• 締切済み

シュレディンガー方程式が宇宙全体を記述出来る理由

シュレディンガー方程式のWikipediaを見ていたら「コペンハーゲン解釈では、波動関数は物理系の完全な情報を与える。シュレーディンガー方程式の解は分子、原子、亜原子粒子だけではなく、巨視的な系やあるいは宇宙全体でさえ記述できるとされる。」という文が書かれていたのですが、何故このような事が言えるのでしょうか? コペンハーゲン解釈についても色々調べてみましたが、シュレディンガー方程式の収縮は量子力学の数学的枠組みでは証明できないとか、むしろ記述できないのではないかと感じました 上記の事が言える理由、根拠を教えてください お願い致します

みんなの回答

回答No.5

Wikipediaを信じるのは止めましょう、もしも使うなら英文Wikipediaを使って下さい。 あなた様は時間を含むシュレーディンガー方程式は解析的には解けない事をご存知でしょうか?時間が入って来るとハイゼンベルクの方程式でないと解けません。 あなたはシュレーディンガー方程式が「宇宙を記述する」と解釈されたようですが誤り。 シュレーディンガー方程式は宇宙のどこでも使えるだけで、ニュートン力学が宇宙のどこでも使えるのと変わりません。いずれにせよ最終理論が出来ていない現在、場の量子論で我慢するしか無いのです。 和文Wikipediaの「巨視的な系やあるいは宇宙全体でさえ記述できるとされる」がお気に入りの様ですが、「記述出来るだけ」です、1+1=2も普遍的な関係を記述していますが、整数論以外では役に立たない。記述出来るのと役に立つのは大違い。

回答No.4

その『巨視的な系やあるいは宇宙全体』は『分子、原子、亜原子粒子だけ』の対語として使われているのが分かると思います。 逆に言うならば、シュレーディンガー方程式はそのようなミクロな現象の記述しかできないと思われているのです(実際にそうです)。 コペンハーゲン解釈は、収縮とか中間の状態は分かんねーけど結果は100%全て、つまり完全な情報なので、それを積み上げれば宇宙全体を記述することも出来ることになるのさ。って感じの話だと思います♪

noname#221368
noname#221368
回答No.3

 Wikipediaで、 >「コペンハーゲン解釈では、波動関数は物理系の完全な情報を与える。シュレーディンガー方程式の解は分子、原子、亜原子粒子だけではなく、巨視的な系やあるいは宇宙全体でさえ記述できるとされる。」 という文章を見つけられなかったので、質問の趣旨をはずすかも知れませんが・・・。  まず「物理系の完全な情報を与える」と信じられなければ(信じる理由は色々ですが)、そもそもそれを物理法則と呼ぶ事はありません。もっとも信じてるだけなので、本当は不完全な情報なのかも知れませんけれど、現在のところはそう思えるという事です。  次に物理法則には、法則と呼びうるかどうかに関する資格テストがあります。最も基本的なものは、その法則が空間にも時間にも依存しない事です。  例えばニュートンの運動方程式ですが、位置を測る座標原点を任意にどこに移動させても、形を変えません。また方位を測る基準ラインを任意に回転させてやっても、ベクトル法則としての形を変えません。時間を測る原点を任意にずらしても(勝手な瞬間にストップウォッチをスタートさせても)、常に同じ結果が得られます。  上記のような事は人間が勝手にできる事なので、そのような事柄に物理法則は影響されてはいけないわけです。逆にそうであれば物理法則は、空間の一様性(位置を測る座標原点に無関係),空間の等方性(方位を測る基準ラインと無関係),時間の一様性(時刻原点と無関係),時間の等方性(これは運動方程式は、過去と未来に可逆な解を持てるから)を反映する事になります。  そうすると無限のかなたの地点にだって、原子サイズの微小領域にだって、無限に遠い過去や未来の時点にだって、運動方程式を使っちゃいけないとする積極的な反対理由はない事になります。なので宇宙全体にニュートンの運動方程式を使っちゃいけない理由もありません。ニュートンの運動方程式は時空間に依存しないからです。  もっとも相対論と量子論を忘れておけばですが(^^;)。しかしこのように、ある物理法則を使っちゃいけない積極的な反対理由は、その法則の外からやって来るのが普通です。それはシュレーディンガー方程式も同じです。  最後にシュレーディンガー方程式を十分巨視的な系で考えれば、結果はニュートン力学と毛ほども違わない事がわかっています。

回答No.2

エネルギーの最小単位が量子であり、全ての相互作用は 量子的挙動に基づき、また全ての物質性も、超弦理論に おいて量子定常波の励起状態として得られる以上、 この宇宙には「波動関数」しかなく、それ以降の物質性は 階層現象性を表面的にしか捉えられない不完全な意識の 結果、二次的・仮想的に派生しているものに過ぎない。

  • phosphole
  • ベストアンサー率55% (467/834)
回答No.1

素人回答ではありますが、そもそもSchroedinger方程式は相対論の効果を取り入れていないので、巨視的な系(そもそも巨視的な系でミクロな量子力学の計算をする意味が良くわからないが)・宇宙全体云々以前に、ミクロな系でも完全な記述はできません。波動関数の収縮も説明できない問題なのですが、それとは別の問題点もある、ということです。