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原子力村意識について

偏った考え方や自分たちの権利や存在を守るため、「村会議、村意識」という表現を良く使いますが、一部に肯定的で優越感に満ちた村依存体質が横行しているようにおもいます。 昨今、原子力村という東大を中心としたよく解らない集団、エセ科学者を指して使われているようです。 この一大事に及んでもまだ反省のない、検証すらできない偽物の集団を皆さんはどう思いますか? 何かを推進するため、国民を欺く人々にどう立ち向かって行けばいいのですか。 (自分でもいろいろ考えてはいますが、広い見識での考えをうかがえればと、思います)

みんなの回答

回答No.5

>しかし、福島の高度汚染地域や、牛肉、お茶、野菜等の問題や避難地域外の人々 >の感情や不安に微量放射能は安全ですと、胸をはっていえますか? >30cmの水たまりと言えますか? 胸を張って言えます。30年ほど前は、万事大らかで、トリチュウムターゲットというチタンにトリチウムを吸着させたものを、私も平気で鋏で切っていました。たぶん、今回問題とされている被曝量の何十倍も被曝していると思う。 だから問題ないというつもりはないが、広島・長崎では、この何百倍も被曝しても問題なかった人たちがたくさんいます。広島・長崎の被曝調査から、年間100mSv以上で、放射線障害が明確に現れることが検証されています。 これは25年ほど前には、ほぼ出ていた結論ですが、中性子線のRBE見直しがあったりしたこともあって、さらに慎重に調査を続けたのです。さらに20年ほど経過して、被爆当時の乳幼児もすでに60歳を過ぎています。結論は変わらないようです。 問題は、それ以下で本当に発症しないのかどうかは、明確な発症例が無いから、有るとはいえないとしか、言いようがないのです。調査機関がウソをついていると思っている人たちもいるようですが、発症例があった方が楽ですよ。被曝量で、具体的な対策をとれるのですから。30cmの水溜りで溺死の件は、あるかもしれないではなく、本当にあったことです。 牛肉のセシウム汚染ですが、チェルノブィリの時は、大分県の椎茸から同程度の放射能が検出されて大騒ぎになったことがあります。あのときは、日本国内で放射能汚染が殆どなかったし、電力不足もなかったので、言いたい放題大騒ぎしても特に問題はなかった。 チェルノブイリは、データそのものの信憑性がまだ調査中だと思います。ロシア・ソ連の統計は、信憑性に乏しい実績が多数あります。中国の経済統計が信憑性に乏しいと言われるのと同じです。 あんな大事故だと、どの国でも事故直後のデータそのものがキチンと取られていなくても不思議ではない。それどころではないということです。ましては、“万事大らか“なソ連だと。 今回の政府の対応は、放射能汚染が全く無い平常時の仕組みで対応しているから、混乱するはずです。そろそろ、政府も大胆に宣言したほうがよいのだが、誰が責任をとるかということになれば躊躇するのも無理はない。これも村社会です。 >そんなに安全で心配のない原発だったら、東京の地下に造り、国会や科学者が >居住し、深層処理も関東ローム層で実施したらいいのでは。 東京に作ってもいいですよ。地価は高い。道路一つ作るにしても大変です。それに、大都市のような人が集まるところは、活断層があったり地震に対して脆弱な所が多い。そうでないところを探すと、利用価値のない僻地になることが多い。意外でしょう。 活断層がある所は、交通の要所になりやすく、古来、人が集まりやすいのです。液状化しやすい場所も、平坦な土地なので生活するには非常に便利です。ましては水道が無い時代は、飲料水確保のためには液状化するような所でないと住めない。そういう歴史的経緯から、今の大都市ができあがっています。災害の起こりやすいところは、経済的メリットの高いことが多いのです。 それから、今の発送電システムは、ナイアガラ滝で発電した電気をワシントンやニューヨークに送電する発想です。高圧交流送電で可能になりました。遠距離送電するのが前提ですから、発電所の出力は大きければ大きいほどよい。 その方が効率も良くて、基本的にはエコです。だから、100万Kw規模の発電所になり、遠隔地に作ることができるのです。東京や大阪の近くに作っても何のメリットもない。火力も大規模火力は同じだし、水力にいたっては、もともと東京や大阪の近くに作れない。黒部ダムがよい例です。 東京や大阪の真ん中に原発を作るのは、安全安心以前に、経済的メリットが全くないのです。

