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湿っ地??
『思い出のマーニー』 というジブリ映画の中で、 湿地帯に面した屋敷のことを湿っ地屋敷(しめっちやしき)と表現しています。 そこで質問なのですが、 この湿地を表した「湿っ地(しめっち)」という不思議な言葉は実際に存在する言葉ですか? それとも方言的なものでしょうか??
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- kumagerasu
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「しめっ地」は不思議な言葉でしょうか?「じめじめした場所」という意味の言葉として、(しょっちゅう使う言葉ではないにせよ)ふつうに通じる感じがしますが、そうではないでしょうか? 私の知っている「しめっ地」が印刷物に出てくる早い例は、 「クマのプーさん プー横町にたった家」(A. A. ミルン、石井桃子訳、岩波書店、1968)です。 http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-110801-1 下記のブログ(知らない方のブログです)記事に出てくる画像の上から5番目、地図の画像がありますが、その地図の左下に、「イーヨーのしめっ地」というのが出ています。この地図はおそらく上記の「クマのプーさん プー横町にたった家」の扉の見返しにある地図だと思います。 http://plaza.rakuten.co.jp/quattrotaii/diary/200612100001/ これが翻訳をした石井桃子の造語であるのかどうかわかりませんが、私自身は子供時代に「クマのプーさんに親しんできたので、「しめっ地」が不思議な言葉とは感じませんでした。 ※ ちなみに、「思い出のマーニー」は、ジョーン・G・ロビンソンという人の作品を松野正子という人が翻訳して岩波少年文庫に入っているそうです。 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/8/1141100.html ですので、ジブリ作品の「思い出のマーニー」に「湿っ地」という単語が出てくるとして、それがジブリの人たちが独自にどこからか取ってきたのか、岩波少年文庫の翻訳にあるのをそのまま使ったのかは、岩波少年文庫を確認しないとわからないことになりそうですね。この訳語をこの作品に使おうと判断したのが、ジブリの人たちか、翻訳した松井正子という方なのかわかりませんが、「クマのプーさん」は児童文学、ファンタジーとしては知らない人のない作品ですので、どちらにせよ、「クマのプーさん」の石井桃子訳が影響を与えているという可能性はあるのかもしれませんね)。
方言的なもので無く 単に 印象に残る言い方だと考えられます・・ トトロやナウシカ ラピュタ等 様々な印象に残る言葉を描いた作品が多いのだから・・・ジブリ関連は 表現が上手いって事ですね
お礼
ありがとうございました。
- angel2015
- ベストアンサー率21% (126/590)
検索した結果、マーニー関連しか出てきませんでした
お礼
プーさんの中でも「しめっ地」という表現が使われていたんですね~ 回答ありがとうございました。