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弁護士の質の低下
悪どい弁護士や信義誠実さがない弁護士が増えたと最近言われていて、トラブルになるケースが多いと聞いていますが、何故そのような弁護士を弁護士会は、処罰せず、これから志を持って弁護士になりたいと思って頑張っている人の司法試験合格者を絞ろうとするのか?これから人の為になりたいという合格者に弁護士としての信義誠実をよく教えた方が良い弁護士が増えるのではないでしょうか?
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私も、弁護士が少なかったころ、そう思っていました。でも、最近はそう思わなくなりました。 人間、苦労して得たものは失いたくないという心理が働きます。それに対して、楽して手に入れたものは馬鹿な使い方をする。横領したお金などの使い道は、大概が、ブランド品の購入だとかギャンブルとか、異性に貢ぐとかです。いわゆる「あぶく銭」というものです。 苦労して弁護士になり、みんなから「すごいですねぇ」と言われればその立場を失いたくないものです。 それに対して、「最近は誰でも弁護士になれる仕組みになったそうですね。俺もとろうかな」とか言われていたら、どうでもいい気持ちになる。 それに、ライバルが多いと、技量の差で収入に大きな差がでます。生活費に苦労する弁護士だっているそうです。。 現実に生活に困り、ほかからも尊敬を得られない、という状況になればどうなるか。これは現在の教育でどうこうなる状況ではないと思いますよ。 昔、「武士は食わねど高楊枝」と言って、どんなに貧乏でも、どんなに若くても、そしてそれが誰もが知っている話でも、いったん公式の場に立てば、どんなに高齢の大金持ちの商人に対しても上座に座って頭を下げさせることができました。素養ある人からは敬語でもって待遇されていたわけです。 貧乏を我慢させるそういう「身分」があった。「俺は侍だ」という矜持・プライドが武士にはあったのです。 いまはそういうものは「不平等」として絶滅させられて存在しませんから。判断の基準は、まず、ゼニです。次に、社会的な地位(社長かどうかなど)。 だれからも尊敬されず、腹もすいたら、信義だの誠実さだのは、どんなに教育したって雲散霧消でしょう。無駄です。 私は、弁護士は減らしたほうがいい。で、開業後何年かは開業地を国が指定するような方式にすべき(分散させるべき)だと思っています。 いま、弁護士が増えたといっても、余っているところは余っていますが、医者と同じで「いないところには、いない」のです。 離婚訴訟で、夫と妻が同じ弁護士に相談するなんて、笑い話も出ていますから。双方代理はできませんから、大変です。
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- catpow
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弁護士資格を持った人が増えすぎて、食っていけない弁護士が増えた。 で、生きるために悪事に手を染める弁護士が増えたってことみたい。 だから、司法試験合格者を絞ろうってのは、普通に考えたら当然な対策みたいです。
補足
悪どい弁護士が野放しで、新しく入った弁護士を教育したら、あまり良い結果にならなそう。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 確かに今、弁護士が増えすぎましたね。良い弁護士の選び方なんてネットでみます。 これからの司法試験を狭き門にするとして、今存在する変な弁護士をどうするのか、ほっておくのか?の問題が出てきます。弁護士会は犯罪的行為以外は処罰しない、一般企業より処罰が甘いと言われていますから。弁護士会のいう弁護士としての品位の考え方が甘いと思います。