11meron
質問者

お礼

詳細な説明有難うございます。 その説明で果たして、放射能汚染を受け、故郷を追われ、ましてや何十年帰れない(細野大臣発言)人たちが納得できますか? 高濃度汚染物質(廃炉含む)の最終処分方法も本質的には決まらず、17円以上の発電コスト(NHK試算、事故廃炉・保障含まず)、プルサーマルの数々のヤラセ。 経済合理主義ですべてが押し通せるほど民衆は単純でも、従順でもありませんよ。 人々を幸せにすべき科学技術はどこかで道程を誤ったんではないですか? その論理では大都会東京の(日本国)の虚栄は、地方の痛ましい犠牲の上に成り立つことになります。 だから、せめて、深地層処分は東京地下でリスクを分け合いましょうか。 浪花節的ですが、この事態に及んでもメリット、デメリットの論理では、この国の行く末が見えてきません。 この国の明日の希望のひかりはなにか?国民議論として考えたいものです。

回答No.4

原子力村と言いますが、もともとは東海村からきたのではないかなと思います。 村社会というと、関係者だけで閉じて、外部からの意見を受け入れない(聞く耳を持たない)ということでしょうが、そんなことをいったら、何処も村社会です。反原発も反原発村です。大学なんか典型的な村社会です。 村社会は、内弁慶の集団で、蛸壺になっていくから、今回の災害のような不意打ちには非常に弱い。その反面、予想されているアクションにはベラボウに強いところがあります。平時には何処も村社会になりますから、村が必ずしも悪いわけではない。今回は、村社会の弱点があらわになったということです。 >原子力村という東大を中心としたよく解らない集団、エセ科学者を指して使われているようです。 これは全くのデタラメです。 それを言うなら反原発。反原発のエセ科学者には、1990年代、安全になってからチェルノブィリ詣でしている学者が多い。彼らは、チェルノブィリの惨状を学術論文にせずにエッセィにしているから、微量な放射能の害と言われても検証しようがない。チェルノブィリ事故のショックで学術論文を書くのを止めたそうです。それで食っていけるから幸せです。そのくせヘビースモーカーだったりします。 彼らのキチンとした学術論文をあまり見たことがない。あっても、放射能が20年後のものか事故時の放射能に逆算したものかどうかもよくわからなかったりします。事故直後の福島第一の放射能がチェルノブィリの2倍という報道があって、びっくりしたら、今のチェルノブィリ(の2倍だったということがわかりました。 反原発は、年間1mSvでも危ないと言って、国民を不安に陥れる。彼らは、国民が暑さに苦しもうがどうしようが、自説の正しさを開陳することが優先されるようです。共産党と似ています。労働者の福利厚生よりも組織拡大が優先。 確かに、50cmの高さから転落して死ぬ人もいるし、水深30cmの水溜りで溺死する人もいるから、50cmの高さでも安全帯を装着する必要があるかもしれなし、30cmの水溜りでも監視人を置く必要があるかもしれない。彼らの言っている微量放射能の害はその程度の話です。 微量な放射能に害があるとして、それが明確に検証されないのであれば、益があると言っても全くおかしくない。放射線ホルメシスムといって、近藤宗平先生が提唱された。、私は、かつて直接話をしたことがありますが、非常に立派な方です。彼の言い分は、30cmの水溜りも溺死するリスクがあるかもしれないが、ヒンヤリとして気持ちよくなる効果もあると言っているようなものです。放射能を異常に恐がることの無意味さをわかってもらおうとしたのです。 マスコミがおかしな情報を流すのも、実害がないから流すわけで、あそこに書いてあることが本当なら、恐くて出せるはすがない。マスコミも典型的な村社会です。

11meron
質問者

お礼

回答有難うございます。 村社会のとらえ方には賛同いたします。 しかし、福島の高度汚染地域や、牛肉、お茶、野菜等の問題や避難地域外の人々の感情や不安に微量放射能は安全ですと、胸をはっていえますか? 30cmの水たまりと言えますか? そんなに安全で心配のない原発だったら、東京の地下に造り、国会や科学者が居住し、深層処理も関東ローム層で実施したらいいのでは。

