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シェールオイルの採掘コスト低下について
最近WTI原油の価格が下落して久しいですが、これは産油国がシェールオイルつぶしを狙ったものだとうわさされています。それ以外にもロシアに打撃を与えるのでいろいろ都合のいい国があります。 それはそうと原油価格が下がってもシェールオイルは意外としぶとく生き残っているといわれ、その理由はシェールオイルの採掘コスト低下にあるといわれています。このあたりの中身はどういうことなのでしょうか? 1.まず技術革新で採掘コストが下がっているといわれています。最新の技術では採掘コストはどのくらいになるのでしょうか? 2.シェールオイルはすぐに枯渇するので新しい油井をどんどん掘っていくスタイルです。ということは既存の油井はすぐに枯れてなくなります。つまり採掘コストの低下は単にコストの高い油性を新規に掘るのをやめて平均コストが下がっただけで、おなじ油性を掘るコストは従前と同じだったりしないのでしょうか? 3.そもそももしも2.のとおりでコストの高い油井が減っているのならシェールオイルの産出量は減っていないのでしょうか?
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- f272
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(1) 会社によってだいぶ違います。バレルあたり70ドルはかかると言うところもあれば、30ドルでも大丈夫と言うところもある。そもそも採掘コストってそんなに明確に出せるものではありません。 (2) 「コストの高い油性」って何ですか?同じ時期に同じ地域で同じような井戸を掘るのであればかかる費用は大体同じです。 それに「コストの高い油性を新規に掘るのをやめて平均コストが下がった」ってどういうことですか?(1)では井戸の掘削費用が下がったと言ってるのに、(2)では油井のコストが上昇しているように言ってますね。実際には掘削コストは少しずつ下がっていきます。だから平均的にはコストは減るのです。 (3) 産出量は少し減りましたね。それは掘削する井戸数が減ったからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。(2)は例えば30ドルで掘れる油井もあれば70ドルかかる油井もあります。つまり油井によって採掘コストにはかなりばらつきがあるという事です。両方掘れば平均コストは50ドルになりますが、70ドルのほうをやめてしまえば平均コストは30ドルに下がります。1バレル100ドルが続けば両方掘るでしょうが、下がってくるとちょっと考えるでしょう。 つまり30ドルで掘れる油井は30ドルのままであってもコスト高の油井だけ掘るのをやめてしまえば平均コストは下がります。シェールのコスト低下はそういう事で起こっているのではないか? という質問です。