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中国、韓国製太陽光パネルについて
現在、野立ての太陽光発電の購入を検討しています。 しかし、販売されている物件のパネルは、中国、韓国製を使用している場合が多いようです。 コストの問題もありますが、中国、韓国製だと少し不安があります。 以下の項目につきまして、実際に中国、韓国製パネルを設置している方がおりましたら、教えていただきますようお願いいたします。 (1)パネルの性能 性能的に国内メーカーよりかなり落ちることはないでしょうか? (2)パネル自体の故障 パネルは構造的に比較的単純なものと思われますので、パネル自体の故障はそれ程ないと考えて良いでしょうか? (保証が付いていても、そのメーカーがなくなってしまった場合の故障に不安があります)
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- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
まずは韓国製大量に作った在庫処分です、現在メーカー(サムソンの子会社)は存在しません。 中国製もドイツが太陽光パネル事業の買い取りを辞めたため、デッドストックが大量にありそれを日本に売り込んでいたのですが、それでも履けないため中国企業が日本の電力買い取りが高額なのを良いことに大量に乱立させて、太陽光パネルを売るのではなく、売電を得るために設置しています。 中国製は品質のばらつきが多いため不良品も多いです、まあ10年持ては上出来。 また効率がと言う話もありますが、通常のもので20%位、最先端の物でも30%以下でそれ以上は現状では無理、太陽光パネルの温度を20度に冷却すれば30%以上になりますが、冷却エネルギーのほうが大きいのは当然ですから、全体としての効率はマイナスになります。 中国のメーカーも大量在庫を抱えているし、元々中国製品に保証という観念はあまりないし、保証がおおきくなれば会社が無くなってるのが通常です。 中国のGCLは余剰在庫2億枚で風前の灯 LDKソーラー倒産 サンテックパワー倒産 SMAソーラー風前の灯 世界の太陽光発電の需要は、セルベースで25ギガワットですが、供給能力はその2倍の50ギガワット以上作っちゃっている訳ですから当然といえば当然です。 http://eneken.ieej.or.jp/data/4846.pdf https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2014-10-22/15 等
- subarist00
- ベストアンサー率73% (17/23)
(1)性能と言っても色々あると思いますが、発電量と言う意味では公称値と異なるという事はさほどありません。昭和シェル:ソーラーフロンティアのcigs方式のように公称値よりも実発電量が8%ほど多いというのは品質がと言うよりも方式によるものす。 (2)むしろ耐久性という意味での性能が重要で、中国製のものだと発電能力が20年後に3-4割落ちているものもあります。一般に中国製に限らずシリコン系は20年もすると何%か発電量が落ちるのですが耐久性という意味での差は大きいです。ソーラーフロンティアのcigs方式なら700年しても発電量の低下はわずかです。 また1.の方が言われているようにシリコン系は回路なので鳥のフンとかで影ができると、そこだけ発電しないので抵抗になって熱をもって焦げたりします。もちろんそれを防ぐために最近のシリコン系のパネルはバイパスダイオードを持っていて、発電しない部分を迂回するようになっています。そんな事を言うのならcigsのような平面に塗ったものであれば回路(つまり線)ではなく面なのでそういう日陰の問題は生じません。ただcigs方式は単位面積当たりの発電量がシリコン系よりも劣るので、土地の面積に余裕がない方には選ばれません。 またこのまま需要が伸びていくと地球上のシリコンでは太陽電池需要はまかなえないのでいずれ他の方式になっていきます。 それから価格競争力ですが、ソーラーフロンティアは宮崎県にhitachiかどこかの工場を居抜きで買って大規模な工場を作りましたが、それが価格競争力があるのでしばらくは国産も残るでしょう。むしろ京セラやシャープのシリコン多結晶は中国系の激安パネルとの競争でどうなるかわかりません。 会社の経営という意味ではドイツのqセルの株価は100分の1になったし中国のサンテックもゾンビ状態だし、最近では過当競争もあるし原油の暴落もあってソーラーパネルメーカーはどこも儲かっていないでしょうが、相対的には国内メーカーもそんなに負けてないと思います。今後の為替の影響は大きいでしょう。
お礼
ご回答をいただき、ありがとうございました。 太陽光パネルは長く使うものですから、耐久性は非常に重要ですね。
- taoyuany
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0)前提 日本製太陽光パネルこそいつ無くなるかわかりません。 現在の世界太陽光パネルシェアの上位5社中4社が中国メーカーで、残り一社がアメリカメーカーとなります。また、日本最大の太陽光パネル製造メーカーであったシャープは既に台湾メーカーに買収され、今後製造を続けるかどうかすら未定です。 太陽光パネルというのは単純な技術であり、精密技術の必要な分野ではありません。 1)パネルの性能 これは純粋に高いものを買われるのであれば発電効率が良いです。逆に安いものであれば効率は悪くなります。ちなみに日本製はさほど能力高くありません。 苫小牧・帯広での太陽光パネル比較試験(SBエナジー社 2012年) https://www.sbenergy.co.jp/set/data/ja/business/examination/pdf/sbe_operation_annual_report_2012.pdf ただし、これには落とし穴があって例えば鳥の糞や黄砂、火山灰やNOX、飛来物などによる表面キズなどによってパネル表面の能力が下がった場合高いものと安いものの差よりも大きく能力は減少します。 また、飛来物による故障や地震による土石崩れなどによってパネル自体が破損する可能性もあります。さらに安い中国メーカーの出している商品もどんどん発電効率が良くより安い物が毎年出てきています。それらを勘案すると、パネルに関しては安いものを購入し数年に一度入れ替えたほうが得になるかもしれません。 2)パネル自体の故障 メーカーが無くなれば同じ規格の別の会社のものと取り替えればよいだけですよ。問題は故障発生率にあります。 3)システム自体の故障 産能研のデータでは納入台数の約三割に故障が発生しています。 http://taiyoseikatsu.com/special/mtrouble/mtrouble01.html まず、太陽光パネル及び太陽光発電システムは非常に故障が多いものだとご理解下さい。 表面からはわかりづらい故障が多いため、定期的に電流値を計測し、パネルの能力低下が見つかったらすぐに契約している会社へ連絡し交換してもらいましょう。 そのため、信頼できる契約先と契約するのが良いと思います。パネルメーカーは今後もいろいろな購入先はあり、100年後でも購入可能です。 質問者様が何十年と契約される会社は5年後すら残っているかどうかはわかりませんよ。 以上質問者様の参考になれば幸いです。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございました。
お礼
ご回答をいただき、ありがとうございました。 やはり中国製のパネルは、品質的なばらつきが大きいようですね。