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付加価値神話
国内電機メーカーの凋落について「付加価値神話が崩壊した」というような見方も多いですが、かつては付加価値路線の製品でもうまくいっていました。 なぜ過去はうまくいっていたのに今ではダメなのでしょうか?
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コモディティ化とかフリーやシェアの話でも説明はできるんだけど、それ以前に、日本のメーカーが文系出身の人に乗っ取られてものづくりから儲けに変質したからだと思いますよ。 シャープなんて、変なものを数多く作るメーカーで有名だったんだけど、液晶を手に入れてから一本足経営なんてお馬鹿なことをいう経営者が勢力争いを始めてしまって、今の状況にあるわけです。 いろんな変なものを作って、ユーザーが面白がって育てていく、ということを、効率化、高収益化という言葉が、無価値なものと切り捨てていったわけですね。
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- miging
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デフレが長期化し深刻化したからです。また政府がそれを後押しするような行動にでたことも原因の一つでしょう。 デフレ社会では様々なところで過当競争が起こり、多くの企業がリストラを活発化させ、多くの人が失業に怯え、多くの企業が大企業からの契約打ち切りに怯え、多くの企業が取引相手の倒産に怯えながら、投資を縮小してできるだけ内部留保を貯めこむ行動で身を守ろうと必至になっています。 そういったデフレ社会では付加価値商品は売れづらいです。 リフレ状態、あるいはそれに近い状態の緩やかなインフレの社会では企業は生き残るために投資活動を活発化させています。また投資が活発であれば世の中の仕事も多いですのでリストラされても他の選択肢が存在しています。お金が上手く廻っている経済情勢下では 付加価値商品で次の投資先を開拓することで企業経営いとってもプラスに働きます。
- hekiyu
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家電で、日本が落ち目になったのは、家電業界が 部品を集めて組み立てるだけ、という構造に 変化したためです。 こういう製造方法なら、何処の国でも製造可能 ですから、勝負は価格だけになります。 だから、人権費の高い日本は、価格競争で敗れた のです。 かつては付加価値路線の製品でもうまくいっていました。 ↑ 付加価値路線だからうまくいっていた訳では ありません。 日本にしか作れなかったので上手くいっていた のです。 現代でも、家電の重要部品が作れるのは日本だけ です。 韓国の家電の部品の70%は日本製です。 だから、部品メーカーは儲かっています。
- SPROCKETER
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海外メーカーとの価格競争が熾烈化し、多機能よりも低価格の時代になったからでしょうね。 パソコンではプリインストールソフトがたくさん入っている機種よりも、シンプルで低価格な機種の方に人気がありますし、余計な付加機能は不要という考え方が強いです。 東芝、シャープ、ソニーという大企業が赤字決算に陥ったのは、付加価値を目指したアイディア商品が多いメーカーだからでもあります。アイディアで製品が売れた高度経済成長期の商法が破綻する時代になったのでしょうね。 最も大きな影響を与えているのはテレビ番組の不振だと思います。昔はテレビCMや番組に登場する家電製品は必ず売れると言っても良い状況でしたが、今のようにテレビ離れが進んで視聴率が落ち続ける状況では、商品の売れ行きが伸びなくなっています。 東芝、シャープ、ソニーの3社は、どれもテレビ事業ではトップに入る大企業ばかりです。テレビ番組の不振が大きく影響しているのではないでしょうか。
- nankaiporks
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付加価値というのは、メーカーの自己満足。 ユーザーの必要なものさえあれば、それでいいのです。 いらない機能を排除してでも安いもの。 それが今の時代です。 そういうニーズを理解できていないのが日本のメーカーなのです。 バブル時代では意味はわからずとも色んな機能がついてるから売れた時代ではないのです。 付加価値とはユーザーにとって有益なもの。 機能は無視してシンプルなものを望んでる傾向にもあります。 ただ、付加価値商材でないものは海外生産になり、品質も落ちてしまったのも墜落した要因の一つだとも思います。
- ithi
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inactiveofficeさん、こんばんは。 そうですね。多機能というおまけがついてもお値段が同じではつまらないでしょうね。おそらく、今は価格破壊という神話の方が根強いと思います。収入が増えませんからね。