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アナログ音源をデジタル化 : UA-1EX検討中
30年程前のオーディオマニアです。 今は昔ほど音に拘りはありませんが、それなりに音は聞き分けることはできると思います。 昨今のオーディオのデジタル化に伴い、私も現在所有しているレコードやカセットテープなどのアナログの音源をデジタル化しようと思います。 色々調べてみたところ、ローランドのUA-1EXというADコンバーターでパソコンのHDDに取り込むのが比較的安価でよさそうなのですが、 やはり気になるのは音質の劣化です。 現在所有の出力再生機器は中級機~やや高級機かな?と思います。 UA-1EXで音質の劣化は微少と考えてよいでしょうか?それともオーディオマニアには許せないレベル? 私はデジタル音痴ですが、使い勝手、音質等アドバイスよろしくお願いいたします。 また、他にもっと良いデジタル化する方法などがありましたら、ご指導の程よろしくお願いいたします。
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自称マニアと言う場合は、もう少し高級なものでもいいような気がしますが、AD、DA変換能力は十分なスペックだと思います。 UA1EXは、音楽CDフォーマットの倍の分解率で録音再生可能です。 ただし、音楽CDを作る場合は音楽CDフォーマットにする必要があるので、結局、分解率は下がります。 もちろん、同じローランドでも、もっと高級タイプもありますし、いろんなメーカーからいろんな機種が出ています。 UA1EXは機能的に変換にしぼった最低限なものです、他に付加機能が付くと高くなりますし、AD、DA変換能力そのものが高いプロ向けのものもあります(本格マニア向け?でしょうか)。 ですが、普通はこれで十分だと思います。 編集ソフトも附属しますので、即使えます。 私は、同じローランドですが、DTMも趣味とするため、マイク、ギター入力などが付いたタイプを使っています。 デジタル物は高性能でも意外と安かったりしますので、高性能=高価格のアナログ感覚で言えば「安物」の感じはするかもしれません。 デジタル物でも、アナログ回路部分が高級だったりして、トータルで音がいい、という場合が多いです。 ご存知と思いますが、上手くできたレコードと高級オーディオセットではCDより高音質で再生できる、高音質ということが言われます。 それをデジタル化する時点で、音に網をかけてしまうため、どんな高級品を使っても、元のレコードから(UA1EXがどうこうではなく)変換することで音質は変わるものと思います、劣化ではなく変化ですが、そこを、どう考えるかではないでしょうか。 変化=劣化であるとお考えならデジタル化はあきらめるか、せめてプロ向けのインターフェイス使用でしょうか。 私も、時々レコードのCD化をしています。 高解像度で録音するとデータサイズが大きくなるなど、面倒なので最初からCD音質レベルで録音してそのままCD化しています。 レコードはレコードで残しておくつもりなので、車で聞く、とか別のミニコンポで聞く用途です。 そう割り切れば、音質ウンヌンは問題無いと思います。 私の環境では、それほど音質が劣化するとは思えませんが、好みですので何とも言えません。 また、せっかくPCを使うのですから、ソフトで様々な編集が可能なのもデジタル化のメリットです。 波形の編集、レコード特有のノイズの除去(専用ソフトもあります)、好みの音質補正、曲のタイトル付け、などなど、レコードの「プチッ」ノイズを波形を書き換えて消したり、やり始めたらキリがありません。 データ化しておけば好きな曲だけのCD化も簡単で便利です。 CD化の最大のメリットは便利だからではないでしょうか。 録音前にはPCのHDDのデフラグをして置くのもお勧めです。 また、一般にノートPCよりデスクトップPCの方が作業が快適です。 HDDに数10分連続で録音したあと、ソフトで曲を切り分けしたり、編集で上書きしたり、HDDを酷使しますので、HDD性能の高いデスクトップのほうが有利なわけです。 そういう作業が面倒で、簡単にCD化したいなら「CDレコーダー」の購入が1番です(CDレコーダーは音楽用CDRが必要です)。 カセット、MDデッキの感覚でCDRに録音できます。 レコード再生のまま簡単にCDが出来ます。 その場合、音質はこだわりようがありません。
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- mackid
