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シルクジャスミンの葉がしわしわ
- 近所の園芸店から購入したシルクジャスミン(月橘)の新芽がしわしわになっています。病気や虫の被害なのか、世話の仕方に問題があるのか心配しています。
- シルクジャスミン(月橘)の新芽がしわしわになっている問題について質問です。購入後3週間経っており、高さは1m程度です。置き場所は室内であまり日が差し込まないため、午前中に2~3時間だけお日様を浴びせています。室温は17度~22度で水やりは2回行っていますが、改善されません。どうしたら良いかアドバイスをいただけると幸いです。
- シルクジャスミン(月橘)の新芽がしわしわになっている問題についてアドバイスをいただけると助かります。木に対して鉢が大きすぎるか、水やりのタイミングがまちがっているかもしれません。虫の被害は確認できませんが、病気の可能性も考えられます。詳しい方のご意見をお待ちしています。
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シルクジャスミンはミカン科の常緑樹で、熱帯アジアに4種類ある 事が確認されています。月橘(ゲッキツ)と言うのはパ二クラタと 言い、中国やインドからオーストラリア原産になります。 この樹木は強い光線を好むので、部屋の中であっても常に太陽光線 が当たる窓辺に置くようにします。現在のような日当たりが悪い所 で、光線を求めて移動しているのは好ましいとは言えません。 諸事情では仕方がありませんので、今後も現在のような配置換えを 繰り返すしかないですね。イチイチ抱えて移動するのは大変でしょ うから、100円ショップでキャスター付きの台を購入し、その上 に鉢皿を置けば、後は転がすだけですから今よりは楽になります。 夏場は光線が強過ぎるため、ガラス越しに置くとガラスがレンズの 役目をして葉焼けを起こします。夏場は風通しを良くしてレースの カーテン越しの場所に置くようにします。葉焼けを起こすと元通り にはなりません。葉焼けをした葉が枯れて落ちるまで葉焼けをした ままになります。 室温は問題ないと思います。ただ今から寒い時期を迎えますので、 深夜の室温も同じだろうと考えると失敗します。深夜には誰も居な いので、暖房もオフにするため室温は急激に下がります。耐寒性は 若干弱いので、深夜から早朝にかけての寒さ対策は必要です。 ホームセンターや園芸店に行けば簡易ビニール温室が販売されてい るので、これを購入して使用して見て下さい。 冬場は室温が5℃以上あれば越冬します。ただこれは目安なので、 現在の状態では越冬出来ないかも知れません。出来るだけ室温確保 はされた方が良いでしょう。 水遣りですが、春から秋までは鉢土の表面が乾いたら十分に与え、 必ず鉢底から十分に流れ出るまで与えます。鉢土の表面が湿る程度 に与えるのは良くありません。また鉢皿に溜まった水は溜めないで 直ぐに捨てるようにします。鉢が重くて持ち上げられない場合は、 スポンジで鉢皿の中の水を吸い取るようにします。 冬場は活動を弱めますので、水遣りは控えめにします。現在の方法 で十分かと思います。 葉にシワがよる原因としては、根詰まりと湿度不足が考えられます。 販売店に長く展示されていたものは植替えがされていないので、ど うしても鉢内で根が一杯になってしまいます。根が一杯になると根 先が痛んでしまい、水分や養分が得られにくくなります。 これを改善するには植替えしかなく、5月中旬から8月の間に植替 えを実施します。直射日光が当たらない軒下等で手早く行います。 長時間根を空気中に晒して乾かすのは駄目です。根を乾かさないよ うに手早く植替えをします。用土は市販の培養土で構いませんが、 市販の培養土は軽いので、場合によっては倒れてしまう事がありま す。こんな時は市販の園芸用川砂を1~2割混ぜて使用します。 左官用の砂は海砂です。必ず川砂を使用して下さい。 もう一つの湿度不足ですが、空気中には水分が漂っていますが、夏 に暖かい日が続いたり冬に暖房器具を使用すると空気が乾燥してし まいます。こんな時は霧吹き器に水を入れて葉の裏表に噴霧してや ります。これを葉水(はみず)と言い、湿度を高めて葉が乾燥しな いようにする大切な作業です。葉水をするのは夏と冬が主です。 葉水をしたから水遣りはしないのは間違いで、葉水と水遣りは切り 離して考えましょう。 乾燥は病害虫の発生原因となります。葉水をしたからと発生しない って事はありませんが、一応は予防になるので夏と冬には定期的に 葉水をするようにしましょう。いつやれば良いか。これは葉の状態 を見ないと何とも言えません。冬場には加湿器を作動するのも方法 です。 肥料も必要です。春から秋までは2ヶ月に1回で根に触れても根枯 れしない緩効性化成肥料(マグァンプK等)を裏面に書かれた量を 鉢土の表面に施します。施す時は全開の肥料は取り除いてから与え ます。冬場には絶対に与えません。肥料は元気に生育している時に 与える物で、元気が無い時に与えるのは弱らせるだけです。 アンプルや活力剤も駄目です。 樹高が1mですよね。何号鉢を使用されているのか分かりませんが、 最低でも9号鉢(直径が約27cm)は必要です。
お礼
とても詳しくありがとうございました。 一応ご指摘の部分はクリアできておりまして (園芸店で購入の際10号鉢へ植え替え、キャスター代に乗せて転がしております。簡易ビニールも用意済みです) 今までの準備が間違っていなかったとホッとしています。 強いていえば葉水の回数が少なかったと思います。 現在週に1回程度なのでもう少し増やしてみようかと思います。 とりあえず、虫や病気の類ではなさそうなので安心いたしました。 どうもありがとうございました。