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三浦九段の出場停止処分、不当では?
http://mainichi.jp/articles/20161019/k00/00m/040/014000c 三浦九段に出場停止処分が下され、竜王戦の挑戦者が繰り上がりました。対局中の将棋ソフト使用疑惑が背景にあるようですが、表向きの理由は「休場の意思を示しながら休場届を出さなかった」というものです。 この処分、不当ではないでしょうか? そもそも、休場の意思を示したことがあったにせよ、休場届を出していない以上は、三浦九段を出場させる方向で話を進めるのが筋だったでしょう。逆に、明確に休場の意思が示されたのだったら、紙の届はなくとも休場と扱えばよい話です。 将棋ソフトを使用したという疑惑があるそうですが、そういった不正は、暴かれて初めて処分可能になることではないでしょうか。離席が多いというだけで疑うのは根拠薄弱ですし、仮にソフトと着手の一致が多いとしても、終盤においては、プロは何手も先が読めるのでしょうから当然のことです。序盤・中盤でも、ソフトを使った研究をして入れば、一致が多くて何の不思議でもありません。また、九段の出した反論文書によれば、着手の一致も協会側は示していないとか。 当然ですが、出場停止という、棋士に相当な不利益のある処分を下す以上、十分な根拠・理由が必要です。今回の処分は、それがなく不当だと思うのですが、皆さんはどうお考えですか?
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- eroero4649
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はい、大変残念ながら渡辺竜王がこの件についてコメントを発表いたしました。 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161019-00006688-sbunshun-soci 記事にもありますが、過去の対局で「ありえないほど手がアプリと一致した」というものが散見されました。 そのうえで棋譜を前にして、羽生善治三冠、佐藤天彦名人、谷川浩司九段といったような錚々たる面々が7名集まり検討した結果、「シロ」と判定したプロは一人もいなかったということです。 渡辺竜王はそれが誰の発言であるかは明らかにしていませんが、メンバーの一人は「99.9%やっている」とまで踏み込んでいたようです。 私は、こういったメンバーが7名集まって検討した結果のほうが尊重されて然るべきだとは思います。状況証拠は「99.9%クロ」ということですね。 発表がこのタイミングになったのは、今年超絶にノリノリの週刊文春が探っていたことも影響したかもしれませんね。文春が記事にするとしたら、竜王戦の真っ最中というドンピシャのタイミングでぶつけてくるでしょうから、そんなことをされたら竜王戦が大混乱になってしまいます。 STAP細胞と同じだよ、みんな。私は三浦九段の外堀と内堀は完全に埋まったと思っています。あとは身の潔白を証明するとしたら、衆人監視の中で対局するしかないと思いますが、もしその手がアプリとまるで違うものになったとしたら、「これがホントの詰み」ですね。
- statecollege
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NO3です。NHKのインタビューはここ(↓)。質問者さんが提示された内容と重なっています。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161018/k10010734201000.html 三浦九段の反論書をよく読みもせず、将棋界のこともよくも知らないで、一般的な組織論から回答している人もいるようですが、私は三浦九段のことはデビュー当時から将棋も人柄もよく知っています(個人的にではありません)。心証的には、「クロ」という人がいますが、心証的にも「シロ」です。竜王戦は最高棋戦で、挑戦者になるだけで名誉であり、賞金も最も高く、さらには今年度の他棋戦への参加が、たいした根拠もない決定によって閉ざされるのはまったく理不尽な決定としかいようがありません。将棋ソフトの件で、将棋連盟が神経質になっていたということは理解しますが、とくに規則に反した行動をしてたわけではない(席を外す行為は禁止されている行為ではないし、将棋ソフトを使ったというのも誰もみているわけでもない憶測にすぎません)棋士に対して、こんな重大な処分を下すというのは、連盟執行部の大失態です。この決定によって、三浦九段は名誉と金銭を失うのですから、裁判で争って黒白をつけたらよいと思います。三浦九段の性格からして、これまでお世話になってきた将棋連盟を相手に裁判を争うのは本意ではないと思いますが、このままでは、対局に禁じられていた将棋ソフトを使った棋士第1号として濡れ衣をきせられたまま歴史に名前を残すことになってしまうでしょう!
