片山議員の大河ドラマ「平清盛」批判はファシズム
片山議員がNHK大河ドラマ平清盛の言葉使いが、天皇に対して不敬だと批判しましたが、これは戦前の天皇機関説批判を思い出させるものがあります。
戦前の騒ぎは、戦後になって、機関説の方が正しい、という結論になり、騒いだこと全体がファッシズムそのものだった、と反省されています。
当時の雰囲気では、「天皇を単なる機関だ」などと言うのは、「不敬だ!」という非難でしたが、今回の片山議員の難癖は、天皇のことを「王家」などと呼ぶのは不敬だ!というものです。
「王家」という言い方は、確かに聞きなれない言葉ですので、おやっと思うのですが、どうやらこれは新しい歴史の見方のようです。
片山氏の言い分は、「王家」という未だ定説になっていない言葉を使うのはけしからん、ということらしいのですが、天皇の呼び方について「定説以外は使ってはいけない」などという言論統制を政治家が行って良いものではない、と思われます。
これは明らかに言論弾圧では無いでしょうか?
それとも片山議員は、天皇機関説問題などという過去の歴史のことは、知らないでうっかり言ったことなのでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。「汝臣民餓えて死ね」という文句が刺激的過ぎました。GHQの介入で無罪になったとばかり思っていました。