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少し見方を変えた回答になりますが。 CDからパソコンに取り込んだり、音楽配信サービスからのダウンロード曲をパソコンにヘッドフォンをつないでお聞きになった事がおありでしょうか。もしおありでなければ一度試してみてください。 アナログレコード時代の録音をCD化したのでなければ、ほとんどノイズレスの状態からいきなり音が出て来るように聞こえると思います。それがデジタルの世界で、若い人にはテープやレコードのヒスノイズのようなものは存在さえ知らないようなものです。 デジタル化後、質問者さんはCDやDVDオーディオといったものを中心に聴く事になると思いますが、USBオーディオインターフェースを使った場合、レコードやテープのノイズも忠実に取り込んでしまいますから、ノイズレス音源と旧媒体から取り込んだノイズあり音源を混在して聞く事になるのだろうと予想します。 ノイズもアナログの良さだという意見も判りますが、アーチストにとってノイズは自分が意識して録音したものではありませんし、不思議なものでノイズレス音源になれてくると、これまで何とも思わなかったアナログ音源のノイズが気になってくるものです。 ですので、USBオーディオインターフェースによる音質劣化を気にするのでしたら、まずお持ちのレコードやテープの中身がCDやDVDオーディオや音楽配信サービスで入手(購入あるいはレンタル)できるか、調べてみることをお奨めします。入手できるのならCDからの取り込み、入手できないものだけをアナログからデジタル化する、という考え方です。 USBオーディオインターフェースによる音質劣化はそれほど気にする必要はないと思いますが、デジタル化した後、どうされるのでしょう。音源をパソコンで管理し、パソコンとコンポをつないでの再生環境になさるのでしょうか。あるいはデジタル化したものをCDに焼いてCDプレーヤーでの再生でしょうか。 パソコンとコンポをつながないのでしたら、iPodのようなデジタルオーディオプレーヤーとコンポの連動もお考えください。 iPodなどはカセットウォークマンのようなアウトドア用品で、自分には関係のない道具だと思っておられるかも知れませんが、現在のコンポオーディオがiPodを中心に動いている事も事実ですので、以下の記事を一読されることを御奨めします。 麻倉怜士のデジタル閻魔帳:オーディオの作法 http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0812/03/news118.html 山之内 正が聴いた“iPodデジタル出力”の実力 http://www.phileweb.com/news/d-av/200808/05/21621.html 2000万円の超高級オーディオにiPodが挑戦 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tokushu/gen/20050930/113716/
お礼
アナログ音源のデジタル化の最大の目的は、 消え行くアナログプレーヤー(特に高級カセットデッキはもう存在しません)が完全に消滅する前に音源だけはデジタルで確保しておきたいということと、どんどん増えていくデジタルAV機器の種類が増えているおかげで、当家に在る2台のAVラックが満杯になって、ラックに入らないプレーヤーは埃をかぶったままになているので、消え行くプレーヤー関係(アナログ系、MD等)は処分していきたいと思っています。 普段はi-Podも使っていますし、BGM的にはCDをパソコンにヘッドホンを繋いで聞いたりもします(さすがに音はかなり悪いですが) 勿論、今でも購入できるものはわざわざデジタル化はしませんが、 ほとんど廃盤になっていますので、デジタル化する量は多いかもしれませんね。 デジタル化した後は主にパソコンで管理して、CD-Rに焼いてCDプレーヤーでの再生するつもりでいます。 ご紹介いただいたサイトもおもしろそうですね。あとからじっくり見たいと思います。 色々とアドバイス有難うございます。
- peacementh
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コンバータと言うよりはオーディオインターフェイス。 いわばパソコンの耳として考えるといいでしょう。 パソコンの中に保存されていると言う時点ですでにデジタル信号ですので。 ローランド・・・というかエディロールのブランドならとりあえず心配無用です。 UA1で唯一困る点があるとすれば、音声が再生されてから0.5秒ほど遅れてパソコンに入り、パソコン側で鳴らせと言う命令がでて0.3秒後に鳴るというレイテンシーの問題ですが、パソコンでカラオケを作って自分の唄を録音するといった事情でもない限りは無視してもかまわない些細な問題です。