- 志摩 隆(@shima327)
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No.1です。 補足に回答します。 >疑いの根拠が問題ですよね。 終盤の離席が多いっていうだけで疑うには無理がありませんか? 今のところ報道されている範囲ではそのようですが、 質問者さんは本当にそれだけと思っていますか? 九段は、弁明書?を提出されたようですが、小生はまだ全文を呼んでいないので、 確たる事はいえませんが、組織の判断、決断はそんなもんじゃないと思います。 >九段の立場になって考えてみましょう。無実の証明なんて、 しようがないのではないですか ですから最初に言いました。 「竜王戦の挑戦者たるもの、李下に冠を正さずです。 疑惑を持たれることさえ、絶対駄目と知るべしです。」 疑惑を持たれる行為そのものが、駄目です。 その疑惑を晴らすのが「弁明書」だと思いますが、 疑いを晴らすには、全文読んではいませんが、全く不十分だと思っています。 No.5さんの回答に共感します。
- notnot
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個人的な心証的にはクロなんですが、三浦九段が処分を不当として裁判に訴えれば、三浦九段が勝ちそうに思います。 将棋連盟はもっと早い時期(挑戦者になる前)に判断すべきだったと思います。
- nekosuke16
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三浦棋士が出場停止処分を受けた件。 「疑わしきは罰せず」という貴方の姿勢も分からないではないですが、将棋連盟としては不問に付すという訳にもいかない状況です。 犯罪でいうなら、容疑者段階ということになりますが、やはり、ある程度の拘束はやむを得ないのではないですか? 連盟としても、これ迄に経験したことのない事態にどう対処するのか、人工知能の発達が将棋界に必要以上に浸潤し、人間の頭脳を凌駕し始め、現実にプロ棋士を負かす程の力を持った時に、当然に今回のような事態が起こり得る可能性はある。 三浦棋士は、その可能性を最初に実現させた疑いを持たれてしまった訳ですが、やはり、対局中の余りにも不自然な動きには、疑いを掛けざるを得ない状況です。 今後のことを考慮して、やはり、慎重かつ万全を期すためにも、ある程度の拘束は必要だと思いますよ。 火のないところに煙は立たないものですよ。
- nihonsumire
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将棋連盟は公益社団法人という組織ですので、社会的責任が大きいと言えます。従って、その責任が十分果たされてるかが問題だと思います。また、棋士の段位や竜王戦での順位をそのまま素直に実力の象徴と考えると、竜王戦という権威のある(賞金額かもしれないが)決勝戦を休場するという行為が適切な判断なのか問題が残ると言えます。 プロとして認められた少なくとも四段以上の方々の人間の頭脳の限りを尽くして戦う、姿や棋譜は、我々将棋ファンならずとも貴重なものだと想われます。 将棋連盟も棋士の方々も、内部でなく外部に対する責任を痛感して頂き、今後の発展のために、黙って台風の過ぎ去るのを待つのか、きちんとしたけじめをつけるのか、注目していきたいですね。
- hiodraiu
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主催者側の判断が全てだと思います。 その判断が正しかろうが間違っていようが、主催者側が自身の責任の元に運営しているので、それで良いと思います。 どんな組織でも権限を持つ人達には責任がついて回ります。自分で責任が取れる方に判断が傾くのは当然だと思います。実際は分かりませんが、何か決定的な証拠を掴んだか、若しくは疑惑が本当だった場合のほうが失う物が大きいと判断したのかもしれないですね。
- statecollege
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質問者さんのご意見に賛成です。この処分はまったく不当だと思います。 本日のNHK夜7時のニュースでも三浦九段に特別インタビューしていましたが、三浦九段はソフトは見ていないし、スマホに将棋ソフトはいれていないと言っています。スマホと使っていたパソコン3台を証拠として連盟に提出したと言っています。どうも、連盟は、一部の棋士の噂をうのみにして、十分な証拠もないのに、三浦九段の竜王戦出場停止と本年度の残りの棋戦への出場停止処分を決定してしまったような気がします。
- ggggzzzz
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たしかになぞがある。まだ公表されていないことがあるのかもしれませんね
- 志摩 隆(@shima327)
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竜王戦の挑戦者たるもの、李下に冠を正さずです。 疑惑を持たれることさえ、絶対駄目と知るべしです。 当たり前だね、こんなこと。 組織は建前が本分だからね。 >十分な根拠・理由が必要です。今回の処分は、 それがなく不当だと思うのですが、 本当にそう思いますか?・・・ そんなことしたら、今時、組織は訴えられます。 九段の、明快で、潔白な証明、証言を望みます。 将棋界の明日のためにも。
補足
疑いの根拠が問題ですよね。終盤の離席が多いっていうだけで疑うには無理がありませんか?ここ一番は一人になって気分を落ち着けて考えるというのも、アリだと思うのですが。 九段の立場になって考えてみましょう。無実の証明なんて、しようがないのではないですか?殺人とかだったら、現場不在(アリバイ)を立証すればいいんでしょうけど。 ある事実が、あったという証明は比較的容易でも、なかったという証明は一般に困難なんです。だから不正や犯罪の類は、あったと証明しない限りなかったと扱うのです。
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補足
何人集まろうが、結局根拠は、アプリの着手との一致及び離席だけでしょう?しかも、他のメンバーは渡辺竜王の主観の入った一方的な(三浦九段の反論のない)報告を聞いての判断です。 プロは手を覚えるのが、非常に得意です。手を覚えずしてプロにはなれません。三浦九段がソフトを使って研究していて、ソフトの手を意図的に覚えて自らの将棋に取りこんだのだとしたら、着手の一致率の高さは不思議でもなんでもないじゃありませんか。 離席中に熱心にスマホを操作しているのを見た、とかなら別ですがね。