車であって、 電柱に接触しても見舞わなくていいのです。 100万V送電線や新幹線の架線は、文明国の証で、 その末端が家の前を通っているのは自慢です。 見た目の良さで選択するのは、 美味しく見える食品を選んで不健康になるような愚かな行為です。 ヨーロッパの石畳は、無電柱が良い印象ですが、 石畳はとても危険でうるさいインフラなのを知るべきです。 道路はアスファルトと決めた以上、電線も電柱が良いのです。
お礼
回答ありがとうございます! > 福岡市のように砂上の楼閣都市では、 > 地震や工事で陥没するたびに切断され、 > 下水(排便)が保護管に漏水したら数キロ交換するまで停電が続くのです。 なるほど、確かに陥没や漏水は地中化の弱点ですね。 地質などの条件を検証して電柱・地中化を使い分けるのが 重要なポイントという気がしてきました。 > 100万V送電線や新幹線の架線は、文明国の証で、 > その末端が家の前を通っているのは自慢です。 > ヨーロッパの石畳は、無電柱が良い印象ですが、 > 石畳はとても危険でうるさいインフラなのを知るべきです。 > 道路はアスファルトと決めた以上、電線も電柱が良いのです。 なかなか面白い視点だと思います。 「海外では無電柱化が進んでいるから日本も追従すべき」とか、 杓子定規に「電柱は悪、無電柱は善」と決めつけるのは ちょっと安易すぎるかもしれませんね。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
電柱が地震などで倒れると、復旧工事が終わるまで通行不能になります。電気がらみですから関電の恐れもあります。 一方、地下の場合は切断個所などが分かりにくく、工事も面倒だという欠点もあります。海外では電線を直接埋めるなどということをすることもあるそうですが、日本では配管を通してそこに接地するので手間も費用もかかります。
お礼
回答ありがとうございます! > 電柱が地震などで倒れると、復旧工事が終わるまで通行不能になります。 > 電気がらみですから関電の恐れもあります。 確かに、それは重要な視点ですね。 道路に電柱が倒れていたら、 車で津波から逃げるということも出来なくなりますね! また逆の発想で、大震災レベルの揺れでも耐えられる 「スーパー電柱」みたいなものがあって、 地中化するよりも低コストで済むのであれば… という考えもアリかもしれませんね。 > 地下の場合は切断個所などが分かりにくく、 > 工事も面倒だという欠点もあります。 なるほど! もし電線が切断して停電した時に、 電柱であれば目視で確認可能ですが、 地中だと数十メートルに渡って道路を掘り返さなくてはいけない というケースもありそう(?)ですね。
- suiton
- ベストアンサー率21% (1110/5263)
コストはかかりますが、無電柱の方が景観的には優れていますね。 地中化によって、災害的に悪くなったという事は聞きませんね。地震はわかりませんが、風水害には強そうですね。 ただ、我が家の近くでは地下埋設の邪魔だという事で、きれいな街路樹がすべて伐採されていまい、景観が悪くなりました。 コストの負担については、電力会社だろうが税金だろうが負担するのは国民で変わりません。
お礼
回答ありがとうございます! > 風水害には強そうですね。 確かに、台風で電線が切れて停電、というケースは 地中化すれば回避できますね! 台風大国日本には大きなメリットかもしれません。 > 我が家の近くでは地下埋設の邪魔だという事で、 > きれいな街路樹がすべて伐採されていまい、景観が悪くなりました。 あらら、そういう逆パターンの可能性もあるのですね! そういう意味では、条件と効果を総合的に判断して、 適材適所で電柱・地中化を使い分けるのが良いのかもしれませんね。 > コストの負担については、電力会社だろうが税金だろうが負担するのは国民で変わりません。 ここって実は最も重要なポイントだと思うのですが、 あまり触れられていないような気がします。 電力会社「あなたの街の景観を良くします。」 住民「わーい!」 電力会社「つきましては電気料金を値上げします。」 住民「だったらイイわ。」 という展開が目に浮かびそうです…。
お礼
回答ありがとうございます! > 問題は、点検などのために、人が通れるような大きさの > 大きなトンネルを掘ることになり、そのコストがかかるのです。 > 点検などの作業をロボット化できるならば、 > コストが軽減される可能性があります。 あっ自分がイメージしていたのは、 各種ケーブルが収まる程度のパイプに通して、 点検の際はその都度地面を掘り返すという感じだと思っていました…。 人が通れるトンネルとなると、 それは膨大なコストになりそうですね。 毎回地面を掘り返さなくて済むという意味で メンテナンス性は良さそうですが…。 「ロボット化」というのは技術開発の 重要なポイントの1つになりそうですね。 > 現状、トランスは、地下化できず、地上に施設をつくらなければ ならないが、 > 電柱にぶら下げるのとは違って、土地が必要。 > しかも、一定の間隔で必要になるので、土地の所有者との交渉が、 > ネックになることがある。 これって地味に重要な問題ですね…。 > 地震で電柱が倒れるのは、地震のゆれによって、 > 地盤が脆弱になり、電柱を支えきれないためです。 なるほど、どんなに頑丈に電柱を立てても、 地震で地盤が脆弱になると意味をなさないのですね…。 災害などにおける地中化のメリットの例も具体的で 分かりやすかったです! > 単なる切断ならば、そもそも、その切断が起きる可能性が、電柱に比べて低い。 > 電線を入れるトンネルが破壊されなければ、 > 電線自体の入れ替えのコストに差があるとは思えない。 なるほど、あとはトンネルの耐震性や寿命次第という事ですね。 大変勉強になりました。