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東大生or京大生の方(卒業生含む)に質問です。
東大生or京大生の方(卒業生含む)に質問です。 東大・京大のような超難関大学に入学できる方は、一般に、かなり頭が良いと思われていますが、そのような東大生・京大生でも、例えば、同じ大学の同級生や先輩のなかで、「この人はかなり頭が良いな!すごい!」「この人には敵わない!」と思われたことがあるかと思います。 そのような、東大生・京大生から見ても「頭が良すぎる」「凄い」「敵わない」など思われた同級生・先輩後輩について、具体的にどう頭が良いのかorなぜ敵わないと思ったのか、教えてください。
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- snaporaz
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かつては東大模試上位者は氏名と高校名が返却資料に掲載されていたので、超上位は入学前から有名人でした。 東大模試で理系五位前後、理一志望ではトップだった彼と理一で同じクラスになりましたが、彼は凄かった。まさに息をするように勉強していた。みんなの教科書がまっさら(入学してすぐなんて皆あまり勉強しません)の試験で、彼のだけはどれも恐ろしく使い込まれていました。受験勉強など彼には易しすぎて、とうの昔に卒業し、先へ進んでいたのです。 「やらなくてもソコソコできる」はずの東大生の中で、どこからそのパワーが来るのか、ひたすらモリモリやる。彼の人並み外れた知識欲と吸収力、何より勉強が楽しすぎてしようがない、そしてそれを隠そうともしない姿勢に、地方公立出の私は驚嘆したものです。そういう人が東大にはきっと居るのだろうと期待して入ってきて、実際にいたので嬉しかったことを覚えています。決してガリ勉くんではない、飾らない男でした。 彼は40歳を待たずして東大教授になっています。
補足。 >1割は医師に診せればちゃんと病名がつく 当時は(一般人には)知られていませんでしたが,いまいうアスペルガー症候群,自閉症,発達障害がふくまれるかもしれません。そういう狂気の闇を背負いつつ,社会の第一線で生きているやつもいます。
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- hue2011
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アタマがいいとかそういう話ではないレベルの巨人は幾人もいます。 故人で恐縮ですけど、犬井鉄郎先生という人は、ほとんど物理数学に取りつかれた妖怪だと思いました。 いま、教授やなんかをしているひとたちと話しても、あああの先生は、と知ってる人は全員畏怖しますね。 ノーベル賞もらったりする派手な研究をしているひとたちは、割合名前が知られていますけど、この先生はある分野の人でないともう名前も忘れられかけているのではと思います。 ものすごいんですよ。 何がものすごいか説明するのが面倒くさいほどものすごい。 講義をしていますね。というか、ゼミだと思ってもらったらいい。 論理だてて話してくれているのですね。 ただ黒板に書いている文字が、筆文字というか特殊なものなので、意識があって理解していなければ読むことも困難です。 そして、話しながら、「あ」と言って何かを発想するんです。そしてこうすればこうだ、こうじゃないか、と頭脳の中で展開することを一応しゃべってくれる。 その思考を黒板に書いていき出します。 違う、それはこうだ、と自分でツッコミをいれながら思考はどこにいくものかだんだん学生はわからなくなっていきます。 論文を書いているのを実況中継するようなものです。 さらに困るのは、休憩時間がないのです。90分を1単位なんていう感覚が最初からない。 朝9時ごろから始めて、1分の休みもなく昼になり、昼休みなんていわないで続行し、3時4時になってくると、聞いているほうが相当疲労していても先生は全然そんな様子がない。 女性なんかがどたっと倒れてしまったこともありました。虚血性思考停止。 ときどき結論的なところにくると、ああ、そういうことだ、と満足したため息をいれる。 数学の妖怪だと思いました。 その先生よりはだいぶ新しいけど、木原太郎先生も怖かった。 こちらは、及びもつかない天才として尊敬するのではなく、研究者としての生き方のほうでまぶしい。 あ、いっておきますが、学部ではなく大学院での話です。 この先生は、自分の著書の「化学物理」だとか「分子間力」だとかの岩波全書をテキストにしましたけど、こんな本誰でも読めて理解できるとまず愚かな若者は考える。 さらさら一章読んで、なるほどなるほどその通り、と思ってゼミに出席すると、攻撃が始まる。 ある1行から次の1行になる展開はどういう理屈からくるのか、というようなことを質問されるのです。 こちらは筋書を読んでああ、こうなってこうだ、としか思っていないで理解していたつもりなのに、全く何も答えれらない。 バカですよね。 どうしてわかったという気になったのか。 何種類か、別々の観点で考えた思考の数式をたてて、こういう論理ではその記述に整合する、こう言うやり方でも同じ結果になる、この手法だとこういう・・・ というように考えて次々に説明するとします。 