音波は空気中を伝わる縦波つまり微弱な気圧の変化の波であり、これが耳を通して大脳に伝わり音の感覚が得られる。音圧とはこの音波の圧力の大きさを表すものである。
我々は大気中に生きている。 そして平常時の大気 の圧力 は 1気圧、およそ 1000 ヘクトパス カル である。パスカルは圧力の単位で、 1平方メートルに加わる力が 1ニュートンの大きさ、 ヘクトパスカルはその 100 倍の大きさである。
猛烈な 台風が 起こると 、この気圧は例えば 900ヘクトパスカルに変化する。 また 大 気潮汐という 周期的な地球の大気運動による 数ヘクトパスカルの気圧変化がある。
さらに、 我々に ようやく聞こえる 音になる音波の圧力の大きさつまり音圧 は 2×10^ -5パスカル、耳が痛くなるくら いの音になる音圧は およそ 20 パスカル である。
なんの変哲もないと思われる大気 も、 このよう な様々な気圧の変化の持主なのである。
猛烈 台風の場合 は 1気圧の 9/10 、大気潮汐 の場合は 3/1000 、音圧の場合は 1/ 50 億~ 1/5000 くらい の圧力変化になる 。
補足
ありがとうございました。 何度もすみませんが・・・ 「「密」の部分の音圧が大きいほど、その音波(縦波)の「音圧」は大きく」 ということですが、要するに、 「密」の部分の音圧が、その音波(縦波)の「音圧」となる、と考えてよいてしょうか?