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鹿児島弁の「おいこら」について

戦前の警察官は「おいこら」と威張り腐って通行人を呼び止めたというのは有名な話です。ところが鹿児島出身の友人によると鹿児島弁の「おいこら」は丁寧な「もしもし」と言う意味で威張り腐った印象は全くないと言います。鹿児島では今でも「おいこら」が通常使われているのでしょうか。ひょっとして電話をかけるときも「おいこら」って言うのですか。

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回答No.1

>戦前の警察官は「おいこら」と威張り腐って通行人を呼び止めたというのは有名な話です。 話が逆です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%A9%E9%9A%85%E6%96%B9%E8%A8%80 にも、以下のように書いてあります。 藩閥による薩摩藩の警察官の薩摩藩出身者優遇によって、明治前期の警察官には薩摩藩出身の者が採用されがちであった。「おい」「こら(「これは」=「あなた」の意)」は彼らが市民の注意をひく際に用いた薩隅方言の言葉で、これが定着して、今日の標準語で広く使われるようになったもの。 明治維新の「勝ち組」は薩長土肥なので、警官も、薩摩藩出身者が多く採用されました。 警官は「出身地以外の全国に配属された」ので、全国に薩隅方言の「おいこら」が拡散しました。警官本人が「ちょっと、あなた」って意味で「おい、こら」と呼びかけても、そんな方言を知らない一般人は「威張り腐って呼び止めている」と感じた事でしょう。 >鹿児島では今でも「おいこら」が通常使われているのでしょうか。ひょっとして電話をかけるときも「おいこら」って言うのですか。 「おいこら」が「悪いイメージを伴って全国に知れ渡ってしまった」ので、地元で今でも使っている人は少ないと思いますが「方言は、伝統文化として大事にすべき」なので「意味の判ってる地元民同士」では、まだ使われていると思われます。と言うか「使い続けて欲しい」です。

ketsuro8da
質問者

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