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アナログ音源もデジタルで収録されている?
- 最近、カセットテープやレコードの人気が高まっていますが、それらの音源も実はデジタル機器で録音されている可能性があります。
- デジタル機器で再生できない音はカセットテープやレコードにも入っていないため、音質の利点があるのか疑問です。
- さらに、現在のカセットデッキの市場は衰退しており、一般的なラジカセでの録音が主流になっているかもしれません。それによって音質が劣化している可能性もあります。
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録音済み市販カセットテープへの録音は、カセット化されていないテープだけの状態のものがしっかりしたリールに巻かれ、そこへ100倍速といった高速録音で行われていたはず。 等速録音や倍速録音くらいじゃ生産性が悪すぎますし。 デジタル録音は1980年代半ば以降行われているようです。 一部には192KHz/24bitサンプリングの物もあるようですが、80年代半ば以降のデジタル収録曲の多くが48KHz/16bit程度でしか残されていない事からすると、録音自体がそのクオリティだったのかも知れません。 一方で1980年代当時はアナログオープンリールの性能が向上し続けていた時代でもあって、アナログで録音していて音質が良い物もあったのだろうと、当時のレコードやデジタルリマスタリングされた後のハイレゾを聴いて思わずにいられません。 本来ない筈の音が加わって「音が良い」と表現するのはデジタルの世界にもあります。 それがDSDです。 DSDは本来ない音が高調波ひずみとして現れます。 http://www.ixbt.com/proaudio/korg/dsd2.8mhz.shtml http://www.ixbt.com/proaudio/korg/dsd5.6mhz.shtml 楽器の音は多数の倍音を含みますから高調波ひずみも埋もれがちかも知れませんが、これだけ大きなピークが現れるとなると聞こえて当然で、しかしハイレゾ愛好者のうち少なくない人がDSD(SACD)を肯定しています(アナログの歪みと似たような印象評価)。 ただそれならPCMなら正確なのかというと、量子化bit数が十分に大きくないと小さな音を正確に記録できないという問題があります。 CD(PCM)ではその点をオーバーサンプリングといった手段で擬似補正を加えて再生しています。 デジタルの世界で高調波ひずみを肯定する状況を垣間見られる他の例としてはMQAがあります。 1Mbpsというレートでハイレゾに対応できると謳い歓迎されているこのフォーマットは、収納出来なかった波形を高調波ひずみで聴かせているようなものです。 それはJVCで言うところのK2やSONYで言うところのDSEEと似たような効果だと思えます。 アナログの場合の歪みについては、付帯音が音の厚みとして聞こえ歓迎されている面と、ワウフラッターなどの揺れは程度が悪くなければ飽きにくさに繋がる好ましい変化と解釈されているようです。 生の演奏は人間の時間感覚に左右され完全に同じ時間軸で演奏出来ませんが、一定以上の精度を保っていればそこに気付く人はいない事からも揺れの許容性はあるだろうと思います。
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- kkllkkj
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主に演歌のカセットテープが老人に人気のようですね 音質よりも昔からおじいちゃんたちが使ってるというのが大きいのでしょうね >>現在販売されているカセットテープやレコードもデジタル機器で録音され、それをダビングしたのではないでしょうか。 まあほとんどそうでしょうね >>すでに高級カセットデッキの新機種はなくなったようですからカセットテープへの録音もそこら辺のラジカセでおこなっているのではないかと思うのですが。 メーカーによるでしょうね ラジカセはないと思いますが、今更おじいちゃんの聞く演歌のために、高い機材を揃えて高音質録音もしてないでしょうね
お礼
確かに昔から使っているものには愛着もわきますし、そういうのは大事ですね。 やっぱり、全盛期のような高い機材ではないですよね。
- catpow
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勘違いされてますね。 市販のカセットテープの生産は、そこらのラジカセではなく、専用の機械を使っているはずです。 なので、ヒスノイズやウワフラが悪くはないはずですよ。 そして、昔の収録は、アナログ(テープ)で行っていました。 ただし、プロ用機材を使っていますから、音源としてはとても良いものです。 現在は、デジタル録音でしょう。 まあ、昔の、プロ機材で録音した音源テープ、あるいは、最近のデジタル録音した音源が元であっても、市販のカセットテープに録音しなおすと、どうしても性能はそのテープのレベルに低下します。 カセットテープが流行しているのは、音の良さとは違う、「モノ」としての実感がともなうからでしょう。 たぶん、それは番組でも言っていたはず。
お礼
なるほど。市販のカセットテープは専用の機械が使われていたのですか。この機械が生産終了になるときはテープの歴史が終るときですかね? 確かにモノとしての実感というのは言っていました。デジタルだとメモステ程度ですからね。(個人的にはXアプリやSonicStage等のソフトを使うというところがモノ以上に楽しかったりはするのですが。) ありがとうございます。
お礼
ひずみを肯定していると言うことですね。驚きです。非常に興味深く、根拠のある理論をいただきありがとうございます。確かにこれだけたくさんのテープを作っていることを考えると普通のラジカセなんてあり得ませんね。ワウフラッターも好ましい変化というのは確かに感じたことがある気がします。