一般的に言えば、銀行などのほとんどの金融機関での住宅ローンの審査はその金融機関内で行っているものではなく、大抵がその地域を担当する委託の審査機関が調査を行います。
住宅ローンの申請をした人が務める会社はもちろん、その人の所有する不動産や預貯金や世帯の年収といった究極の個人情報を元に融資可能かどうかの審査をします。
当然その人の過去の借金の返済状況や昨今の健康状況をも元に合否判定されます。
外部委託機関ですので案外情け容赦なく審査される事がほとんどで、主に取引してる銀行だからといってもその意向はほとんど反映されません。
つまりお住まいの地域にある例えばA銀行に住宅ローンの融資を受けるための手続きをしたが結果は否だとすると、同じ地域にあるB銀行もC銀行もD銀行も住宅ローン審査は同じ外部委託機関だという事であれば、以後はどこに住宅ローン申請しようが結果は同じという事になります。
それとは別に国の委託機関がフラット35等を推進し、各種金融機関を窓口にして取り扱っています。
フラット35等の場合は金融機関の住宅ローン審査とは違い独自の審査機関を持つので、金融機関の住宅ローン審査に落ちても通る場合がほとんどです。
お住まいの地域の銀行などがダメでフラット35もダメなら住宅ローンは不可能だと思って下さい。