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株式投資初心者が知りたい!株価の上昇と下落のアノマリーの理由とは?
- 株式投資初心者のための株価の上昇と下落のアノマリーの理由について解説します。
- 節分天井や彼岸底など、各月に起こる株価の変動には、特定の要因が関係しています。
- 決算発表やIPO、株主優待・配当などが株価の上昇や下落に影響を与えることがあります。海外のイベントも要注意です。
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質問者が選んだベストアンサー
歴20年ほどの者です。アノマリーは、個人的には一切考慮しておりません。 その理由は、株は銘柄ごとのクセを知ることのほうが、世間のアノマリーを知るより遥かに有効であると実感しているからです。 世間で使われるアノマリーは、アナリストや経済記事を書く仕事をしている者などが、上下変動を記事として書く為のワードです。 アナリストも買わせ担当、売らせ担当とおり、例えば買わせ担当の者が節分天井と書けば買わせやすいといった意味で煽りのように使っているだけです。 僕が投資を始めた学生時代やそれ以前の昭和中期の時代は、個人がPCで取引をすること自体も珍しく、店頭や電話注文などで大口連中が取引をしていました。 企業の売買動向や為替トレンドもとてもわかりやすく、外国人の売買動向も理解しやすかったのです。 その当時にできたアノマリーですから、ここ10年~20年程度の月別ロングチャートをご覧になれば、時代の変化を経た今は何の参考にもならないことがご理解できると思います。 銘柄ごと・時期ごとに考慮するキーワードとしては、(以下、例です。) 新型インフルエンザ予報・花粉予報・サーズやエボラなどの感染症流行・ノーベル生理学医学賞など=マスク関連・製薬関連・臨床検査関連・クリーンルーム製造関連 マイナンバー・マイナス金利・金価格一時下落からの反転上昇トレンドなど=金庫関連・金融関連(一時下落後上昇)・工業用金利用の工業関連銘柄(下落) その他、鉄鋼などの価格・為替変動=自動車・半導体、オリンピック=建設関連・サービス関連など …というように、世間のアノマリーよりもよほどわかりやすい材料が各銘柄ごとにあります。 ですから、例えば自分の注目銘柄毎に過去や将来的にどのような材料で変動したか(するか)を知っておき、各銘柄に関連した「材料に投資家連中がいつ頃から食いつくのか」を感覚的に覚えたほうが、将来の投資行動にも役立つと思います。
お礼
お忙しい中ご回答ありがとうございます。 >ここ10年~20年程度の月別ロングチャートをご覧になれば、時代の変化を経た今は何の参考にもならないことがご理解できると思います。 というご指摘が当にそのとおりだと感じました。 今回いただいたアドバイスを基に、今後の投資スタンスを調整します。