フリーペーパーというのは、餌を撒いてその餌に食いつくのを期待する方法です。
これは潮のどういう場所に撒くのがいいか、時間は何時かなど条件によって当たり外れがあります。
問題は、主語が客側にないことです。
店が勝手に餌を撒いて魚が来るのをまっているだけです。
客が来ないと餌は腐っていきます。
発想を転換しましょう。視点を客側に置きましょう。
HPとかブログはないのでしょうか。
もしないならまず作ってください。
そして、地域名の入ったタイトルを作ってください。
京烏丸のエステ なんとか
というようなタイトルにしましょう。
そして近所にある名所だとか施設名を記事の中に入れます。
東本願寺、でもいいですし、五条警察署でも問題ありません。
地名が非常に大切です。
サイト記事内に「連絡」というクリッカブルを作り、PCからだったらメール入力画面に写り、スマホだったら電話をかけるという設定にしておきます。
これはCSSを調べれば非常に簡単に実現できます。
そして、QRコードを作り、それをフリーペーパーに載せてください。
また、会員カードが存在するならそこにもQRコードを入れてください。
お客様がどう思い動きをするかをお考えですか、ということをいままでの話で言っているのをおわかりでしょうか。
エステとか美容院だとか鍼医というのは、自分がいるところで「ないかしら」と思うものではないですか。
自宅とは限りません。
お出かけをしているときかもしれないし、出張の人かも知れません。
その人がそういうニーズを感じたとき、何をすると思いますか。
普通、スマホで「烏丸 エステ」みたいな検索をするんじゃないでしょうか。
そして検索画面で教えてもらったいくつかのなかから選んでクリックし、そのサイトに飛びませんか。
そこに「連絡」というボタンがあって、うっかりクリックしたら電話かかってしまった。
そしたらまあ来るやん、と思いませんか。
地名が必要というのはここを言っています。
この付近にあらしまへんか、と思って段どるんです。
また、地名入りの検索の場合、その地名の粒度によりますけど、幅が狭くなりますから、対抗業者が非常に少なくなります。
検索で上位表示になる可能性が非常に高くなるのです。
もしホテルに置いてもらったフリーペーパーにQRコードがあったら、まあ読もうとしませんか。
ちなみに上に言ったようなことを実際にしているお店は不思議に少ないですから、非常に成功率の高いことだということは断言します。