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リアル囲碁でのパスの有無
- リアル囲碁には「パス」の概念は存在しません。
- 対局者は交互に石を打ち、相手に打つ場所がなくなるまで対局が続きます。
- 相手がパスを宣言した場合でも、自分には打つ場所が残っていれば対局を続けることができます。
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プロの対局では英語の「パス」とはいいません。同じ機能を表す言葉として「着手放棄」という日本語を使います。 例えば、日本囲碁規約第9条第1項 一方が着手を放棄し、次いで相手方も放棄した時点で「対局の停止」となる。 ちなみに対局の停止後、駄目を詰めたりして、双方が合意すると対局が終了します。これが「終局」です。 また、対局の停止後、一方が対局の再開を要請した場合、要請された側、つまり相手方から打ち始めます。 例えば一方(例えば黒)が着手を放棄すれば、他方(白)が石を打ちます。黒が再び着手放棄すれば、連続して白が打ちます。 そのような結果、黒の大石が打ち揚げられてしまう場合も出てきます。打ち抜くまでいかなくても、黒地の中に白地を作ったり、セキの形にして、勝負を逆転するのは簡単でしょう。 実例があります。 以下はうっすらとした記憶ですが、いまは規約で、打つ所が無くなるまで完全に交互に打つことになっていますが、以前は違ったんです。 以前は、着手放棄があって対局が停止された後、駄目(どうでもいい目)のつもりで順番はデタラメに打っていたそうです。 ところが、「もう終わったのだから」とうっかりして、勝つ方の棋士の必要な「手入れ」が遅れてしまったのです。負けるはずだった側が大事な場所に先に打ってしまった。 勝つ側は、同じ場所には打てません。 その結果、勝っていた側の大石が打ち抜かれてしまって、勝敗が大逆転してしまったのです。 「こりゃマズい!」ということになって、とにかく駄目でも最後まで順番通り打て、という規約に変わったのです。 プロといえども、うかつに着手放棄はできませんね、というお話でした。
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- notnot
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No1です。 >囲碁用語は基本的に日本語なのに、パスは英語だから、違和感があったのです。 ああ、そういうことですか。日本語だと「着手放棄」です。 ただ、規約にも、 http://www.nihonkiin.or.jp/match/kiyaku/kiyaku01-02.html > 1 交互着手は権利である。 > 2 着手放棄(パス)は、放棄者の対局停止宣言であり、続いて相手方もパスした場合は「対局の停止」となり、次の着手を行うことはできない。(第九条1項参照) カッコして、「パス」と書いてあります。
お礼
さんきゅー
- fujic-1990
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2番回答者です。 私が紹介した囲碁規約の条文は、1997年版の「新・早わかり 用語小事典」に載っていた規約です。 今現在の規約では、多少の言い回しや条文の位置が変わっているかもしれません。あしからずご了承下さい。
- dragon-man
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パスなんてありませんよ。そういう意味の日本語の用語も中国語、韓国語の用語もありません。これで終わりと思ったら、双方の了解の元、石を打つのをやめるだけです。相手が終局を認めず石を打ったら応じればいいだけです。相手が損するだけで、そのうち相手も打つところがなくなります。つまり終局です。ほとんどの場合はそこまで行かず、双方が打つ手なしを認めて終わりです。
お礼
さんきゅー
- notnot
- ベストアンサー率47% (4900/10358)
パスはあります。なぜ、「パスが無いかも」などと思ったのでしょうか? 日本のルールだと、自分の地に石を打つと地が減るし、相手の地に打つと上げ石が増えて最終的に自分の地が減ります。 なので、駄目が全部詰まった段階で、Aさんが続行すると言い、Bさんが打つところ無いと思えば、パスします。Aさんが、そこに手があると思い、Bさんが無いと思うケースなどで、発生します。
補足
>なぜ、「パスが無いかも」などと思ったのでしょうか? ↑ 囲碁用語は基本的に日本語なのに、パスは英語だから、違和感があったのです。込み、生き、死に、当たり、劫、中手、伸び、切り、天元、星、征、投了。。。こんな感じの用語に混じって、パスって。。。 それに、囲碁の入門書に基本的なルールが書いてありますが、パスなんて記述は無かったように思う。 プロの対局でパスなんてあれば、そのシーンがユーチューブに載る気がするなー。
お礼
さんきゅー