19歳の加害者にも兄妹がいるでしょう。その人たちも被害者なんですよね。……その通りだと思います。犯罪を犯した本人は良いですよね。昔風に言えば「牢屋に入って、罪を償えば良いのです。」から。むしろ一番大変なのは、「家族」です。犯罪を犯す人が、このことに気づけば、犯罪はかなり減ると思います。
父親が厳しく育てたという発言があったようですが、では、そこに愛がなかったからこうなったのでしょうか。……判断は難しいと思います。親ですから、「愛」はあると思うのですが、近年、日本で起こる事件を見ていると「何で、こんなことになるの???」ということが多すぎると感じます。それに、もっと考えさせられるのは「愛とは何か???」ということのような気がしています。
その子の生まれ持った本能みたいなものもあるとおもいませんか。……「本能」ではないと思います。「人間がどのように育つか?」ということに関しては、私は、以下の4つの要素があると思っています。
(1) 育った環境……例えば田舎で生まれ、田舎で育ったか?都会で生まれ、都会で育ったか?
(2) 育てられ方……「育った環境」ばかりではなく、どのような育てられ方をしたか?ということも重要だと思います。卑近な例をあげれば、学歴(高卒で就職しなければならなかったか?バカ大学でも行かせてもらったか?)など。
(3)遺伝……親の持っている遺伝子も否定は出来ないと思います。「本能」とは違いますが、やや共通する部分もあるかも知れません。
(4)「人間」を考えた場合、一番重要なのは、やはり、逆境を跳ね返そうとする、そして、「もっともっと、向上していこう」と思う「本人の意志」ではないでしょうか。今、大きな事件として報道されている「清原」は、「本人の意志」が問題だと思いませんか?
最近のこの種の事件で感じるのは、「親に殴られたこともない」、「友だちと殴り合いの喧嘩をしたことがない」、だから、「どのくらい痛いのか」ということが理解できない、「相手の痛みの程度、苦しみの程度」が分からない、……だから、「死ぬまでやってしまう」ということもあるような気がします。昔であれば「衝動的」ということはあったと思うのですが、現在では「衝動的」ではないところに不気味なものを感じます。
カッターナイフで首を何度も刺せば……私にも理解できません<(_ _)>が、そもそも「死とは何か」ということを深く考えたことがないのではないでしょうか?
そんなことで、「自分が死ぬのは勝手」だけど「他の人を殺すな、このアホ、バカ」って、言いたいですね。だから、「心理」なんてものではないと思います。
お礼
19歳といえば息子と同級生かひとつ上です。 現在が大学生で家におりませんが、我が子が加害者・被害者の立場になったらと 考えます。おそらく周囲は親に目をやるでしょう。 ただ、いくら責められても一生懸命育てたつもりです。 この加害者が中高生から悪い集団にいたかどうかは解りませんが。 いずれにしても、数年で社会へ出てきます。 その際にどうなっているか、サカキバラセイトは更正したとは思えません。 人を殺しても人の命を奪った重さが解らないのではないでしょうか。