- ベストアンサー
ラグビーのポジションの役割について
- ラグビーのポジションの役割について質問させてください。NO.8、スクラムハーフ、スタンドオフの3ポジションについて説明してください。
- NO.8は突破力があり、敵に突進する役割があります。スクラムハーフは攻撃プレーの司令塔であり、指示を受けてプレーを選択します。スタンドオフは攻撃の中心となるポジションで、キックやパスなど幅広いプレーを行います。
- スクラムハーフが司令塔と言われる理由は、攻撃の指示を受けてプレーを選択する役割を果たすからです。一方、スタンドオフはキックやパス、突破など多岐にわたるプレーを行います。両ポジションとも重要な役割を担っていると言えます。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.8に求められるのは、フォワードとしての総合力です。 サイドアタック時の突破力はもちろんですが、バックスをサポートしたりバックスのラインに参加する展開力(この辺がロックの選手との差だと思います)、またフォワードの後方からのまとめ役でも有ります。 スクラムハーフに最も要求されるのは、速くて正確で距離も出るパスです。もう一つが、スタミナ。スクラムハーフは、モールやラック地点に常に行く必要があるので、試合中の走る距離は最も多いと思います。 パスをオープンに出すか、ブラインドに出すかは基本的に後ろからの指示に従う場合が多いです。 モールやラックの近くにいるスクラムハーフでは、味方と敵のラインの整備状況を瞬時に把握するのは難しい場合があります。 もちろん、自らの判断でパントを蹴ったりサイドを突いたりする事も有りますが、基本は後ろ(主にスタンドオフ)の声に従います。 なお、弱小チームではスクラムハーフがパスを出さずに勝手な行動を取ると顰蹙をかう事が多々あります。 スタンドオフは、敵と味方のラインの整備状況を見て、どちらに出すか指示を出します。 また、自らがパスを貰った後は、敵の状況を瞬時に判断し、普通にパスするのか飛ばしパスをするのか、あるいはパントを蹴るのか自ら突っ込んで行くのか、近くにいるフォワードにパスをするのかを選択します。 パスやキックの能力はもちろん、動態視力や戦術眼、ラクビーセンスが要求されます。 また、かっては新日鉄の松尾や早稲田の本城のようにタックルしないスタンドオフが多かったのですが、今は日本代表の立川のようにタックルも必要になって来ています。 なお、センター(CTB)はインサイド、アウトサイドでポジションを分けることがおおいのですが(左右で分ける場合もあり)、このうちインサイドセンターもスタンドオフと同様のスキルを要求される事が多く第二の司令塔と言われる事もあります。(アウトサイドセンターは突破約になります)
その他の回答 (1)
- natsuanko
- ベストアンサー率59% (404/677)
フルバックからの指示ですが、チームによりまた人により異なるとは思いますが、私のいたチームでは、バックスラインへの指示はフルバックから出ることも有りました。 私は主にウィングをやっていましたが、特にディフェンス時のポジショニングについてはフルバックから指示が出る事がよくありました。 ただ、流石にフォワードも含めた全体の指示は距離が遠すぎるのであまり無いのでは無いかと思います。 攻撃時はポジショニングにかかわらず、後ろからフォローしている人の声掛けが重要です。 これはラクビーは後方にしかパスが出来ないため、パスを受けられる人間はボールを持った人の視野に入っていないためです。 このようにラクビーではポジションにかかわらず近くのプレーヤーとは声を掛けあって連携する事も大事だと思います。 フルバックについては、サントリーのフルバックの選手にインタビューしているページが有ったので、参考に見て下さい。 http://www.suntory.co.jp/culture-sports/sungoliath/spirits/1101-228.html
お礼
フルバックの説明も本当にありがとうございました。 やはり、サッカーのGKのように、最後列からのコーチングってあるんですね。 人間の目は後ろにはないので、それはやはり、合理的な話だと思います。 僕は足が速くないので、足が早ければFWよりバックスをやりたいです。 特に、ウイング(吉田義人選手の影響)とフルバックというポジションに私は憧れがあります。 張って頂いた、URLも読ませていただきました。 皆さん、フルバックというポジションに誇りを持っていらっしゃるのが よくわかりました。フルバックが出来る選手が、10番や12番でもプレー可能という理由も、素人ながらにわかる気がします。 natsuanko様、本当にご丁寧なご解説、ありがとうございました。
お礼
natsuanko様、ご丁寧な解説ありがとうございました。 3ポジションの役割がよくわかりました。 普段から疑問に思っていたので、スッキリした感じがいたします。 高校の体育の授業でラグビーをやったのですが、 チームにいたラグビー部員からスクラムハーフをやってくれと言われました。 natsuanko様のおっしゃる通り、このポジションスタミナが命で、 ボールのいくところにすぐに走っていかなけれはならないので、 肩で息をしていたのを思い出します。 僕の性格と体格と足があまり速くないことを考えれば、 フランカーに配置されそうな気がしたのですが、なぜかスクラムハーフ それでもそのラグビー部員から、 「お前、ラグビーセンスあるからラグビー部に入部しないか?」 と言われたのは今でも嬉しい思い出です。 特にスクラムハーフとスタンドオフの関係がわかっていなかったので、 本当に目から鱗でした。natsuanko様、本当にありがとうございました。
補足
natsuanko様、とてもわかりやすい解説、誠にありがとうございました。 申し訳ありません、追加質問させてください。 お礼は改めて、後日させて頂きます。 文中にも書いたのですが、フルバックが味方チームの中で、基本的に一番後方にいるため、敵味方の状況や、自分達が今何をしなければならないのかが把握できることが多いと思います。 そこで、フルバックからのチームメート全体に聞こえる大声のコーチングというものは、基本的に行われているのでしょうか? それとも、スタンドオフが常々、後方も含めて全体を見回して、やはり司令塔スタンドオフの指示によって、チームは動いているものなのでしょうか? 追加質問をして、申し訳ございません。差し支えなければ、この点もお教えください。