  • modoki666
  • ベストアンサー率27% (29/106)
回答No.3

いわゆる原子力村から出てくる情報は、カテゴリーを無視したものが非常に多いので、マスコミの報道にも影響を与える為に、異なるカテゴリーの物を同一のカテゴリーであるかのように、情報操作して悪く言えば洗脳している様な状況です。 ドイツのカントという哲学者が認識論と言うものを書いています。 難しいというイメージが哲学にはありますが、簡単に言うと、空間と時間を基本にし、 量(単一性、多数性、全体性) 質(実在性、否定性、限界性) 関係(実体性、因果性、相互性) 様態(可能性、現実存在、必然性) というカテゴリーを認識する人間を前提に哲学を説いています。 例えば、今日のニュースで強制注水系パイプは、地震でも壊れなかったと東電が判断して発表しています。 大事なのは、このパイプの設置年度は書いていません。 このパイプが設置された年度は原発の稼働年度と同じでしょうか? 35年か7年かによって劣化の進度も異なりますよね? 原発推進国で、地震が多発し、津波も起きるという設置環境は、上のカテゴリーの様態という分類を行えば、事故の可能性が他の国と比べモノがないくらい高いことは明白でしょう。 そして最も重要なのは、そういった原子力村が、上の様なカテゴリーに基づく情報を、公益性を理由に、独占的形態が認められているにもかかわらず、公益性のある客観的な情報を隠ぺいし、誤ったカテゴリー認識に誘導する様に、情報操作をしていることです。 『公益性があるから特殊な権利』を有する独占企業体が、『特殊な権利を有するがゆえにある義務』を行使しないばかりか、『公益性を害するような行為』を行っているというのが現状でしょう。 権利ばかり主張し義務を履行しないばかりか、他人の正確な判断まで、政治家やマスコミ官僚学者などを使って、誤った方向に誘導しようとしているのです。 マスコミ特に原子力推進する立場や、ニュースを見れば特徴的に現れているのが、カテゴリーを明確にしない曖昧さでしょう。 事故当初から何カ月もたってから、海水面原子炉建屋タービン建屋の海水面からの高さ、地盤を深く掘って埋設している説明がされているというのはどう見ても異常としか言えないでしょう。 浜岡原発中止要請、脱原発、ストレステスト等の発言から急に、政治献金問題が急浮上して、曖昧な表現で持って、政治的誘導を行おうとして、自民党公明党の原発推進政策から目をそらせ、公約選挙マニフェスト選挙を行わない状況を政治的に作りたいのが今の動きでしょう。 公約マニフェストは政党としての認識でしょうし、意思でしょう、それを基礎に政治家政党を選ぶべきという民主主義の基本を曖昧にしようというのが自民公明両党だと思います。 公益性があるから特別な権利が与えられている以上特別な義務もあるという中身は、情報の公開という部部について、歪められているし、それを正していくことで、正常な民主主義が育っていくと思います。 それは民主主義国家の主権を有する国民の権利であり、義務でもあるのでしょう。 現実世界はいろいろ壁が有り、簡単にいかないのが現実でしょうが、政権交代などあり得ないと思っていたのが起こった以上選挙というのも力になるのでしょう。 市民の党とか言う選挙を中心にやっている中心人物を叩きに出ているということは、それだけ選挙に脅威を感じているのかもしれませんね。

11meron
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど見方は色々ですが、最後の○○党の件は連合赤軍やよど号、拉致と奥の深い問題のようです。 市民活動家の根底は旧社会党の体質や拉致を認めていなかった社民党と共通の流れがありそうですよ。 質問とカケハナレテしまい申し訳ありません。 特別な責任のある義務があることには、賛同いたします。 原発依存50%、原発輸出推進の国家戦略を震災前に打ち出し、ましてや、安全施策を仕訳でバッサリは現政権、民主党だということも、忘れてはいけませんよね。

