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オープンテープの外観から特性を予測する方法
- オープンテープの外観からテープの種類を予測する方法を探しています。再録音時のバイアスとEQの設定にも関係しており、誤った設定が音色に影響を及ぼす可能性があります。
- テープの外観からテープの種類をある程度予測する方法はありますか?再録音時にはバイアスとEQの設定にも関係するため、重要な要素です。
- オープンデッキのテープの外観から、テープの種類を予測する方法を教えてください。再録音時にはバイアスとEQの設定が必要なため、正確な情報が欲しいです。
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shintaro-2様のおっしゃる「色の傾向」は、確かにその通りですが、かなり黒っぽいノーマルテープもありますので、確実性はあまり高く無いと思われます。 また、2層塗りのデュアドですが、裏からはノーマルの酸化鉄、赤茶色に見えて、表面がクロームなので黒く見えます。 しかし、実愛したか失念しましたが、「バックコート」を施した物が有るなら裏からは磁性体の色は見えないでしょう。 バイアスに関しては、単純に言えば「深めのバイアスで中低域の相大記録能力が高く成り、浅めのバイアスで高域が強く成る」と言う感じです。 深過ぎるバイアスは高域低下途中低域の大音量録音が可能に成り、浅すぎるバイアスは録音限界レベルが下がった上に特に高域の歪み感が多く成る。と感じています。 John_Papa様の調整方法、それで良いと思います。 ただ、私の場合は「カセット」で行っていた我流のまま続けていました。 440Hzと1kHzと8kHzの信号でメーター読み。その後ホワイトノイズを聴きながら微調整。っていう感じ。基本は1kHzのオーバーレベルで歪む感じが最適なバイアス付近からのスタートでしたから、バイアスのみしか調整出来なかった私のカセットデッキで身に付いた手法は、かなり無駄が多かったのでしょう(笑) テープは必ず購入したときの元のリールに「低速」で巻き取って、元の紙箱に収納しています。 さらにいろいろ書き込んだシールを張って、録音時の情報をリールを見たらわかるように。 カセットもオープンも、購入したら低速で往復走らせてから、というのも私の変なコダワリでしたねぇ。 (ビデオテープは、単に早送り/巻き戻し、で済ませてましたけれど。) テープのヘッドに接する面は基本的に磁性体表面色ですが、裏面は透明なフィルムなら磁性体の色が、しかしバックコート等が塗布されていれば、その塗色になります。 基本同じテープでもバックコートの有無という製品も多かったので、この点は認識しておきましょう。 なお、2Trやフルトラックですと、テープの裏表が逆でもそれなりに「鳴って」しまいます。 疑問が有るなら両面を聴き比べて、レベルが高く高域低下が少ない方が正解。と判断しましょう。 (4Trだと、逆転再生になるので、すぐわかります。) EEテープをノーマルポジションで録再すれば、バイアスが浅過ぎますので、高域側が強調され荒くやせ細った音で録音レベルを上げるとすぐに飽和しちゃうので、試せば判断出来るでしょう。 逆の場合は高域のレベル低下が激しく、やはりすぐにオーバーレベルとなるので、わかるはずです。 (ただ、EEテープ、使った事が無く、カセットでの経験からの憶測ですけれどね。。。苦笑)
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- shintaro-2
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基本は磁性体面の色が 茶色系なら酸化鉄でノーマルポジション(Type-I) 黒系ならコバルト系でハイポジション(Type-II EE) です。 SONYのDUADの色は忘れました。 裏面の色は関係ありません バイアスとEQを間違えるとどうなるかというと バイアスを間違えると音色の問題ではなく、磁性体の非線形部分を遣うことになるので 入出力特性が非線形になってしまいます。 またEQを間違えると、周波数特性が変ってしまい 音がこもったり、ヒスノイズがめだったりします。
お礼
それは知りませんでした。茶色がTypeIで黒色がTypeIIだったのですね。貴重な情報を有難うございました。 ところで、TypeIIの場合はノーマルと比較して、バイアスは深くかけるのでしょうか?あるいは浅めでしたか? 昔の知識が飛んでしまい、覚えておりません。
- John_Papa
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こんにちは。 私の場合、所有オープンテープが全てライブ演奏などのオリジナル録音というのもあると思いますが、箱と中身が違うというのが考えられません。(カセットテープはカーオーディオに使ったりなどで裸で転がってたりしますが) 一度に多種のテープを取り出すという状況は少ないと思います。テープを取り出した元の箱に収めずに箱が変わってしまうという事も、よほど無頓着にテープを扱わない限りは起きないでしょう。 とりあえずは箱記載で同じ品番のテープを見比べて全て同じなら、そのまま信用して、1つ2つ違っている場合には多数決で仕分けし、少数派については多数派のどれに近いかで判断する、あるいは収録曲で録音時の状況をを思い出す。 テープの色は表も裏も原材料の色ではなく着色によるですので、写真や印刷物と同様に経年変化すると思います。(箱に入っていれば光が当たらないので保存状態は良いでしょう) バイアスによる影響は、 録音に対して出力が最大になるバイアスが音の中低域と高域でズレがある為に発生します。高域の出力最大のピークは、中低域の出力最大のピークよりバイアスが浅い(低い)のです。 従ってテープの最適バイアスと比較して バイアスが深い場合、中低域の録音レベル低下と、より顕著な高域レベルの低下。 バイアスが少し浅い場合、中低域の録音レベル低下と、高域レベルの上昇。ただしバイアスが浅過ぎる場合、高域レベルは再び低下します。 可変バイアスの場合一般に1KHzの最適バイアス(出力レベル最大)に合わせ、高音(7KHzとか10KHz)が同レベル出力になるようにイコライジングします。 逆に、最適バイアスを7KHzで取り、1KHzと7KHzが同じ出力になるようにイコライズする人もあるようです。その方がテープヒスを少なくできるのかも知れませんが、私はやったことがありません。 従って、録再してみて、全体のレベルとか音域バランスで、どのポジションで使うか決めるのが確実でしょう。もちろんバランス良く高レベルで再生できるポジションが適合ポジションです。
お礼
すみません。私が「無頓着」過ぎるので、こういう事が起こるのですね。反省しております。また、バイアスの影響がよく分かりました。有難うございます。
お礼
たいへん詳しい説明、有難うございました。かなり参考になりました。