お礼
特に問題ないわけですね。 どうも有難うございました。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
>> UA-1EXで音質の劣化は微少と考えてよいでしょうか?それともオーディオマニアには許せないレベル? // 私も、端から見ればオーディオマニアだと思いますが、UA-1EXの音質が許せないとは思いません。1万円程度の安物ですが、少なくとも再生に関しては、数万円程度の単体CDプレーヤー並みだと思います(PC用のヘッドフォンアンプに繋ぐのに使用中)。カセットテープなどから取り込むこともありますが、テープ自体のヒスノイズの方が気になります。 しかし、最高の音質だとも思いません。RMEやMOTUというメーカーがあって、10万円とか20万円とかそれ以上とかのクラスですが、プロダクションレベルのクオリティを持っていて、それに比べると明らかに格下です。その意味で、やっぱり安物だな、とは思います。 また、私ほどマニアではないと思われる人でも、UA-1EXでは我慢ならん、という人もいるようです。 つまり、どの程度こだわるか次第であって、UA-1EXで足りると思うかどうかは、もっぱらその人次第といえます。個人的には、別にUA-1EXで不足はないと思いますが、それより少しだけ高音質なオーディオインターフェイスも持っているので、どうせあるなら...という感覚でそちらをメインに使うことが多いです。 >> 使い勝手 // UA-1EXは、USB1.1という規格でパソコンとの間のデータをやり取りします。USB1.1というのは、あまり伝送速度が速くないので、超高音質ではチャンネル数が制限されます。 すなわち、UA-1EXは、最高で96kHz/24bitという高音質規格に対応していますが、このモードで使用するときは「ステレオでの録音だけ、または再生だけ」に制限されます(CD並みの44.1kHz/16bitなら、ステレオで録音しながら再生、ということも可能)。 また、取り込み作業は、要するに、テープレコーダー(パソコン)を録音待機状態にしておき、レコードプレーヤーや別のテープデッキの再生を始めると同時に待機状態を解除する、というのと同じです(再生時間と同じだけ時間がかかる)。 その後、1曲ごとに切り離すときは、もっぱらパソコンのソフト(音声編集ソフト)の使い勝手によります。これは、必要とする機能が備わっているか、細かな設定・指定が可能か、ボタンなどの配置は分かりやすいか、といった個々人の要望や嗜好に負うところが大きいといえます。
お礼
詳しいご説明どうもありがとうございます。 もう少し出してかなり音質は良いということになれば検討しますが、10以上は出せそうにありません。 最高で96kHz/24bitという高音質規格に対応でしたら過剰品質のようにも感じますが、「ステレオでの録音だけ」出来ればよいと考えております。 なんとなくUA-1EXでも良さそうな気がします。
- bkbkb
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オーディオ耳がある方となると非常に難しいです… 一般の人であれば全く問題ないというのですが… 録音自体はこの製品でなくても、ライン入力のあるパソコンであれば可能です。質はわかりませんが。 オーディオ向けの拡張ボードなども販売されています。 基本的に海外製の物の方が良い物が多いですが、最近の事情に疎いので具体的には示せません。すみません。 それと録音には録音用のソフトが必要になります。
お礼
早速のご回答どうもありがとうございます。 やはり音質についてはむずかしいところですね。 高価なものを買う余裕はありませんが、安物買いの銭失いになりたくないので、もう少し評判を聞いてから決めたいと思います。
お礼
とても詳しくかつご丁寧なアドバイスに感謝いたします。 マニアだったのは昔のことですから、今は耳が少し悪くなり、細かいことは気にしないようにしています。 音質云々より音質の変化の方が気になるレベルのものであれば、逆に音質は大きな劣化が無いと言えると思いますので、多分私には許せるレベルだと思います。 確かに使ってみなければ解らないと思いますので、UA-1EXは悪く無さそうですね。購入して試してみたいと思います。 編集作業も楽しそうです(出来るかどうか分かりませんが(笑) どうも有難うございました。