- ベストアンサー
医師数の地域格差はなぜ起こるのでしょうか?
都道府県別でみると、医師の数に大きな偏りがあります。 埼玉県や千葉県は人口が多いにもかかわらず、医師の数が少ない県となっています。一方、鳥取や徳島は人口に対して医師の数が多い県です。これはなぜなのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1975(昭50)年に1県1医科大学の政府方針によって医学部医学科を設立しました。そのため、県が多い四国や九州などは、人口の数とは関係なく大学が各県に作られ、医師が過剰気味かもしれません。 また、医科大学卒後は、どこで研修を受けてもよいので、評判のよい東京の一部の大学、病院に人気が集まり、医師が過剰になりやすいです。
その他の回答 (2)
- timeup
- ベストアンサー率30% (3827/12654)
ニーズの問題も有るでしょうが、単に、医師が行きたがらないだけとも考えています。 先端医療や研究の出来る施設が多くあれば、其の地域の中核地に行くでしょうが。 関西などは知りませんが、東京ではそうです。 住むのも東京の住所と、千葉、埼玉ではイメージも違うし(特に女性は多い)、 道路だけ見ても県境ではっきり違う処も有りますし、難病指定も其の補助もかなり違いますしね。
お礼
確かに東京には設備が充実した病院が多いので、そこで働きたいと希望する医師が多いため、必然的に埼玉や千葉の医師数が減ってしまうのですね。 非常に参考になりました。回答ありがとうございました。
- shikakuhonpo
- ベストアンサー率23% (201/841)
あくまで主観も混じりますが。 埼玉や千葉は人口に対する企業の数(割合)も、かなり低かったはずです。すぐ側に東京というマンモス都市があるため、埼玉や千葉の人は欲しいものがあれば、安くて品物が揃っている東京まで買い物に出てしまい、周辺地域での商売が成り立ちにくい事情があります。 医師、病院についても同じことが言えるのではないでしょうか。本当に困った病気にかかったとき、最新の設備が整っていて、医療技術の確かな(と思われる)東京に患者が流れてしまうため、周辺地域で医業という商売が成り立ちにくいと思われます。 また、埼玉県民、千葉県民のかなり多くの人が通勤、通学に東京まできています。ちょっとした病気で、会社帰りや学校帰りに診察を受けようとすると、地元ではなく東京の病院になってしまうということもあげられます。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに施設の整った病院のほうが安心感があるので、患者側も東京まで行って診察を受けようとすると考えられます。 しかし、重病や難病以外の場合には自宅の近くで医療を受けたいというニーズも多いのではないかな?と私は思います。入院をする場合にも家族の付き添いが必要となれば自宅から近いほうが便利ですよね。これは私の推測ですが…。
お礼
回答ありがとうございます。 人口比でなく各県に一つの医科大学という制度が医師数の片寄りの大きな原因だったのですね。大変参考になりました。