そうすると、あるやり方で考えた場合に、自分勝手な前提を付け加えていたり、期待される結果以外の考慮を無視していることに気が付くのです。 それに気がつき「ああ」「あ!」と叫ぶことを目的として先生はそういう教え方をしたのです。 そういうことに気がまわっていなければ、理解したことにはならないぞ、ということを体で実感させたのです。 この先生は普段は温厚で声を荒げない小柄な人で、学士会館でごはんをごちそうしてもらったりもしました。 学生食堂しか考えられない生活だと、学士会館、だけで目がくらんだものです。 先生曰く「常にかんがえていろ」でした。答えがみつからなくてもとにかく考え続けよ。 遊んでいるときでも休んでいるときでも考えろ。 考えるのに疲れてきたときに、答えがふっと現れる。いつ来るかはわからないけど、必ず現れる。 こういう先生たちは、かなうとかかなわないというレベルで語ることはできません。 ま、質問者様は大学で頭がいい悪いという観点でお話されていますから、それきりになりますけど、実際には学者とかではない人にも、わ、この人はものすごいという人はいろいろおられます。 私思うんですけど、拾ってきた石がダイヤなのか金を含んだ石なのか、カルシウムのかたまりなのか、判断つく人とつかない人がいるでしょう。 仮に判断できるとして、物質としての価格で考えるなら、ダイヤが一番高いでしょうから、それが価値がありますね。 だけど、カルシウムのかたまりが古代化石なのであれば、歴史財産としてとてつもない価値があるという見方がありますね。 所詮タダの石ころじゃないかとおもうならそういう見方もあるでしょう。 サヌカイトなんていう不思議な石がありますけど、これを自然の驚異だ奇跡だとおもう見方もあれば、所詮石だと見る見方もあるのです。 アタマがいい悪いというのを、成熟度比較にすぎない知能指数で判断したり論文の数で判断したり、受けた賞で判断したりするのはおかしいと思いませんか。 上にのべた2例で私がいいたかったのは、その生き方、考え方とそれを伝達しようという熱意に恐れ入ったのであり、私90点あの人が100点というような比較をしたつもりはありません。 私には犬井鉄郎先生本人になることもできないし木原太郎先生自体になることも不可能です。努力したって無理です。 結局私が得たものは、特殊函数に関する幅広い知識でもなければ、気体状態の分子同士がどうかかわってくるかというような知識でもありません。 彼らが存在しているんだ(存在したんだ)ということを知ったということです。 そして、人をつぎつぎにみていると、あ、この人は偉大なんだということが判断できる目が備わってきたのです。 ダイヤの原石か、恐竜の化石かがわかるようになってきたということです。 若い人たちだと、計算がものすごく早くできたり、数式の展開や仮説の建て方が非常に巧みな人はいます。 計算能力でもし比較するなら私は負けます。 でも、かなわない、とかは思いません。すごいとも思わないですね。器用だとはみますけど。 今の時代に犬井鉄郎先生はいませんから、彼らがあの魔術空間に立ち会えなかったのだからかわいそうだな、と見るぐらいです。
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>一般に、かなり頭が良いと思われています あてにできる指標ではありませんが,いわゆるIQ(知能指数)で130以上はあるんじゃないかと思います。基本となる知力は高いはずです。ぼくは子供のころの学校の集団測定で150だったそうですが,ずっと後年に担任から「はじめは特殊学級に入れるべきかと悩んだけど(そういう子を認定するための集団測定なのです),べつの意味で特殊な子供だとわかったので安心したよ」と教えられました。 「頭が良い」という量的にではなく,質的に変調したやつもおおい。おおむかしのはなしですが,「3割はどこかおかしい。1割は医師に診せればちゃんと病名がつく」といわれていました。最近はここへのご登場がありませんが,ぼくよりも10年ほど大先輩のころは,じじつ,新入生を精神科医が面談診断していたそうです。東大執行部じたいが認めて(苦慮して?)いたらしい 笑。 >「頭が良すぎる」「凄い」「敵わない」など思われた同級生・先輩後輩 ノートをとらなくても講義を聴くはなからすべて理解でき,かつ,教員と議論をはじめるやつ。もともと変調ぎみのクラスじゅうが唖然とします。高校の同窓生にきくと,子供のころから神童といわれたそうですが(理科三類にも軽々と合格したんだろう),むしろ異能者あるいは別種の生物ですね。遺伝子が1対おおいとしか思えない。
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- kia1and2
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入学早々で、政府各省からのツバつけで、授業料免除、生活費支援金、頻繁な海外視察。研修、国費留学を受けておられる数人の学生。誰もが、「適わない」と認めています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。
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