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イヌツゲとつつじの組み合わせ

中古の家を購入し、イヌツゲと場所によっては下のほうにつつじという組み合わせの生垣が生えています。 生垣おそらく、イヌツゲは31年前に植えられたものです。つつじはもとからなのか、禿げてきたから追加したのかは分かりません。 つつじが元気なく、ところどころ枯れていたので、互いの合う土壌を調べたところ、イヌツゲはアルカリ性を好み、つつじは酸性を好むという記事をみました。 この二つの植物の組み合わせで生垣を作るのはあまりあっていないのではないでしょうか? このままで肥料をどうすればいいのか、それとも、つつじをほかの植物にかえたほうがいいのか、教えてください。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

やはりイヌツゲとツツジの共存は難しいでしょうね・・・。植えた方は両者が好む土のpHを御存じなかったのでしょう。 今現在の状態は、イヌツゲとツツジとどちらの方が元気そうですか?回答者側は実物が見られないので投稿なさった内容だけでは判断しにくいので、ツツジを他の植物に替えるべきかはこちらには解りません。まずはその場所の土のpHの状態が知りたいです。 前の方がツツジを植える為に酸性になる土を入れている可能性もありますし、特に別の土は入れていない事もあります。 ご自分としてはイヌツゲの方を御残しに成りたいともとれるのですが如何でしょうか? もしそうならツツジの方はその場所から抜くのが良いですが、もし酸性の方に傾く土を入れてあるならその土も取り除いて、中性からアルカリ気味の土に入れ替えなければなりません・・・。 まずは、土壌pH計測計(市販のが買えます)かリトマス試験紙で、イヌツゲの根元付近の土とツツジの根本付近の土を計りpHをご確認ください。 別段酸性に傾く土が入っていないのなら、イヌツゲと相性の良い植物が植えられるでしょう。ただ、アルカリ性を好む植物だからといっても必ずイヌツゲと共存できるとは限りませんのでご注意ください。 季節によってはイヌツゲの生垣の陰になり日当たり具合が弱くなるのを嫌う性質の物もありますし、木の根本の様な雨水の留まり易い(土が乾きにくい)環境が嫌いな植物もあるので、何か別の植物を一緒に植える場合は候補の植物については調べておくのが良いです。できればイヌツゲの為には近くには同じイヌツゲ以外何も植えないのが一番ですが、どうしても植える場合木の類は植えない方が良く(木はpHの好みが同じでも相性が合わない事が多いので植えない方が良い)、またアレロパシー成分を出すような性質の植物も向かないです。 肥料の方は、肥料とされている製品を使うのではなく(急に効きすぎたり成分が偏れば弊害も出ますので)堆肥の種類を与えるのが良いと感じます。生垣と一番馴染みが良くゆっくり効いてくれるのは「完熟腐葉土」。これを毎年や一年おきに根元周囲の土に敷き詰めるか軽く耕し漉き込んであげると良いです。もう少し効き目を求めるなら「広葉樹の樹皮を材料に使ったバーク堆肥」あたりでしょうか。これらなら何時の時期にでも使って問題ないでしょう。 生垣は小さな種類の野鳥の手軽な隠れ家になります。我が家の生垣にはスズメをはじめシジュウカラやゴジュウカラなどが休憩する時に大きな鳥から狙われないように中に潜んでいます。都会の真ん中で庭に木の少ない所以外なら、スズメくらいは来ますよね?もし近くに山や林があれば庭によく飛んでくることと思います。小さな野鳥たちは隠れ家にした生垣の中で過ごしている時にそこでフンをしていきます。案外根元の土に落ちたこのフンが生垣にとって良い肥料となっているので、別段意識して肥料を与える事も無いのです。一年間様子を見ていて野鳥の訪れにくいと感じたら、その時に改めてイヌツゲに合う肥料を探し与える時期を守って使えば良いと思います。

tyunitan
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 OKWaveの過去記事が隠れてしまい、こちらに気づきませんでした。 コガネムシが大発生し、つつじは切ってしまいました。 そのあとずっと剥げていたのですが、今年はきれいな葉っぱがつきました(花はまだつきませんでした) 場所によってはつつじが枯れてしまいました。 刈れた部分を中心に別の物に植え替えていきたいと思います。 ありがとうございました。

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  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.2

造園屋に勤務していますが、調べられたようにイヌツゲとツツジでは 好む酸度値が異なります。正しくはイヌツゲは中性を、ツツジは弱酸 性を好みます。中性と弱酸性ではそんなに差はありませんので、余り 酸性値を気にされなくて構わないと思います。 樹木を植付ける時は土壌改良は行いますが、酸度調整をする事は普通 はしません。ただ強酸性土壌とか強アルカリ性土壌の場合は酸度調整 を行いますが、ほとんどの地域では弱酸性土壌ですので、土壌改良を するだけで樹木は順調に生育しています。 ツツジが所々枯れて来たのは、これは酸度値は影響していないと思い ます。ツツジの傍に浅い穴を掘り、そこに水を入れて見て下さい。 その水が直ぐに浸み込むようなら排水性は良好ですが、なかなか浸み 込まないようであればツツジが植えられている土質は相当に固くなっ ています。これを改善するには土壌改良しかありません。植えられて いるツツジを掘り起こして、その場所を十分に耕してからバーク堆肥 を混ぜれば排水性は良くなります。でも掘り上げる事は大変な作業で すから、ツツジの根元から20cm離れた位置に20cm程度の溝を 掘り、掘り上げた土にバーク堆肥を混ぜて溝に戻します。これにより 現在の土壌の排水性は良くなります。こうする事により根も張れるよ うになるので、とりあえずはこの方法を試して下さい。 この時に肥料は絶対に施してはいけません。肥料は元気に生育してい る時に与える物で、現在のように枯れ込みが激しい時や弱っている時 に与えるのは間違いです。元気になるどころか逆に元気を失います。 この作業は今の時期なら出来ます。出来ればイヌツゲも同じようにさ れて下さっても構いません。使うのはバーク堆肥のみです。 ツツジの枯れ込みが激しく、見た目に悪いと感じられるなら、思い切 って地上部の幹を15cmだけ残して、バッサリと真横に切って見て下 さい。こうする事により春に新芽が吹き出します。これは枝を更新さ せるために行う手段で、樹形を新たに作り変える時に行います。 この作業も今なら出来ます。 イヌツゲはバッサリ切らないで下さい。剪定も葉を残す感じてします ので、葉が無くなるまで剪定をしてしまうと枝から新葉は出なくなり ます。