- ベストアンサー
英語の童謡について
- 英語の童謡には、日本でもおなじみの曲がたくさんあります。
- すべての曲が元々英語の歌だったわけではありませんが、中には日本から生まれた曲もあります。
- 以下にいくつかの日本から生じた曲を紹介します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
出典元はこちらのCDのようですね。http://www.billboard-japan.com/goods/detail/186296 以下、このCDの内容に従って回答します。 >全部、元は英語の歌だったのでしょうか? いいえ。大半は英語圏(イギリスまたはアメリカ合衆国)の歌ですが、ドイツやフランスなど他国の歌もあります。 1. ABCのうた / 6. キラキラ星 / 34. バー、バー、ブラックシープ これらは17世紀に流行ったフランスの俗謡のメロディーに基づいています。W.A.モーツァルトがこの歌を編曲して「キラキラ星変奏曲」を書いたのは有名ですね。 https://en.wikipedia.org/wiki/Alphabet_song#The_A.B.C._.28Verse_1.29 3. セブン・ステップス もともとドイツのわらべ歌で「Bruderchen komm tanz mit mir」という曲に、関係のない英語詞を当てはめたものです。 https://www.youtube.com/watch?v=yboe9QZt3LI 7. しあわせなら手をたたこう もともとはスペインの民謡です。古くは讃美歌として歌われましたが、現代は英語圏と同様に体遊びの歌になっています。 https://www.youtube.com/watch?v=K6HMEmQ4Eg0 9. ぶんぶんぶん オリジナルがドイツやチェコの民謡だというのはすでに常識だと思っていたのですが。むしろ英語の歌詞が付いていることが意外でした。 https://www.youtube.com/watch?v=KeRM98Bp8Io 11. アー・ユー・スリーピング? 言うまでもなくフランスの古謡です。フランスに限らずヨーロッパで広く知られています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF 13. ザ・ファーマー・イン・ザ・デル / 27. サリー・ゴー・ラウンド・ザ・サン こちらももともとはドイツの民謡といわれています。両者のメロディーが似ていることから、同じ曲に由来していることは察しが付くでしょう。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Farmer_in_the_Dell 32. むすんでひらいて フランスの思想家ジャン=ジャック・ルソーが執筆したオペレッタの曲のうちのひとつと言われています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%80%E3%81%99%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%A6 >この中で、日本から生じた曲ってありますか? 26の「ホワッツ・ユア・ネーム」が、赤坂東児さんの作曲であり、「英語であそぼ」の番組用に作られた曲なので日本の歌だと言えます。(歌詞はアダム・フルフォードさんです) 上記以外の歌はすべて英語圏(イギリスないしアメリカ合衆国)の民謡またはポップスです。 これらの歌のうちには作者(作詞者ないし作曲者)が明確であるものがいくつかあります。すべて著作権が存続している楽曲です(上記の26.も含めます)。 12:ジョン・レノン、ポール・マッカートニー 14:ミルドレッド・ヒル、パティー・ヒル 20:オスカー・ハマースタインII世作詞、リチャード・ロジャース作曲 22:ジョー・ラポソ 23:ペギー・リー、ソニー・バーク 24:ネッド・ワシントン作詞、リー・ハーライン作曲 29:オスカー・ハマースタインII世作詞、リチャード・ロジャース作曲 30:ロバート・シャーマン、リチャード・シャーマン 36:ジョン・レノン、ポール・マッカートニー 作者を調べさえすればどの国のものかも容易に分かるのにその程度の努力をしない(どうせ作者がいる事実すら受け入れられないのでしょう、Maryland333さんに限ったことではなくほとんどの人がそうです)のは、失礼ながらモラルが低いと言わざるを得ません。
お礼
大変お詳しいのですね。大変ありがたく読ませていただきました。 フランス等、英語圏以外もあるとは、単純ながら予想もしておりませんでした。 大変なお手数をおかけしました。ありがとうございました。 最後の件ですが、このようなQ&Aサイトの利用法としまして、 手軽に、知識ある方からご回答を頂ける、と言うのも一つの利用法だと私は考えております。 時間を待って調べる手間を省くか、自分で調べて時間をかけないかの差だと思います。 自分で調べてもうまくいかない複雑なものもあるし、調べ方が今回のように思いつかない場合もあります。 頭脳の差もあるでしょう。 こんなに情報を頂いたのに最後の言葉で、がっかりしたのが正直の印象ですが、 ご回答の価値は、偏見なく高く評価させていただきました。