  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.2

原子力村は特にエセ科学者のみではありません。 Wikipediaの下の説が適切だと思います。  飯田哲也氏や小出裕章氏が原発推進派を一まとめにして称する言葉だと思います。 また、エセ科学者は普通、「御用学者」と呼ばれ、ネット上には彼らの一覧表等があります。 【原子力村(げんしりょくむら、英語:(Japan's) Nuclear Power Village[1])は、日本において原子力技術を用いた産業、特に原子力発電に関係する電力会社、プラントメーカー、監督官庁、原子力技術に肯定的な大学研究者、マスコミ、業界誌等をくくった集団のひとつの呼ばれ方である。村社会の独特の色彩をもつ排他的利益集団という側面になぞらえて「村」がつけられている(同様の〇〇村という表現に「金融村」がある[2])。主に日本の原子力撤廃論者により揶揄的に使われている。 この語を改めて定義している例は珍しいが、それによれば[3]、原子力村とは「原発を推進することで互いに利益を得てきた政治家と企業、研究者の集団」を指すとしている。】 >この一大事に及んでもまだ反省のない、検証すらできない偽物の集団を皆さんはどう思いますか? 原発=核の隠れ蓑で、その真実を国民に知らせず、「原発安全神話」を作り洗脳する為に御用学者は必要不可欠だったはずです。 原発を守るためには東京大学教授と言う、国民が一番信用しそうな肩書きを二枚舌の嘘も自己の意識の中で真実に変えられる人物に与える必要があったはずです。 http://www.youtube.com/watch?v=lgJB4pYd1n4&feature=related また、医者では、広島や長崎の放射線の医師と言う肩書きが国民を騙すには必要だったのだと思います。http://www.youtube.com/watch?v=ewEC7n628oA&feature=related 原子力保安員や原子力安全員は本当の役割は安全のチェックをするはずなのですが、実際には、書類の誤字直しをしていただけで、国民の知らないうちに、原子力村の住人となっていました。 原子力村の斑目氏vs反対派の小出氏 http://www.youtube.com/watch?v=AksrgkxQ7pA >何かを推進するため、国民を欺く人々にどう立ち向かって行けばいいのですか。 反原発を長年唱えて来た広瀬隆氏が山下俊一を刑事告訴したそうです。 私達は広瀬氏などを応援することで、国民を欺く人々に立ち向かえると思います。 http://www.youtube.com/watch?v=lE_zLyBayjY  また、次回選挙では、自公民や民主党の原発推進派の議員には投票しないことです。 彼らは今でも原発推進を図っています。 彼らは、電力会社や原子力村、原子力城下町とずぶずぶに癒着しています。  菅総理は、色々問題はありますが、今、日本で脱原発に方向転換できる人は菅さんと、反原発を望む国民しか居ません。 また、チャンスは菅総理が総理である今しか無いでしょう。  御用学者や原発村をなくすには、菅総理の挙げている「再生可能自然エネルギー法」を成立させ、「総括原価方式」「発送電分離」「買い取り価格の設定」「電力会社の独占禁止」「公務員改革」が出来る様に国民が応援するのが近道だと思います。 私達国民も政府や電力会社に対して全く無関心でした。 そのことも反省して、これからは、これからは、この福島原発事故や原発のあり方に関心を持って行かなければいけないと思います。 そうでなければ、今後、いい加減な安全宣言で原発を再稼動させられたり、「地震や津波にも耐え、世界一安全な原発」と言われ、賛否両論、意見投票などはやらせで、賛成多数で可決され、裁判で被害者が勝ちそうになると、裁判官が入れ替わり、敗訴にさせられます。 また、東電などは総理大臣より権力を持つことでしょう。 これらは、今まで、もずっとそうだったのです。

11meron
質問者

お礼

知らない所でいいかげんな安全宣言で再稼働もあるかも。 全国にある54基の原発をどう処理するのか? 気の遠くなる月日を想像できません。 後始末を考えない科学技術とはなんだったのでしょうか。 いろいろ有難うございます。

noname#144490
noname#144490
回答No.1

金につられて騙された国民も、どうかと思うが。原子力を反対していた人間を庶民も一緒になって追い出しましたしね。 すぐ信じてしまう国民性に呆れますね。