- ベストアンサー
なぜ日本は杉の木を植え続けるのでしょうか?
- 日本が杉の木を植え続ける理由とは?
- 杉の木が必要な理由とは一体何なのか?
- 杉の木の植林が続く背景にはどんな意図があるのか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
昔は何処の家も日本家屋が主流でした。杉は柱や壁などに使われる ため、何処の山林でも杉を多く植えるようになりました。育てれば 必ず高値で売れていたからです。しかし今ではコンクリート製家屋 が多くなったため、杉は余り売れなくなりました。 国産杉は高いので、今では外国産木材を使った方が安く家が出来る ので、国産杉は余り売れなくなりました。 どうして今でも杉を植え続けるのか。いつかは高値で売れると信じ ているからかも知れません。杉の木の本体は売れなくても、杉皮は 寺院などの屋根に使われていたり、造園屋も杉皮は不可欠ですから それで今でも植え続けているのだろうと思います。 杉の木は安値でも、杉皮は高値で引き取って貰えます。
その他の回答 (5)
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
現在ではほとんど植えていないのですが、需要・必要がなくて切るよりも育つ方が上回っているから減りもしないのです。 戦争中に伐採がピークに達してはげ山が増え、山が荒れ水害が増えてしまったので、敗戦後の一時期、杉の木は生長が早いだろうという浅い考えで、雑木林や広葉樹を切ったあとの山に杉と檜が一斉に植えられました。 ところがその後安い輸入材が入って来るようになり、わざわざ日本の杉の木を切っていたのでは値段的に太刀打ちできなくなりました。今生えているのはそういう売るに売れない木が切る人も無く育ってしまった物なのです。その育って成熟したころあいの大人の杉の木が今を盛りと花粉を出しているわけです。 http://watashinomori.jp/study/basic_02.html http://www.kitutuki.co.jp/concept/cedar.html もともと、炭や燃料や家具食器にするには広葉樹のほうが良く、広葉樹の「雑木林」は伐採したあとの切り株からまた芽が出て大きく育つというようなサイクルであって、山を全部斬り出して一斉に植林をするというようなスタイルではなかったのですが、人馬ではなくて機械力を使うようになったのでそれに適した皆伐して同じ樹種を植えるようなスタイルになってきているのも一因でしょう。 なお日本の杉は日本独特の種類なので外国ではスギ花粉症はないのだそうです。 http://pucchi.net/hokkaido/knowledge/kafun.php https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AE%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87 http://www.kitutuki.co.jp/concept/cedar.html (↑前にもリンクしましたが)
お礼
ありがとうございました。
まあ、日本の林業なんて危機的状況を通り越して、ほぼ「破綻」状態です。 山に入って木材を切り出して運んでくるだけで莫大な費用がかかるから、 そんなの転嫁して流通させても外国産にはまったく歯が立たない。 だから、林業従事者はどんどん離れ都市部へ移転し山はさらに荒れる。。 これが現実ですね。 人いないのになぜ植林出来るの?って思いますけど、 植えるのと伐採して商売するのとでは違うってことです。 今だに杉やヒノキを大量に植林しているっていうのは 利権絡みしかありませんよね。 うちは田舎に山持っているので(組合退会のため)地元の山林業組合に 話聞きに行ったら理事の方が来られて「(日本での林業は)まったく未来はない」と 断言されていました。組合は何やっているかというと、農家向けに鳥獣防護ネットとか 刈払機の販売とか機械のメンテナンスとかそんなことばっかりだと言ってました。 山林組合費(年間500円くらい)も組合員として登録されている人のみしか 請求出せない、し移転して所在地も分からない人には請求も出せないって。。。 使用目的もほぼなく、戦中戦後あたりに大量に植林された山が 今は最大の負担になっているんですよね。山へ入る林業従事者も 少なく高齢者も多いし将来的にはゼロになると。 そうなると古い杉(やヒノキ)はずっと花粉を出し続けることに なります。最近、無花粉杉とか開発されつつあるようですけど、 植林用苗木全体の10%強くらいまであるらしいですけど、 これを植えるためには、既存の杉を伐採してこそ効果が出るわけで そこの費用をどこが出すか?のことなんですよね。 苗木の残り9割くらいの既存種杉の生産者、その流通、 販売商社あたりの利権の方が強いのと、膨大な既存杉の処理にかかる 経費を天秤にかけたら、、、結局利権(外国産材輸入の利権も含め) は残したいのと、問題は先送りにするしかない、 というお役所発想の結果なんだと思いますね。 山林問題に自治体や政府が金をかけても、新たな金を生む可能性は 低い、ならこのままでいいか・・ってことです。
お礼
ありがとうございました。
- oteramairisuki
- ベストアンサー率34% (511/1475)
未来の子孫のためでしょう。我々の代で日本の文化や伝統を途絶えるわけには行きません。 杉は比較的早く育ちますが、花粉を発生するまでには30年を有します。 花粉症は確かに大変でしょうが、それに付随して潤っている業種が有るのも事実ですし、時間が経てばスギ花粉に有効な特効薬もできるかもしれません。 質問者さんは杉について言及されていますが、ひのきは?イネ科のものは?なんてことを言い出したらキリがありませんよね?(笑) 人間にとって必要な物とうまく共存するためには人間側が寄り添っていくしか無いでしょうね。
お礼
ありがとうございました。
- ts0472
- ベストアンサー率40% (4485/11068)
育てば高く売れるから だと思います 家や家具の材料として 伐採すればお金になる という状況は一昔前の事かも知れませんが 輸入木材に圧されても お役所仕事は簡単には切り替えできない現状もあると思います 採算が取れる事業でないと植林さえできないかも知れないですね 卓上の計算 林業従事者の賃金確保の面が強いんじゃないでしょうか
お礼
ありがとうございました。
- kia1and2
- ベストアンサー率20% (482/2321)
私が45年前に日本に来たころから数十年間は花粉症などなかったです。海外でも杉の木が沢山あるところでも花粉症などに苦しめられる住民はいません。日本人暮らしの日本人で花粉症の人が、海外に出て杉山にいっても花粉症はなし。マスクなどしている人は皆無。それに、日本訪問している外国人も花粉症はなしです。 杉の花粉+日本の何かが日本人をアレルギーにさせているんじゃないかと思います。ひょっとしたら、杉ではない、なんて勘繰りたくなります。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。